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身震いするほどの素晴らしいゴールに、寒気がするほどの情けないディフェンス…。両軍合わせて7度のゴールが生まれた乱打戦は終始Liverpoolがリードする展開でありながらも、正直なところ「これでよく勝てたな」と言う思いしか残っていません。



今回はJohnsonが1か月ぶりに戦列復帰。Cissokhoに代わって左サイドに入りましたが、攻撃参加のタイミングやスペースの突き方、そしてそこで見せるテクニックはやはりCissokho以上にチームにマッチしているように感じますネ。逆にディフェンスはCissokhoの方が堅い印象…。全てを兼ね備える選手なんてなかなかいないものですネ(苦笑)


試合の方ですが、今回はディフェンスが本当に酷かったですネ…と言うかここ2試合はあまり良い印象を与えられていません。
CBは今回もどうもフワフワと腰の定まらないような印象がありましたし、Mignoletが行くのか、CBが行くのかハッキリさせていないようなプレーも見られました。
AggerやJohnsonの復帰による難しさもあるのかも知れませんが、長く一緒にやっているメンバーですからスッと合わせてもらいたいところです。
そしてToureはどうしたことか、ここに来てプレーに対する迷いがあるように見えます。シーズン序盤から見せてくれていたプレーをしてくれるだけでいいんですけどネ。何とか自分を取り戻して欲しいです。


ただ今回のディフェンスの酷さの責任を最終ラインだけに押し付けることは出来ません。彼らの前でフィルター役を務めるべきGerrardは、ポジショニングの拙さからバイタルエリアに広大なスペースを空けてしまう場面が何度もありましたし、CoutinhoやHendersonのカバーもどこか焦点が合っておらず、相手にGerrardの脇のスペースをどんどん使われてしまいましたネ。

そしてここまでAnfieldに来る相手に容赦ないプレスを浴びせて来たLiverpoolでしたが、今回は上手く噛み合っていませんでしたネ。中途半端なプレスを掛けては相手にかわされてしまったことがチームバランスを削ぐこととなり、その後のディフェンスに影響を及ぼしたように感じました。


スタートからちょこまかと細かいミスを積み重ねて行くLiverpool。
Shelveyのミドル、Bonyの2ゴールはいずれもLiverpoolディフェンスが崩されて与えたものではありませんでした。

残り12戦と言うこの時期に、まさかこれほどのぎこちなさを見せつけられるとは…。


Gerrardがアンカー役を担うようになってから8試合。チームが日増しにこの新しいスタイルにフィットしているように見えていましたが、今回の姿を突き付けられてしまうとまだまだ道のりは長そうだと思えますネ。
今回の拙さが選手たちにとって良い薬となってくれれることを願うばかりです…。



一方のオフェンスですが、こちらは良かったと思います。
とは言え、今のチームの良さは「激しいプレスからのカウンター」にあると思えますので、それがなかなか実行出来なかったことを思えば手放しで喜んでもいられないのかも知れませんが(苦笑)


しかしながらチームの土台となるディフェンスがズタボロ(失礼)な中、よく4度もゴールを奪ってくれましたネ。
多少の問題があってもそれを帳消しにするだけのオフェンス力が今のLiverpoolにはあるようですし、これが現時点の地力なのだろうと思います。

中でも決勝点となったHendersonのゴールは、ゴール前まで走り切るという今シーズンの彼のプレーを象徴するかのようなゴールで非常に良かったと思います。
彼のようにサボらない選手が居てくれるからこそ、勝利を重ねることが出来るのだと感じますネ。


そして途中出場のAllenは今回の勝利の立役者。
時にはワンタッチでどんどんボールを繋ぎ、時にはしっかりキープして周囲の動きを待つなど、試合の局面に合わせたクレバーなプレーをしてくれましたネ。さすがRodgersの教え子です。

彼のおかげで中盤は落ち着きを取り戻しましたし、Liverpoolの最終ラインから最前線までを繋ぐ役割を果たしてくれたように思います。
ここのところ怪我などもあってコンスタントに出場出来ていませんが、こういう気の利いたプレーが出来る選手の存在は本当に大きいですネ。



内容はどうであれ、3ポイントを取れたことは大きいです。
Swanseaがこれまで何度も辛酸を舐めさせられて来た相手であることを思えば、3ポイント取れたことを喜ぶべきかも知れませんネ。


そして次はアウェイのSouthampton戦。
Pochettino体制になってからは2戦2敗と勝てていません。
とは言え、あの頃から比べればLiverpoolも成長していますので、そろそろ「順当」に勝利を収めてもらいたいところですネ。
Southamptonの前線からのプレスを如何にかわして得点機を作ることが出来るかがカギとなりそうで、これを上手くやるにはAllenを起用した方が良いように思います…今回のような試合を見る限りは(苦笑)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 4 - 3 Swansea City
23 Feb 2014 , 13:30 , Barclays Premier League(27)
------------------------------------------------------
Simon Mignolet                Michel Vorm
Jon Flanagan                  Angel Rangel
Martin Skrtel                 Chico
Daniel Agger                  Ashley Williams
Glen Johnson                  Neil Taylor
Steven Gerrard                Leon Britton
Jordan Henderson              Jonathan de Guzman
Luis Suarez                   Nathan Dyer
Philippe Coutinho             Jonjo Shelvey
Raheem Sterling               Wayne Routledge
Daniel Sturridge              Wilfried Bony
------------------------------------------------------
SUBS:
Brad Jones                    Jordi Amat
Kolo Toure                    Pablo Hernandez
Iago Aspas                    Dwight Tiendalli
Victor Moses                  Jose Canas
Aly Cissokho                  Gerhard Tremmel
Joe Allen                     David Ngog
Joao Teixeira                 Marvin Emnes
------------------------------------------------------
GOALS:
Sturridge(3)                  Shelvey(23)
Henderson(20)                 Bony(27)
Sturridge(36)                 Bony(47 PK)
Henderson(74)
------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Allen(Sterling 58)            Canas(Shelvey 46)
Toure(Agger 63)               Hernandez(de Guzman 73)
Moses(Sturridge 79)           Ngog(Dyer 78)
------------------------------------------------------
REFEREE:
Michael Jones
------------------------------------------------------
BOOKED:
Skrtel(26)
------------------------------------------------------
SENTOFF:
------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
------------------------------------------------------
MANAGERS:
Brendan Rodgers               Garry Monk
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COMMENT
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無題
2点先制しても安心出来ない守備はいただけないですね。
ヘンドの冷静ミドルにどうした?(笑)とニンマリしたのも束の間、元チームメイトに同じような形からスーパーゴールを決められたまでは許せたんですけどね。

こんな中でも勝ち点をしっかりと奪えていることが出来ていることが何よりも良いことですね。

今の守備は、あまり連動性がないハイプレスからボール奪取が基本になっていますが、ダイレクトプレーをされると途端に脆さを見せますから、連動したパスワークをされると崩壊するんですよね。 特にスウォンジーもサウサンプトンもこの辺上手ですから、苦戦しているんですよね。
ロジャースが本来やりたいことをそのままやられている感じですね。。。

アレンは技術力は高いですね! かなり効いていましたよね! 少しイニエスタを彷彿とさせるような感じでした。(褒めすぎ)

スパーズも負けて少し離れたし!これを維持してシーズン終えたいですね!
切腹フットボーラー さん 2014/02/27(Thu)07:57:05 Edit
切腹フットボーラーさん
コメントありがとうございます。


Sturridgeが先制しても、Hendersonが追加点を取ってもこの日は全く安心出来ませんでしたネ。

だからAllenには本当に助けられました。
当然Rodgersから指示を受けてはいたのでしょうが、攻守両面でホントにIniestaバリの素晴らしい活躍を見せてくれました。



プレスに関しては恐らく相手がSwanseaと言うこともあってRodgersが自重させたのだろうと思います。
それが逆に中途半端になってしまって今回の崩壊を招いたのかなと。前線の選手が相手ボールに対してどっち付かずな対応をしてしまったが故に後ろがスカスカになってしまったように思えてなりません。


でもこういう酷い内容でも勝ち切れるのは力がある証拠だとポジティブに捉えていますよ。
他の試合では上手く機能していることも多いですから。


そしてLiverpoolはもう下を見る必要はないのかなと思いますよ。
もちろん出場権が確定したワケではありませんが、今のチーム状況を見れば「両エース離脱」のような最悪のニュース以外でLiverpoolが失速することは無いように思えますし、そうなったら仕方が無いかなと…。

それよりもこれからはさらに上を目指してプッシュして行くだけでしょう。
Chelsea、Arsenal、Cityをまとめて差し切るのは奇跡に近い仕事だと思いますが、シーズン終盤に優勝争いを掻き回すくらいではあって欲しいなと思います。
[ from Rush : 2014/02/27 22:01 ]
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Liverpoolをさりげなく愛しています。
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