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20130130_vsOldham.jpgBouzanisが元気そうで何よりでした。
…と、これだけで話を締めたくなるくらい残念な試合となってしまいましたネ(涙)


今日はミッドウィークのArsenal戦を見据えてGerrard、Aggerら主力を温存。Johnsonは練習中にハムストリングを損傷したとのことで欠場。その穴は若手が埋めてくれましたが、一方でSuarezやSturridge、Skrtelは先発出場しました。
そしてGerrardに代わってキャプテンに任命されたのはSkrtel!…じゃなくてSuarezでした(苦笑)以前Skrtelがキャプテンマークを巻いていたのでてっきり今回もそうなるのかと思ってましたが…その辺りのRodgersの考えも聞いてみたいですネ。
 

で、試合の中身の方ですが 、まぁディフェンスがお粗末過ぎてそれが全体の足を引っ張ってしまったように思いました。
今やLiverpool退治の代名詞にもなっている(?)「ゴリ押しフットボール」に成す術なくハマり、特に前半は押し上げようにもなかなか押し上げられない展開となりました。
けっして質が高いとは言い難かったものの、最終ライン目掛けてプレッシャーを掛けてくるOldhamにLiverpoolディフェンスはタジタジ…。
いつもであればキーパーをビルドアップに活用するLiverpoolでしたが、この試合では苦し紛れのバックパスにしか見えませんでしたネ。挙句Jonesはボールを前線に大きく蹴り出すしか無くなり、結局はボールを相手に渡してしまうという場面が何度も見られました。

ここで試合を落ち着かせられるプレーなり声を掛けられる選手がいれば良かったと思いますが、それはピッチ上には見当たりませんでしたネ。



ところで、試合後の会見で若手への失望を露わにしたRodgersでしたがそれはどうでしょうか?
本来若手の起用はもっと慎重に行われるべきで、何人もの経験の浅い選手を同時起用するべきではないでしょう。特にディフェンスラインはSkrtel以外まだまだ経験不足の選手ばかり。
まぁケガ人を抱えてた上に、ひょっとすると今回がCoatesの「残留査定試合」的位置付けの試合だったのかも知れませんが(そう邪推せざるを得ない)、今回のセットはさすがに無理があったのではないかと思いますし、これで「さぁアピールしてみろ」と言ったところでそう都合良く行かないでしょう。
Skrtelの隣にCarragherを置いていたらこんな公開処刑を目にすることはなかったのかも知れません。


ただその若手もけっしてRodgersの采配の犠牲になっただけではありませんでした。個を見てもやはり物足りなさはありましたネ。

特にCoatesは一体どうしたんでしょう?
試合感が鈍っていると言えばそうなんですが、南米選手権で見せてくれた輝かしいプレーはすっかり鳴りを潜めてしまい、悪いところだけが目立ってしまいました。ホント別人のよう…。
今回Smithというやたらデカイ選手(苦笑)とのマッチアップが多かったですが、ヘディングで競り合う場面も相手に押さえ付けられてジャンプすらさせてもらえない有り様は見ていて痛々しかったですネ。
そして集中力を欠いているとしか思えないプレーの数々…。これが自信喪失から来ているのであれば一度外へ出てリセットするのも良いかもしれません。南米選手権で見て以来とても期待している選手なので何としても再生してもらいたいです。



それからAllenとHendersonの中盤の構成も良くありませんでした。
上手く連係が取れておらず、1人がボールホルダーをチェックするためにポジションを外した時のフォローが出来ていなくて、センターを空けてしまうというシーズン序盤よく目にしたシーンをまた見せられてしまいましたネ。
この日試合に出場しなかったLucas、そしてGerrardも含めてこのポジションの組み合わせと連係を高められなければ、いつまでたっても今回のような苦しい試合を強いられるでしょう。



そしてオフェンスの方も今回は今一歩でした。
どうにもチーム全体に締まりがなく、試合を通してパスミスで流れをフイにしてしまっていましたネ。

しかし酷かった前半も可能性が全くないワケではありませんでした。
Oldhamディフェンスも甘さが目立ち、特にDMFの守備は緩かったです。Sturridgeの加入によって一段下がったSuarezがそこでボールを受け、何度かシュートチャンスを作り出していましたネ。同点ゴールもその脆弱性を突いて生み出したゴールだったと思いますし、その後もあと一歩でゴールという場面がありました。


Suarezのゴールで1点返した後も悪いなりにゴールを目指していましたが、前半終了間際からチームに少し変化が…。
Suarezが徐々に最前線にポジションを移すようになり2トップのような形になっていました。これで中盤との距離が出来てしまいましたし、Suarez自身もこれまで得られて来た自由を失ったように見え、逆効果だったように見えました。
これはSuarezがただ単に点を取りたがったからか、それともRodgersの指示かどちらだったんでしょうネ。


Liverpoolが相手を押し込めるようになったのは60分に差し掛かろうという辺りから。
これはこの時間帯に投入されたGerrardとDowningが好影響を与えたというよりも、Oldhamが時間帯を見て徐々に2点のリードを守る方にシフトしたからと言った方が良いでしょう。
もちろんGerrardの精度の高いパスやDowningの縦への飛び出しに対する警戒はあったのでしょうけれど、彼らが出場しても相変わらずパスミスが続いていたことを思えば、自力で流れを引き寄せたようにはとても思えませんでしたネ。

まぁ形はどうであれOldhamが引いたことで主戦場はOldham陣内に移り、そこからはLiverpoolが怒涛の攻撃を見せるようになりました。
しかし何度か決定的なシュート場面がありましたが、バーに嫌われるなどして逆転には至らず。キッチリ逃げ切られて終戦となりました。


終了のホイッスルが鳴ると同時に観客がピッチになだれ込み、殊勲のゴールを挙げたWabaraの肩を抱いてガッツポーズする姿。
安全面を考えればけして褒められたことではありませんが、こうやって喜びを分かち合えるのは羨ましいと感じました。同時に、彼らにとってトップリーグのチームを倒すことがどれほど大きなものなのか改めて思い知らされましたネ。


一方、伝統あるFA Cupをまさかの4回戦で姿を消すことになったLiverpool。
負けてしまったことは仕方がありませんが、敗因を若手に押し付けるのではなく、チームの1人1人がしっかりとそれを探って修正してもらいたいですネ。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Oldham Athletic 3 - 2 Liverpool
27 Jan 2012, 16:00 FA Cup 4th Round
--------------------------------------------------------------
Dean Bouzanis                      Brad Jones
Reece Wabara                       Andre Wisdom
Jean-Yves Mvoto                    Martin Skrtel
Cliff Byrne                        Sebastian Coates
Jonathan Grounds                   Jack Robinson
Lee Croft                          Jordan Henderson
James Wesolowski                   Joe Allen
Youssouf M'Changama                Raheem Sterling
Robbie Simpson                     Luis Suarez
Jose Baxter                        Fabio Borini
Matt Smith                         Daniel Sturridge
--------------------------------------------------------------
SUBS:
Alex Cisak                         Steven Gerrard
Connor Brown                       Stewart Downing
James Tarkowski                    Lucas Leiva
Dan Taylor                         Jamie Carragher
Carl Winchester                    Suso
Chris Sutherland                   Jonjo Shelvey
David Mellor                       Peter Gulacsi
--------------------------------------------------------------
GOALS:
Smith(3)                           Suarez(17)
Smith(45)                          Allen(80)
Wabara(48)
--------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Winchester(M'Changama 10)          Gerrard(Wisdom 55)
Taylor(Simpson 77)                 Downing(Borini 55)
Mellor(Smith 84)                   Shelvey(Sterling 72)
--------------------------------------------------------------
REFEREE:
Lee Probert
--------------------------------------------------------------
BOOKED:
Simpson(9)                         Sterling(6)
Wabara(23)
Smith(72)
--------------------------------------------------------------
SENTOFF:
--------------------------------------------------------------
VENUE:
Boundary Park
--------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Paul Dickov                        Brendan Rodgers
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無題
ゴリムチフットボールをされると本当にどうしようもないのが、今のチームですね。

組み立てについてはシュクルテルやコアテスに多くを望んでも厳しいのでしょうが、ボールを跳ね返す事には長けているはずの二人がこれでは厳しいですね。

コアテスは本当にどうしちゃったんでしょうね。 かなりスミスという選手は腕で抑えたりとほぼ反則な事を仕掛けられたことや直ぐに失点してしまったことにナイーブになってしまったんでしょうか? レンタルならまだしも、このまま完全移籍はしてほしくないんですよね。

今回のスタメンはジョーンズ、シュクルテル、スアレス以外はみんな若手の気がしますよね。 もしかするとロジャースは試合に送り出す前に「リヴァプールの選手であれば、年齢は関係ない!勇敢に戦え」なんて言ったのかもしれませんね。
リーグでの出場機会が限られた選手であれば、カップは自分達の居場所を確保するために重要な試合なので、それを不甲斐ない形にしてしまったことに憤りを感じたんでしょうね。

勝ち負けが最近繰り返されている感じなので、ガナーズ戦は勝ちかな!?
切腹フットボーラー さん 2013/01/30(Wed)08:02:58 Edit
切腹フットボーラーさん
コメントありがとうございます。

Coatesはかなりの重症ですネ(汗)
Smithはやり難い相手だったとは思いますし、競り負けるのは仕方がないことだと思いますが、集中力を欠いていたのかボール捌きにしてもポジショニングにしても凡ミスを繰り返してしまいました。
南米選手権での彼は危機を察知する能力が際立っていて、周囲が良く見えている選手でしたが、この試合ではそれが全く見られませんでした。
今の状況に身を置き続けるのは彼にとって良くないと思いますので、彼のファンとしては一度外へ出てリセットして来て、また戻って来てもらいたいですネ。


その若手を大量起用したRodgersの意図は良く分かりませんでした。
若手にとってはまた出場機会を得るためにも絶対に負けたくない試合だったはずですし、実際に選手1人1人は必死に戦っていたと思います。
ただそれがチーム力に結びついていなかったように感じましたし、そのチョイスをしたRodgersにも少なからぬ責任はあると感じます。


次はArsenal戦。
試合の運び方もOldhamとは違うでしょうし、先発メンバーも変わるので、今回と違う試合になるのは間違いありませんネ。
選手たちも気持ちを切り替え易いでしょうし、結果を期待したいですネ。
[ from Rush : 2013/01/30 13:42 ]
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