相手に多くを与えすぎた

Kloppのコメント。
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─　試合について

率直に言って、タフな試合になったことについて全く驚いてはいません。あなた方は恐らく私がEnglandに来て以来の試合を全てを見てくれていると思いますが、正直に言ってCrystal Palaceはいつも変わりませんね！
ここがタフな場所であることは分かっています。雰囲気は良いですし、相手は諦めることをしません。Crystal Palaceは勝負を続ける上でさほど多くのものを必要とはしていませんでしたね。
今日の我々は彼らに対してあまりに多くのものを与え過ぎてしまいました。これは我々がしっかりとコンパクトな陣形にしていなかったからであり、我々は間違ったエリアでチャレンジをしてしまっていました。そのチャレンジとは我々が彼らをブロックすることですが、常にセットプレーやコーナーやそういう類のものになってしまっていましたね。それは彼らの方の力となりましたよ。
スタートは良かったですし、その後も常に良い時間帯がありました。本当に良いプレーをしていましたし、キレの良いパスも出せていましたね。
以前から我々は相手が本当に良いプレーが出来ることは分かっていました。彼らは何度もダイレクトプレーを仕掛けて来ましたし、本当に上手かったです。セットプレーからも良いプレーをして来ましたね。

vs Crystal Palace

代表戦明けの初戦。直近に戦ったCityとは全く違うスタイル。タレントが揃ったチーム。
今回のCrystal Palaceとの試合が非常に厳しいことは戦前から分かっていましたが、あわや今シーズン初黒星まであり得る試合になってしまいましたね。

今日の先発ですが、City戦からの変更は1箇所。
Salahに代わってAlexが出場しました。Salahはベンチにこそ入りはしたものの、結果的に今回は完全に出場が見送られました。
ただ痛めていた足首の怪我は回復し、恐らくミッドウィークのNapoli戦には出場出来るとのことですので一安心ですね。

試合は正直なところ、よくこの出来で勝てたなと感じました。
今回はとにかく選手それぞれのパフォーマンスが低調で、攻守両面共に締まりがありませんでした。
代表戦もあって疲労が蓄積しているのかも知れませんが、選手たちは動けていませんでしたし、いつものようなスピード感に乏しく、パスを繋いでもLiverpoolらしいリズムは生まれませんでしたね。

最大限のハードワークによって得られた3ゴール

Kloppのコメント。
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─　試合に対する評価について

良い試合だったんじゃないでしょうか？Manchester Cityに勝ちたければ…これは世界中のどのチームにとっても本当に困難なことです。彼らのようなやり方は誰にも出来ませんよ。彼らは自分たちのプレーをする中では間違いなく最高ですからね。彼らのやり方でやることは理に適っていませんよ。だから自分たちは自分たちのやり方を押し通そうとしなければならないのです。
序盤は我々だけが要因となっている訳ではありませんでしたが、荒々しい展開になりましたね。プレッシングの応酬になり、裏を目掛けてボールをクリアするようなことはほとんどありませんでした。全員がもっと上手くプレーしようとしていましたが、常に相手チームのプレッシャーに晒されているようでしたね。ですがスタートから始まった激しさは両チームにとって非常に重要だと思えました。両チームともしっかりと変化する準備をして、それを実行しましたね。

我々は2つの素晴らしいゴールを決めましたが、すぐにCityのやり方に苦しめられることになりました。ですが彼らがゴールを決めた75分辺りまで我々はどうにか試合をコントロール出来ていましたね。ただその後は急に疲れが出てしまって、そこからは我々のペナルティエリアのファーポスト側に何度ボールが抜けて行ったか分からないほどでした。これはあまり良い気分ではありませんでした。常にそこにブルーの選手がいるに違いないと考えることになるのですが、おかげさまで誰もいませんでしたね。ですがそれはまさにCityがいつもやっていることなのです。そういう場面ではもちろん僅かな運が必要になるのです。

vs Manchester City

今節は昨シーズンわずか1ポイント差でPremier Leagueのタイトルを持って行かれたCityと激突。
勝てば9ポイント差、負ければ3ポイント差となる重要なシックスポインターです。

今回の先発ですが、Genk戦からの変更は5箇所。
Gomez、Milner、Keita、Alex、Origiに代えて、Lovren、Robertson、Henderson、Firmino、Maneが出場しました。
この大一番のためにベストメンバーと言って良い布陣を敷いて来たLiverpoolですが、Hendersonに関してはGenk戦の前に体調を崩して寝込んでいたらしく、コンディション面が心配です。

試合は立ち上がりから互いに一歩も譲らない激しい展開となりましたね。
攻守の切り替えが異様に早く、攻めているかと思えばいつの間にか守っている、そのまた逆も然りという具合で互いに自分たちの強みをぶつけ合っているように見えました。

決められる場面で決めなければ

Kloppのコメント。
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─　グループ首位に立ったことと、チームのパフォーマンスについて

一番大事なことは我々が勝ったことと誰も怪我をしなかったことです。決めるべきところ、決められるところで決めなかったからこういう結果になりましたが、それが試合をエキサイティングなものにし続けてしまいましたし、Genkに活力を残してしまいました。
前半のうちにもっと点が取れていたかも知れません。少しやりにくい部分があるのは確かでした。前線の3人はあのポジションや今回のようなフォーメーションで一緒にプレーしたことがありませんでしたからね。ですが我々は左右のサイドの選択肢をもたらすために、Oxを相手の2ライン間に置いて反転させたり、走らせたり、最終ラインに立ち向かわせたかったのです。これは何度かかなり上手く行っていましたね。もっと得点出来た可能性はありましたし、そうすれば試合は完全に変わっていたかも知れません。ですがその後相手がゴールを決めてしまいました。あれは良いゴールでしたね。もちろん我々はもっと上手く守れたとは思いますが、それでもあのゴールは良かったですよ。そのまま前半は終わり、新たにスタートを切らなければならなくなりましたね。