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今シーズンはこういう試合で悉くポイントを落として来ましたし、それはクラブとしてEuroやオリンピックによってオフシーズンの強化が進められない中でありながらもRodgers体制をスタートさせる選択をしたのだから仕方がないと納得(諦め?)さえしていました。
ですが苦しいシーズンを過ごす中でチームは一歩ずつ力を付けて来ていましたし、今後数年に渡ってChampions League出場権を争うライバルになるであろうTottenhamをこういう形で倒すことが出来たのは大きな自信になったのではないかと思います。
今日はSturridgeが故障明け。その代わりというわけではないでしょうがReinaが試合当日ふくらはぎを痛めて戦線離脱。セカンドキーパーのJonesが入りました。そして毎度毎度のSkrtelは今回もお許しを頂けず…。このまま彼のシーズンは終わってしまうのでしょうか?
絶好調のSpursは今日の試合を迎えるまで8戦連続無敗。Premier Leagueだけに絞って遡ると、実に12月16日のSwansea戦以降12戦連続無敗というハイパフォーマンス。
前節のArsenal戦などを見ていても点の取り方がLiverpoolディフェンスにそのまま通用しそうな気がしたので試合前から戦々恐々としていました(苦笑)
試合は序盤からLiverpoolの攻勢が続きました。高い位置からプレスを掛けてボールを奪い、ショートカウンターを仕掛けることが出来ていましたし、 自陣でボールを奪えば積極的に最前線にロングボールを入れて行くシーンが何度も見られました。Spursディフェンスの裏にロングボールを入れるのはチームとして共通の狙いだったよう。Enriqueから、Johnsonから、Lucasから、Gerrardから。様々な角度から精度の高いボールが入り、 Tottenhamディフェンスにハードワークを強いていましたネ。
そしてその勢いの中での先制点。
これは本当に素晴らしかったです。Coutinhoが左サイドでボールを受け、EnriqueがWalkerの裏に抜けるタイミングを見て絶妙なスルーパス。Enriqueが処理を誤ってしまい少し時間を掛けてしまいましたが、その時間をSuarezが上手く利用してDawsonの裏に針路を取りましたネ。そのSuarezを目掛けて「これしかない」と言う絶妙なコースとスピードでパスを送り、最後はSuarezが右アウトサイドで流し込みました。
ここには各選手の様々なアイデアが盛り込まれていましたし、それがゴールを奪うという共通のタスクの中で上手くリンクした結果もたらされたものだったと思います。
シーズン序盤の新チームには見られなかったプレーが今はハッキリと見てとれるようになりました。ようやく真に戦えるチームが出来上がってきたなという思いがしています。
最高の形で先制点を手にしたLiverpoolでしたが、その後はじわじわとTottenhamにペースを握られてしまいました。
ディフェンスに関してはよく粘ったなと言う印象。
Spursが細かいパスを使って揺さぶりを掛けて来てギャップを作られてはいましたが、水際のところでは何とか足を伸ばしてくれていましたし、集中力は非常に高かったと感じます。
ただ、37分のBaleのヒールからSigurdssonのシュート、57分のBaleの縦の突破からSigurdssonのシュートはどちらも非常に際どかったです。どちらもLiverpoolディフェンスは頑張っていましたが相手の方が上手でしたネ。
失点の場面は双方ともVertonghenに沈められてしまいました。もう少し寄せを厳しく出来れば…という思いが残りますネ。
そしてどうもここのところセットプレーやクロスを入れられる場面ではJohnsonが狙われている気が…(汗)
今日の2失点も彼が関与していますし、振り替えれば他の試合でも彼が関与する場面が目立ちます。まさか「Johnson目掛けて放り込め」なんて号令が出てなければ良いですが(苦笑)
あとここは逆に救われたところですが、Spursのオフェンスが中央に偏り気味だったことでチームとして少し対応のしやすさはあったように感じます。
今日はLennonが不在でしたし、Baleも最近ではすっかりセンターが主戦場に。SigurdssonもDembeleもどちらかと言うと中で勝負した がっているようでしたし、なら後ろのAssou-EkottoやWalkerがガツガツ来ても良さそうでしたがあまり深い位置まで積極的に顔を出しすてく ることはなく、サイドからの崩しはほとんど見られませんでしたネ。この辺りはDowningやCoutinhoが効いていたのかも知れません。
ここのところサイドからセンターに入って来るボールに対する脆さを露呈していたLiverpoolでしたから、サイドからの意識の低いSpursには正直「助けられた」と感じましたネ。
1点ビハインドの状況の中、相手にペースを握られたままなかなか活路を見い出せないLiverpool。
守備に奔走させられたこともあって攻守が完全に分断されていました。
その状況の打開策としてRodgersはAllenを投入。この采配が当たりましたネ。相手の中央突破に対して守備の枚数が増えましたし、分断された攻守を再び繋ぐ役割を果たしてくれました。
ペースを奪い返すまでは行かないまでもLiverpoolは息を吹き返すことが出来ました。
その後の同点、逆転ゴールは確かに相手のミスに乗じたものかも知れません。
ですがWalkerがボールを受けた時にSuarezはすぐに縦のコースを消しましたし、それに呼応したAllenはLivermoreへのパスコースを切り、ミスキックを誘発していたように思います。
PK獲得の場面も、恐らくDefoeは胸トラップから直接前方へクリアするイメージを持っていたのでしょうがその通りに収まらず、慌てて足を伸ばしたDefoeはあろうことかイメージと正反対の…しかもSuarezが待ち構える方向にボールを飛ばしてしまいました。この時もDefoeに詰めていたのはAllenで、彼の動き次第ではDefoeは落ち着いてトラップミスしたボールを処理していたかも知れません。
その後のDowningやSuarezの動き、Gerrardの勝負度胸はもちろん素晴らしかったと思いますが、彼ら個人の力ではなくチームとして奪った印象の強いゴールでした。
Spursに勝ったのは2010年1月以来だとか。
この3年間は完全に彼らの後塵を廃して来ました。今日の勝利を反撃の狼煙くらいにはしてもらいたいと思いますが(苦笑)、まだまだSpursとは厳しい戦い が続くでしょう。Champions League出場権を争うライバルとして今後の対戦がますます楽しみになりました。来シーズンこそは彼らの上に立ちたいですネ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 3 - 2 Tottenham
10 Mar 2013, 16:00 Barclays Premier League(29)
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Brad Jones Hugo Lloris
Glen Johnson Kyle Walker
Jamie Carragher Jan Vertonghen
Daniel Agger Michael Dawson
Jose Enrique Benoit Assou-Ekotto
Lucas Leiva Scott Parker
Steven Gerrard Jake Livermore
Stewart Downing Gareth Bale
Luis Suarez Mousa Dembele
Philippe Coutinho Gylfi Sigurdsson
Daniel Sturridge Jermain Defoe
--------------------------------------------------------------
SUBS:
Jordan Henderson Tom Huddlestone
Joe Allen William Gallas
Raheem Sterling Kyle Naughton
Jonjo Shelvey Lewis Holtby
Martin Skrtel Brad Friedel
Peter Gulacsi Steven Caulker
Andre Wisdom Tom Carroll
--------------------------------------------------------------
GOALS:
Suarez(21) Vertonghen(45)
Downing(66) Vertonghen(53)
Gerrard(82 PK)
--------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Allen(Coutinho 59) Holtby(Livermore 84)
Henderson(Sturridge 88) Carroll(Assou-Ekotto 90)
--------------------------------------------------------------
REFEREE:
Michael Oliver
--------------------------------------------------------------
BOOKED:
Carragher(83)
--------------------------------------------------------------
SENTOFF:
--------------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
--------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Brendan Rodgers Andre Villas-Boas
そしてその勢いの中での先制点。
これは本当に素晴らしかったです。Coutinhoが左サイドでボールを受け、EnriqueがWalkerの裏に抜けるタイミングを見て絶妙なスルーパス。Enriqueが処理を誤ってしまい少し時間を掛けてしまいましたが、その時間をSuarezが上手く利用してDawsonの裏に針路を取りましたネ。そのSuarezを目掛けて「これしかない」と言う絶妙なコースとスピードでパスを送り、最後はSuarezが右アウトサイドで流し込みました。
ここには各選手の様々なアイデアが盛り込まれていましたし、それがゴールを奪うという共通のタスクの中で上手くリンクした結果もたらされたものだったと思います。
シーズン序盤の新チームには見られなかったプレーが今はハッキリと見てとれるようになりました。ようやく真に戦えるチームが出来上がってきたなという思いがしています。
最高の形で先制点を手にしたLiverpoolでしたが、その後はじわじわとTottenhamにペースを握られてしまいました。
ディフェンスに関してはよく粘ったなと言う印象。
Spursが細かいパスを使って揺さぶりを掛けて来てギャップを作られてはいましたが、水際のところでは何とか足を伸ばしてくれていましたし、集中力は非常に高かったと感じます。
ただ、37分のBaleのヒールからSigurdssonのシュート、57分のBaleの縦の突破からSigurdssonのシュートはどちらも非常に際どかったです。どちらもLiverpoolディフェンスは頑張っていましたが相手の方が上手でしたネ。
失点の場面は双方ともVertonghenに沈められてしまいました。もう少し寄せを厳しく出来れば…という思いが残りますネ。
そしてどうもここのところセットプレーやクロスを入れられる場面ではJohnsonが狙われている気が…(汗)
今日の2失点も彼が関与していますし、振り替えれば他の試合でも彼が関与する場面が目立ちます。まさか「Johnson目掛けて放り込め」なんて号令が出てなければ良いですが(苦笑)
あとここは逆に救われたところですが、Spursのオフェンスが中央に偏り気味だったことでチームとして少し対応のしやすさはあったように感じます。
今日はLennonが不在でしたし、Baleも最近ではすっかりセンターが主戦場に。SigurdssonもDembeleもどちらかと言うと中で勝負した がっているようでしたし、なら後ろのAssou-EkottoやWalkerがガツガツ来ても良さそうでしたがあまり深い位置まで積極的に顔を出しすてく ることはなく、サイドからの崩しはほとんど見られませんでしたネ。この辺りはDowningやCoutinhoが効いていたのかも知れません。
ここのところサイドからセンターに入って来るボールに対する脆さを露呈していたLiverpoolでしたから、サイドからの意識の低いSpursには正直「助けられた」と感じましたネ。
1点ビハインドの状況の中、相手にペースを握られたままなかなか活路を見い出せないLiverpool。
守備に奔走させられたこともあって攻守が完全に分断されていました。
その状況の打開策としてRodgersはAllenを投入。この采配が当たりましたネ。相手の中央突破に対して守備の枚数が増えましたし、分断された攻守を再び繋ぐ役割を果たしてくれました。
ペースを奪い返すまでは行かないまでもLiverpoolは息を吹き返すことが出来ました。
その後の同点、逆転ゴールは確かに相手のミスに乗じたものかも知れません。
ですがWalkerがボールを受けた時にSuarezはすぐに縦のコースを消しましたし、それに呼応したAllenはLivermoreへのパスコースを切り、ミスキックを誘発していたように思います。
PK獲得の場面も、恐らくDefoeは胸トラップから直接前方へクリアするイメージを持っていたのでしょうがその通りに収まらず、慌てて足を伸ばしたDefoeはあろうことかイメージと正反対の…しかもSuarezが待ち構える方向にボールを飛ばしてしまいました。この時もDefoeに詰めていたのはAllenで、彼の動き次第ではDefoeは落ち着いてトラップミスしたボールを処理していたかも知れません。
その後のDowningやSuarezの動き、Gerrardの勝負度胸はもちろん素晴らしかったと思いますが、彼ら個人の力ではなくチームとして奪った印象の強いゴールでした。
Spursに勝ったのは2010年1月以来だとか。
この3年間は完全に彼らの後塵を廃して来ました。今日の勝利を反撃の狼煙くらいにはしてもらいたいと思いますが(苦笑)、まだまだSpursとは厳しい戦い が続くでしょう。Champions League出場権を争うライバルとして今後の対戦がますます楽しみになりました。来シーズンこそは彼らの上に立ちたいですネ。
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Liverpool 3 - 2 Tottenham
10 Mar 2013, 16:00 Barclays Premier League(29)
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Brad Jones Hugo Lloris
Glen Johnson Kyle Walker
Jamie Carragher Jan Vertonghen
Daniel Agger Michael Dawson
Jose Enrique Benoit Assou-Ekotto
Lucas Leiva Scott Parker
Steven Gerrard Jake Livermore
Stewart Downing Gareth Bale
Luis Suarez Mousa Dembele
Philippe Coutinho Gylfi Sigurdsson
Daniel Sturridge Jermain Defoe
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SUBS:
Jordan Henderson Tom Huddlestone
Joe Allen William Gallas
Raheem Sterling Kyle Naughton
Jonjo Shelvey Lewis Holtby
Martin Skrtel Brad Friedel
Peter Gulacsi Steven Caulker
Andre Wisdom Tom Carroll
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GOALS:
Suarez(21) Vertonghen(45)
Downing(66) Vertonghen(53)
Gerrard(82 PK)
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SUBSTITUTIONS:
Allen(Coutinho 59) Holtby(Livermore 84)
Henderson(Sturridge 88) Carroll(Assou-Ekotto 90)
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Liverpoolをさりげなく愛しています。
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