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20120423_vsWestBrom.jpgどう咀嚼すれば良いのか分からない試合でした。

ポゼッション率…シュート数…決定機の数…およそどの数字を照らしてみてもLiverpoolがWest Bromを凌駕した試合であったと思います。
相手の攻撃を散発に留めた試合でしたが結局はその1つを決められてしまい、また1つ敗戦の数を増やす結果となってしまいました。



今日はGerrardがメンバーを外れ、代わりにHendersonをセンターに起用。そして右サイドにKuyt、左サイドにMaxiという布陣。これは大多数のサポーターが望んでいたものであったのではないでしょうか?

選手たちはその期待に応えるかのように、ピッチを走り回り、WBAを攻めに攻め立ててくれましたネ。
Suarezは前線で王様のように振る舞い、受けて良し、出して良しと獅子奮迅の活躍を見せてくれました。誰も彼を止めることが出来ず、凄みのようなものを感じましたネ。

相方のCarrollも良いパフォーマンス。
ポストプレーは物凄く良かったです。チームにもだいぶ嵌っているのでもうあまり心配せずに見ていられます。
後は「もうちょっとボール捌きが上手ければ…」と感じますが(苦笑)、それでも体格の良さを活かしてボールをキープしてしまうあたりは彼の才能。
良い捌き方が出来ればよりゴールは近くなるだろうと思います。
 

Kuyt、Maxiも良くやってくれました。
両者ともにしっかりスペースを意識して走ってくれていましたし、決定機を作ることが出来たのは彼らの貢献によるところが大きかったと感じます。改めて彼らにはこのチームでプレーし続けてもらいたいと思いましたネ。

HendersonやSpearingもパス捌きに腐心するだけでなく、しっかりとシュートをイメージしてくれていました。
どちらかが最前線まで突っ込んでくる場面をもっと増やせればとは思いますが、そう言うほどスペースが無かったのも事実。積極的なミドルを評価すべきだと感じましたネ。

極め付けはJohnsonの攻撃参加。
しっかりとオフェンスの意図を感じ取ってタイミング良く前線に顔を出してくれていましたし、右サイドでの彼の個人技やプレーの正確性は非常に素晴らしかったです。Suarezと並んで攻撃の核となってくれていたと思いますし、今日の彼は今シーズン最高のパフォーマンスと言って良かったと思います。



ほぼパーフェクトな試合運びでシュートの数は打ちも打ったり30本!
不満は全く無かったですネ。


…ですが点が取れないんですよネ(涙)
何故でしょう?(苦笑)

見ているこちらもどうすれば良いか全く分からず苦しいばかり。選手たちは尚更でしょうネ…。



そしてこういう時は得てしてミスで勝利を逃してしまうもの…。
オフェンスでは大活躍だったJohnsonが一瞬の判断ミスでパスを相手に渡してしまい、それが相手の得点となってしまいました。
セーフティにReinaへのバックパスで良かった場面ですが、ボールを奪って気が抜けてしまったのか、攻撃への転換をイメージし過ぎたのか変なプレーになってしまいましたネ。

そこまでは2度ほどヒヤリとさせられる場面がありましたが、ディフェンスも良く頑張ってくれていただけに本当に勿体なかったです。



良いパフォーマンスを見せた試合で、結局は勝てない…。
以前であれば極度の疲労感だけが残りましたが、今日は妙な清々しさが…。
これまた何故でしょう?(苦笑)


どなたか今日のLiverpoolの問題点をご教示くださいませ。
もう僕にはワカランデス…。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 0 - 1 West Bromwich Albion
22 Apr 2012, 16:00 Barclays Premier League(34)
-------------------------------------------------------------------
Pepe Reina                         Ben Foster
Glen Johnson                       Billy Jones
Martin Skrtel                      Gareth McAuley
Daniel Agger                       Jonas Olsson
Jose Enrique                       Liam Ridgewell
Dirk Kuyt                          Chris Brunt
Jordan Henderson                   Graham Dorrans
Jay Spearing                       Youssouf Mulumbu
Maxi Rodriguez                     Jerome Thomas
Luis Suarez                        Peter Odemwingie
Andy Carroll                       Shane Long
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Sebastian Coates                   Somen Tchoyi
Stewart Downing                    Keith Andrews
Jamie Carragher                    Marton Fulop
Alexander Doni                     Nicky Shorey
Jonjo Shelvey                      Craig Dawson
Martin Kelly                       Simon Cox
Craig Bellamy                      Paul Scharner
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
                                   Odemwingie(75)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Belalmy(Kuyt 68)                   Andrews(Thomas 69)
Downing(Rodriguez 74)              Scharner(Odemwingie 83)
Shelvey(Spearing 83)               Cox(Dorrans 86)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Neil Swarbrick
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Agger(77)
Shelvey(90+3)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Kenny Dalglish                     Roy Hodgson
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無題
勝てませんね(笑)
キャロルが良いですねー。
彼は最近素晴らしい動きしてますし、強烈なミドルシュートも見たいですね。
あと、みんな思ってる事でしょうけど、リバプールって攻撃のパターン少なすぎませんか?
この試合毎回右サイドのジョンソンに任せてクロスあげるばっかりでした。
左サイドや中央の突破が少なかったと思います。
まぁ、この試合はそれで決定機をつくれてましたが・・・
なんかボール持った選手へのサポートも少ないですし。
レッズってどういうサッカーをやりたいんでしょうか?
サイドからとりあえずクロスあげとけみたいな感じでしょうか。
負けてばっかりだからそういう負の部分にばかり目がいってしまうのかもしれませんが・・・
なんかドルトムントのサッカーを見てたら悲しくなって来ました(涙)
個人的には、一番楽しいサッカーやってるなーとか思って見てます。
レッズも早く輝きを取り戻したいですね・・・
悪即斬 さん 2012/04/24(Tue)02:04:38 Edit
悪即斬さん
コメントありがとうございます。

WBA戦でのオフェンスに関しては僕は満足したのですが(苦笑)、悪即斬さんは物足りなかったんですネ。
Johnsonに偏ってはいましたが、あのオフェンスが相手に有効ではありましたので、選手も意図的に狙ったのだろうと思います。
彼もクロス一辺倒ではなく機を見てカットインしたり、浅い位置からSuarezにスルーパスを通すなどバリエーションに富んだプレーを見せてくれていたように見えました。

まぁそれでも点は取れていないので「もう一工夫せい」ってことなんでしょうけどネ(苦笑)

僕はこの内容に関しては非常にポジティブに捉えています。こういう戦い方であればChelseaには絶対勝てると思いますしネ。

後は自陣を固める相手からどうやって点を取るかだなぁと感じます。
30本で0点はさすがに…。
[ from Rush : 2012/04/24 20:55 ]
無題
それにしても、勝てませんね。

ケニーが運が足りないと嘆く気持ちもわからなくはないですね(苦笑)

内容は良いのに、ゴールが遠いこと。。。
相手は少ないチャンスと数発のシュートでゴールを割るんですけどね。

今回の試合だけに限ったことではないんですが、ポゼッションを重視し過ぎるフットボールがゴールの遠い要因でもある気がします。
遅攻になることで、ディフェンスラインを整備し、ミッドフィルダーとの2ラインでゴールを塞ぐための時間を与えてしまい、ゴール付近はスペースが全くないことが多いです。

ポゼッションフットボールの天才であるバルサは狭いスペースでもドリブルで突っ掛けたり、動きの中から裏を狙ったり、ワンツーから3人目が裏を狙うなど中央からの崩しにアイディアがありますし、サイドのスペースからダイアゴナルランで裏のスペースを狙うなど、形が多彩で次の動きを絞らせていないため、確立できた形なのだと思います。

今のレッズはそこまでの事は出来ていません。

あとはシュートを打つタイミングがたぶん分かりやすいので、ディフェンス、キーパーに防がれ、強振し過ぎてコースを狙いきれてないのかもしれませんね。 ゴールが決まり始めれば変わる気もするんですけどね。

ケニーが自ら去就の話をし始めていますが、FAカップ決勝戦は不細工でも良いから勝ってほしいですね。 カップダブルをしたケニーが失敗だとは思いませんが、動向は不安定で先行きは不透明ですね。

切腹フットボーラー さん 2012/04/24(Tue)07:58:16 Edit
切腹フットボーラーさん
コメントありがとうございます。

今回ばかりは僕も「運がなかった」と思いました。ようやくDalglishの境地に到達出来た気がしましたよ(爆)

試合を見ていて感じましたが、結構難しい状況で打っているシュートが多かったですネ。
右サイドをフリーで駆け上がったKuytがシュートに行く場面が何度かありましたが、あれはゴールキーパーもシュートを意識している状況でごく限られたコースに向けて強いシュートを打たなければ入らない難しいものだったと感じます。
あの瞬間は僕も「打て打て!」と言っていましたが(苦笑)

僕もボールを蹴っていた頃であれば間違いなく「バッカじゃねぇの?」と一蹴していたと思いますが、もしあの場面でKuytがキーパーとディフェンスの間に通すパスを出していたら、その先のガラ空きのゴール前にはMaxiがいたかもしれません。

まぁあの場面でパスを出すべきだったと言うつもりは全くありませんが、要するにキーパーの予測を超えるアクションをしなければ難しい状況から抜け出すことは出来ず、毎度の如く得点力不足に苦しむことになるのだろうと思います。
[ from Rush : 2012/04/24 20:56 ]
無題
正直いいますとケニーに辞任していただく必要があると感じています

コモリがクラブに連れてきた選手は、ケニーがすべては自分の欲しかった選手と言いました。選手起用を見る限りケニーが現場でも大きな権限を持っていることは確かなようです。そして今シーズンのリーグテーブルを眺めるとこの結果の責任はケニーが負うべきだということが分かります

そろっている選手のレベルを考えればこの試合に負ける要素はないように思われます。では何が原因なのか。戦術のなさへ行きつくと思います

確かにチャンスを作り、パスを回し、いい攻撃ができていました。しかしそれは選手の能力がそうさせていたのであって監督がやコーチが事細かに指示した結果には見えないんです。



パスを回すだけなら子供でも出来ます。問題は相手ゴール前の崩しですがこれはシーズン始まったころから改善されていない。クロス入れてはクリアされる。これでは点など取れませんよ

シュートを打つ時も、なんの工夫もなしに打つから止められるんだと思います。決まりごとがないように思えます。各自自由にやれみたいな感じですね

戦術を組み立てられる知識も選手起用や補強に関する眼力もケニーには全くない。いくら、マンマネージメントが優れていてもこれは監督としてはありえない欠点です。コーチ陣がいくら優秀でも最終決断をする人物が何もわかっていない。

昨シーズン後半の立て直しは見事でした。今シーズンも2冠まであと少しの所まで来ました。ここで退任するのが一番きれいだと思います。来シーズンも続投だと降格もあるかもしれませんね
ジェラード炎 さん 2012/04/24(Tue)12:49:12 Edit
ジェラード炎さん
コメントありがとうございます。

Dalglishにも責任があると言うのは僕も理解しているのですが、なぜ「Dalglishには戦術が無い」と断定的に言えるのかが僕には分かりません。
「戦術を組み立てられる知識も選手起用や補強に関する眼力もケニーには全くない」「最終決断をする人物が何もわかっていない」というのは、さすがに根拠のない暴論に思えますがいかがでしょうか?(汗)

一方で「昨シーズン後半の立て直しは見事」とDalglishの手腕を評価してもいらっしゃる…。
では昨シーズンと今シーズンの中でDalglishにどんな変化があったのでしょうか?



それと巷では「マンマネージメントが優れている」とよく言われますが、それすら本当なのかどうか僕にはよく分からないんですよネ(苦笑)
情報収集力不足が原因かも知れませんが…。

ちなみにDalglishが監督に就任した時にRushがそう言っていた記憶はありますが、それはDalglishが選手兼監督をしていた頃の話。
果たして今の選手たちに対してもそうであるかは謎です。

選手から不満を聞くことがほとんど無いので「それがその証明だ」と言えるのかも知れませんが、証拠としては不十分かなぁと…。
単にBabelみたいにツブやいちゃうヤツがいなくなっただけかも知れませんしネ(爆)


今のチームはどんな問題を抱えていて、それはどこに原因があるのか…。
特にシーズン後半に入ってからの急失速にはどんな原因があったのかが気になりますネ。

そして果たしてDalglishにそれを修正する力があるのかどうか…。

…恐らく僕たちには判断の付かないことなんじゃないかと思います。
全ての情報が開示されていませんから…。
[ from Rush : 2012/04/24 20:54 ]
無題
あぁ、やっぱり右サイドからの攻めは意図的に狙ってたんですか。
こりゃ僕の試合を見る目がないですね・・・(汗)だったらデカイ口叩かず黙ってろって感じですね(笑)
戦術がないってのは色々なとこで言われてますからね。あるんでしょうけど実地出来てないって感じですかねー。
ケニーについては一番重要なリーグで言い訳出来ない感じなんで、みんなちょっとピリピリしてるだけですよ(>_<)
レッズに最も衝撃を与えた選手なんで、これからも何らかの形でレッズに関わって欲しいんですけどね・・・
監督人事については、こんな所であれこれ言っても何もかわらないですし(あれこれ言ってるのは僕ですけど(笑))、オーナーとかに任せましょう!
ケニーももう自分の役割を終えたと思ったのなら勇退するでしょう。
それと夏の市場が近づいて来ましたし、どの選手がレッズに合うかとか妄想して、勝手に頭の中で移籍させてフォーメーションとか組んで遊んでます(笑)
僕の趣味です(地味~)
最近僕が非常に気に入ってるキャロルについてですが、彼にはバティやヴィエリのような豪快なストライカーになって欲しいんですがどうでしょう?
カイトの大ファンの私は実は心中穏やかじゃないんですが(笑)
あぁまた脱線してるし、内容ないのに冗長だ・・・
長文失礼しました。
悪即斬 さん 2012/04/24(Tue)22:37:06 Edit
悪即斬さん
再コメントありがとうございます。
長文大歓迎です(笑)


いやいや右サイドを意図的に狙っていたかどうかは、可能性があるというだけで断定はしませんよ。
むしろあのオフェンスで満足していた僕の方こそ見る目が無いなぁと思っていたくらいです(苦笑)


Dalglishに限らず、チームについては冷静に評価したいですネ。

中長期的にチームの強化を進めるという方針の中、クラブの中枢たる人物を1年2年で変えてしまうのは必ずしも良いとは言えないと思います。
その意味でもComolliを解任した理由や今後の影響について、サポーターは厳しい眼を向けなければなりません。
仮にDalglishも解任の憂き目に合うのであればそれは同じですネ。

Comolli解任については今の成績の影響もあってか結構軽く流されてしまった印象がありますが、FSGが初めてフルシーズンを消化する中での人事であるだけにその意味は非常に重いと感じます。

敢えて口悪く言うと、FSGの化けの皮が剥がれた瞬間となるかも知れません(苦笑)



Carrollというと僕もBatistutaをイメージしてしまいますネ(笑)
体格やパワーに関して言えば彼らを上回るモノを持っていると思いますが、トラップなど足元に関しては荒いところがあるので、そこを向上させて良いストライカーになってもらいたいです。
彼が真のエースとして君臨する事が出来れば今のLiverpoolの苦悩は全て吹っ飛ぶように思います。
(Carrollに不振の理由を押し付けるつもりはありませんが…)

そしてKuytは本当に難しいシーズンを過ごしていますよネ。
これまで長年に渡ってコンスタントに使われて来た選手が、一気に出場機会を失ったワケですからコンディション調整もさぞ難しかっただろうと思います。
そのパフォーマンスだけを見て彼の評価を落とすのはアンフェアだと思います。
来シーズンの動向は非常に気掛かりですが、Liverpoolにとって欠かせない選手。
残って欲しいし、残して欲しいですネ。


夏の補強の妄想とはなかなか素晴らしい趣味をお持ちですネ(爆)
僕はヨソの(対戦したことの無い)選手についてあまり情報を持っていないので、その手の妄想だけはなかなか出来ないんですよネ。

こういう場を通して皆さんから選手をご紹介頂くことが、僕にとって貴重な情報源となっています。また今度、悪即斬さんの妄想をご披露頂ければ幸いです(笑)
[ from Rush : 2012/04/25 20:07 ]
無題
コメントありがとうございます。再コメントです

戦術が全くないというのはいいすぎでしたね。しかし選手起用やスタメンをみるとどうしても柔軟性がないなあと感じてしまうんです

選手のコンディションは日々変化しています。そこを考えて采配や戦術の変更をする手段をケニーは持ち合わせていないのではないかと思っております

別に毎回スタメンを変えたりハーフタイムで3人の交代枠を使い切れとは言いませんが、前半ダメだった選手が後半も出てきたり、明らかに疲労がたまってる選手を使い続けたりする。これでは試合前からハンディを抱えてるのと同じですよ

あと昨シーズンと今シーズンの違いですね。去年の後半戦は失うものがない状態でしたので、ケニーも思い切りがよかったのだろうと思います。今シーズンはCL出場という目標が設定され、ケニー自身に恐れというか消極的な部分が出てきたのだと思います。残念ですがこの程度で動揺してもらっては困ります(苦笑)

僕がケニーに対してあまりいい印象を持てなくなったのでネガティブな考えになってしまうのかもしれません。しかし的外れなことばかり言ってるとも思いません。

悲しいですが勇退してもらいたいですね。もう彼が監督では勝てる気がしない。そういったレベルまで落ち込んでいます

ジェラード炎 さん 2012/04/25(Wed)18:34:53 Edit
ジェラード炎さん
再コメントありがとうございます。

Dalglishの手腕に関しては不透明な部分が実に多いと感じます。
外野から見ているとジェラード炎さんが仰った部分は全て謎に思えますし、何の考えも無しにこれらをやっているとすれば本当に愚かな監督となってしまいますネ。


ご存じかどうかは分かりませんが、Dalglishが前回Liverpoolの監督を辞任したのが、1991年EvertonとのFA Cup5回戦を4-4で引き分けた2日後でした。
辞任理由については正確な情報が掴み切れないところがあるのですが、彼はその理由について数年後次のように語ったようです。


「リードした後、ディフェンスを強化するために選手交代をすべきだと思った。何をする必要があって、そうしなければ何が起こるかは分かっていたが、その通りには行動しなかった。それが自分が打ち砕かれた瞬間だった。私はその重圧から離れなければならないと感じた。」


この言葉から当時の彼の心境を察するに、あの日のDalglishは自分の頭にある戦術変更を実行に移せないほど動揺したのかも知れません。
そしてこういう心理状態に陥ってしまった自分がLiverpoolの監督として残り続ける訳には行かないと思ったのでしょう。

Dalglishの自伝でも読めばその辺り詳しく書かれているかも知れませんネ(汗)
僕はあまり自伝の類は好まないのですが、いつか時間を作って読もうと思います(苦笑)



これまでのDalglishはLiverpoolに対して非常に誠実であったと思います。
Liverpoolを再び強いチームにするという大命題は彼自身よく理解しているでしょう。
もし科せられた目標の高さに恐れ慄き、また今のチーム状況に動揺し委縮してしまっているのであれば、1991年にそうしたように自らその職を辞するだろうと僕は思います。
そしてそうしないと言うことは、彼はまだ自分にやれることがあると感じているのだろうと僕は思います。


恐らく今シーズン終了後、彼は何らかの責任を取るんじゃないかと思います。
それが辞任なのか…減俸なのか…はたまたそれ以外の何かなのかは分かりませんが…。


いずれにしても全ての行動がLiverpoolの復興に繋がるものであって欲しいと願っています。
[ from Rush : 2012/04/25 20:00 ]
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HN: ian rush
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趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
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