[1990]  [1989]  [1988]  [1987]  [1986]  [1985]  [1984]  [1983]  [1982]  [1981]  [1980
Camp Nouで致命的な3-0のスコアを付けられたChampions League準決勝の第2戦。
内容を見る限り、Barcelonaとの間にこれほどの差が付くとは思えなかった(それ故に落胆も大きかった)試合だけにAnfieldに戻れば良い勝負が出来るのではないかと期待をしていました。
さすがに一度付いてしまった差を簡単に埋められるとまでは思っていませんでしたが…。


今日の先発ですが、Newcastle戦からの変更は4箇所。
Lovren、Wijnaldum、Salah、Sturridgeに代えて、Matip、Milner、Shaqiri、Origiが起用されました。
Firmino、Salahにの2人は負傷によりベンチ外。主力アタッカー2人の代わりにベンチに置かれたのはBrewsterとWoodburnの19歳コンビ。正直に言ってCL準決勝の舞台に相応しいスカッドとは言えませんでしたが、チームは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたね。


この試合を「奇跡」と言って良いのか、それとも他の言葉で表現した方が良いのか。
確かにファーストレグの3-0という絶望的な結果を大逆転したのですから「奇跡」と言えるのかも知れません。ですが試合を振り返ると、この信じられない結果は「奇跡」によって得られたものではなく、「力」で掴み取ったものだと思えました。



ピッチに立った選手、ベンチメンバー、スタッフ、そしてスタンドの観客。
スタジアム全体が1つになって必死にボールを追い求め、ゴールを目指していたように感じました。この一体感は本当に素晴らしかったですね。
ここまで気持ちを乗せることの出来るクラブ、心振るわせてくれるクラブが他にあるのでしょうか。初めて好きになったクラブがLiverpoolだったことは本当に幸運なことです。


それにしても選手たちは試合を通して本当に良くやってくれましたね。
ただ大量得点をすれば良いだけでなく失点しないことにも重点を置かなければならなかった試合でしたが、選手たちはこの相反する2つのタスクを完璧にやり遂げてくれました。

キックオフ直後から始まったLiverpoolの激しいプレッシングにはさすがのBarcelonaも手を焼き、普段の彼らからはあまりお目にかかれないであろうパスミスが何度かありましたね。
開始7分の先制点はまさにそこに付け込んだ形から生まれました。

またこの2つのタスクを達成するために、攻守の切り替えの部分は相当意識していたのが分かりましたね。ボールをロストしたら間髪入れずにディフェンスに切り替えることが徹底されていましたし、ロストした選手もプレスバックをしっかりやっていました。90分を通してBarcelonaにペースを握られた時間帯は無かったのではないでしょうか。

そして対人においてもいつも以上に厳しく行っていたように見えました。
どの選手も容赦なくボールホルダーに当たりに行っていましたし、「絶対に当たり負けはしない」という気迫を感じることが出来ました。
特にFabinhoのあの鬼気迫る形相は今まで見たことがありませんでしたね(苦笑)
またAlissonの集中力も素晴らしかったです。何度か作られた決定機も全てストップし、この大逆転に貢献してくれました。

1つでも失点してしまえば絶望に近い状況に追い込まれる試合でしたが、選手たちは最後まで息切れすることなく激しいディフェンスをし続けてくれましたね。


この日のLiverpoolは腰の引けたようなところが全くなく、本当に勇敢に戦ってくれました。
オフェンスにおいても積極的に前に出て行こうとする姿勢が見られましたし、前線の選手だけでなく両SBや中盤の3人も攻撃に関与してくれましたね。
それが先制点やWijnaldumの2点目に繋がりましたし、その後の大逆転劇を誘引しました。

そして3点目以降はBarcelonaディフェンスがどこか気の抜けたような対応になってしまいましたね。
1点差まで迫られたところで心が折れかけていたのか、3点目のWijnaldumのヘディングシュートの場面では足が止まってしまっていましたし、4点目に至っては完全に集中力が切れてしまっていました。
あの瞬間を見逃さなかったTrentの好判断、そして本人も驚いたであろう急なパスにきっちり合わせたOrigiは見事でしたが、その前段階で経験豊富なはずのBarcelonaを精神的に追い詰めることが出来たことが良かったのだと思います。


SalahとFirminoが不在な上、日程的にもタイト。その上3点のビハインドを負っていたわけですからね。
相手の方が完全に優位な状況にも関わらずそれを跳ね返すことが出来たのは、やはりメンタルによるところが大きかったのでしょう。
諦めることなく可能性を信じ全力を出し尽くしたチーム、そしてそれを支え続けたサポーターたちには最大級の賛辞が贈られるべきですね。

そしてだからこそ思うのです。この試合は「奇跡」ではなく「力」で勝ったのだと。


2年連続で挑むヨーロッパチャンピオンの舞台。
相手はTottenhamに決まりました。
勝手知ったる間柄でた違う決勝がどんな試合になるのかは分かりませんが、今日のような試合が出来れば負けるはずがありません。

昨年の雪辱を果たしてヨーロッパの頂点に立つ。
最高のフィナーレになることを信じています。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 4 - 0 Barcelona
7 May 2019 , 20:00 , Champions League Semi Final(2)
------------------------------------------------------
Alisson                  Marc-Andre ter Stegen
Trent Alexander-Arnold   Serigi Roberto
Joel Matip               Gerard Pique
Virgil van Dijk          Clement Lenglet
Andrew Robertson         Jordi Alba
Fabinho                  Ivan Rakitic
James Milner             Sergio Busquets
Jordan Henderson         Arturo Vidal
Xherdan Shaqiri          Lionel Messi
Sadio Mane               Luis Suarez
Divock Origi             Philippe Coutinho
------------------------------------------------------
SUBS:
Georginio Wijnaldum      Nelson Semedo
Dejan Lovren             Artur
Joseph Gomez             Jasper Cillessen
Daniel Sturridge         Malcom
Simon Mignolet           Samuel Umtiti
Rhian Brewster           Thomas Vermaelen
Ben Woodburn             Carles Alena
------------------------------------------------------
GOALS:
Origi(7)
Wijnaldum(54)
Wijnaldum(56)
Origi(79)
------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Wijnaldum(Robertson 46)  Semedo(Coutinho 60)
Gomez(Origi 85)          Arthur(Vidal 75)
Sturridge(Shaqiri 90)    Malcom(Rakitic 80)
------------------------------------------------------
REFEREE:
Cuneyt Cakir
------------------------------------------------------
BOOKED:
Fabinho(11)              Busquets(45+1)
Matip(66)                Rakitic(53)
                         Semedo(75)
------------------------------------------------------
SENTOFF:
------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
------------------------------------------------------
MANAGERS:
Jurgen Klopp             Ernesto Valverde
COMMENT
お名前
コメント
パスワード(コメントを後で編集する場合に必須です)
無題
何という試合でしょう。。。

最初から少し諦めていた自分が情けない。

Rushさんの言う通り、デュエルでも切り換えでも勝っていましたし、観客の応援はおろかベンチ外のサラーでさえ粋なTシャツを着てましたし、ひたすら勝ちを目指したからこそ起こったものだと思います。
全員が活躍していて、全員がヒーローだった試合でした。
その中でも、ワイナルドゥムの二得点には驚きでした、何でお前がそこにいるんだ、と。

コップスタンドの前に選手達が並んだときのアンセムはセコいです。泣いちゃいます。

ここまで来たら絶対に優勝したい。優勝したい。優勝したい。
決勝は全力で応援します。

感情が少々乱れてしまってすみません。
ボーヤ さん 2019/05/10(Fri)21:54:33 Edit
ボーヤさん
コメントありがとうございます。

本当に感動的な試合で、僕は最近涙もろいのかRobertsonがMessiの頭を小突いた時点で少しウルっと来ていました(苦笑)
「あぁ、あの真面目そうな(勝手なイメージ)RobertsonがMessiにあんなことするくらい必死なんだな」と…。

こんな試合、一生のうちにそう見ることの出来るものではありませんね。

誰一人として気を抜く選手はいませんでしたし、勝利が確定するまで走り抜いてくれました。
この試合に懸けたチームの気持ちが物凄く伝わって来ましたし、観客やSalahのTシャツ(買いたい!)も含め、全てにおいて上手く噛み合った結果だと思います。

決勝は恐らくLiverpool優位の予想になるでしょうが、どんなことでも起こるのがCLの舞台であることを自ら証明した訳ですからね。
また今回のように気持ちのこもった試合を見せてもらいたいです。
[ from Rush : 2019/05/11 05:29 ]
Profile

HN: ian rush
性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
Ranking
応援のClickをお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ

人気ブログランキングへ
Liverpool Time
Recent Comment
[08/31 ボーヤ さん]
[08/23 小川大輔ブランコ さん]
[08/09 hatto8107 さん]
[06/29 ボーヤ さん]
[06/07 ボーヤ さん]
Twitter
Calendar
08 2019/09 10
S M T W T F S
1 2 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
16 18 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
Search