決められる場面で決めなければ

Kloppのコメント。
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─　グループ首位に立ったことと、チームのパフォーマンスについて

一番大事なことは我々が勝ったことと誰も怪我をしなかったことです。決めるべきところ、決められるところで決めなかったからこういう結果になりましたが、それが試合をエキサイティングなものにし続けてしまいましたし、Genkに活力を残してしまいました。
前半のうちにもっと点が取れていたかも知れません。少しやりにくい部分があるのは確かでした。前線の3人はあのポジションや今回のようなフォーメーションで一緒にプレーしたことがありませんでしたからね。ですが我々は左右のサイドの選択肢をもたらすために、Oxを相手の2ライン間に置いて反転させたり、走らせたり、最終ラインに立ち向かわせたかったのです。これは何度かかなり上手く行っていましたね。もっと得点出来た可能性はありましたし、そうすれば試合は完全に変わっていたかも知れません。ですがその後相手がゴールを決めてしまいました。あれは良いゴールでしたね。もちろん我々はもっと上手く守れたとは思いますが、それでもあのゴールは良かったですよ。そのまま前半は終わり、新たにスタートを切らなければならなくなりましたね。

我々は再びゴールを決めましたが、あれは本当に良いゴールでした。ですが他の場面では決められませんでしたね。それが相手の活力を残してしまいました。
決められる場面で決めなければ、試合は長引いてしまい、勢いは相手チームの方に行ってしまうものです。
Aliがセーブしなからばならない場面が1度あったと思いますが、我々は最終ラインを全く上げられないことが1、2度ありました。これで相手はボックス内にパスを入れることを可能にしましたが、そこでは何も起きませんでしたね。今回はそういう試合でした。新聞の見出しは「作業完了」になりますよ。ですがこのグループリーグはまだ決まっていません。タフなグループになることは最初から分かっていましたよ。確かに今は首位に立っていますが、最終戦が終わった後にそうなっていたいだけですね。これからタフな2試合を戦わなければなりません。重要な2試合になりますよ。
どちらの試合でも勝てば首位通過が決まりますが、そう口にするのは実際よりも簡単に聞こえるでしょう。実際には両試合ともやりにくい試合になりますからね。

─　12月はCarabao CupとClub World Cupの試合が連日行われることになるが、人員の調整はどのようにするか

まだ確かなことは分かりません。どうするか考えはありますが、まだ話すのは早過ぎますね。我々は決断しなければなりませんでしたし、実際にそうしました。他の全ての選択肢は解決策よりも問題がありましたからね。そしてそれは上手く行かなかったので、我々は「OK、我々にとって出来る限りのことをやろう」と言ったのです。残りの全てをね。ですがそれを考える時間はまだ少しあります。それよりも今はやるべき大事なことがありますよ。今日試合をして、そして次の試合に向けて集中することです。ですがこれからの数週間で、我々はこれからそれが具体的にどうなって行くかによって決断をしなければなりません。ですが最終的にはLiverpoolはプレーすることになります。100％ね。

─　双方のコンペティションで試合をすることについて

我々がFIFAと本気でトラブルを起こしたいと考えいるか？私には分かりません。EFLと本気でトラブルを起こしたいと考えいるか？おそらくは違うでしょう。我々は各コンペティションを尊重していますよ。Carabao Cupについては我々は常にプレーを望んでいないように思われていますが、それは正しくありません。100％率直に言って、私がCarabao Cupを好きになれないのは準決勝が2試合制になるところです。そこが私には理解出来ません。その時期は最も忙しい時期です。「OK、準決勝は2試合やろうか？」と思うことが理解出来ませんし、好きになれませんね。
その他は素晴らしいコンペティションですよ。我々はシーズン前半はFA Cupがありませんから、その場が来たらプレーすることになります。これは全く問題はありませんよ。Club World CupはChampions Leagueを優勝すれば出場することになりますし、生きているうちに500万回も出場するようなコンペティションではありませんから、求められればその機会は受け取りますよ。1年の中で最高のタイミングか？それは違います。我々はとにかく忙しいのか？それはそうですよ。それでもその場になれば、我々は自分たちの手にある試合を全て戦おうとするでしょうね。

今回は誰からもアイデアが出ない状況になりました。こうなる前に今回のような件についてもっと真剣に考えるべきだと私は思いますね。これは我々がCarabao Cupに抱える問題だけのことではありませんからね。
もしFA Cupで再試合になり…正直なところこれは好きではないのですが、そしてCarabao Cupでは決勝に駒を進めたら…。3、4年前West Hamと対戦した時のことですが、我々がFA Cupを勝ち進まないで欲しいと誰もがテレビの前で願ったと思います。そうでなければ我々は3試合と準決勝の2戦目をプレーしなければならなくなっていましたからね。こういう状況で上手くやれる訳がありませんし、誰か負けてくれたら全て問題ないんだと望むことになります。恐らくはそれがチームが負ける時の理由になるのでしょう。その状況で上手く立ち回る方法を知っている者は誰もいないことを彼らは分かっていますからね。
今回はArsenalとの試合で我々はそれを無視しようとしましたが、選手たちはただフットボールをすることを望み、それで我々は次のラウンドに進むことになりました。ですが試合前から厳しくなることは明確になっていましたよ。

コンペティションを辞退することは望んでいません。私はドイツ出身ですが、だからと言ってイングランドのコンペティションを辞退すべきではないでしょう。ですが問題については可能な限り話をすべきであり、それが私がして来たことです。ある人はそういうことを好ましく思わないかも知れませんが、私は帰るつもりはありません。問題があることは明白なのですからね。
毎年同じことを我々は繰り返しているように見えます。ある人はそれを滑稽だと思い、「おい、見ろよ…あいつらは3日間で5試合もやらされるぞ。上手くやれるか見ようぜ！」と思うでしょう。こんなことが続けられる訳がありませんよ。だから私は検討の場を望んだのです。解決策を見つけなければなりませんし、これまでのところ提示された解決策は、彼らがもっと別の問題と捉えているように私には思えますからね。それは解決策ではありませんよ。

─　新たな負傷者は出ているか。そして病気で出場を見送ったJordan Hendersonの状態はどうか。

新たな負傷者はいません。Jordanは一日中ベッドで寝ていました。回復してくれていることを願いますが、その後彼とは話をしていませんね。

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Genk戦は正直なところチームと個人の差があったと思いますが、主力メンバーを温存しながらも高いボールポゼッション率を維持し、27本のシュートを浴びせたところは評価出来るところだと思います。決めるべきところでもうあと1点でも取れていれば、全く違う印象を持つことが出来た試合だったでしょうね。

それでも勝って首位に浮上出来たことは素晴らしいですし、週末のCity戦に向けて主力を温存出来たことも大きいと思います。
明日の大一番、Liverpoolの強さを見せつけてもらいたいですね。