忍者ブログ
[1327]  [1326]  [1325]  [1324]  [1323]  [1322]  [1321]  [1320]  [1319]  [1318]  [1317
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

20120206_Adam.jpg今のTottenhamは怖いか?
そう聞かれて何と答えるでしょうか?


現在彼らには3連敗中。
そして何よりも昨年9月です。0-4とアウェイながら完膚なきまでに叩き潰された試合…忘れることは出来ません。

ただこの試合は本来の力量差以上に負け過ぎた印象が強く残っています。
もちろんそれはAdamとSkrtelの退場によって試合が完全に壊れた部分もあったと思いますが、それよりも何よりもLiverpoolは戦い方を間違えた…それがあの差を生んだのだと僕は感じました。

僕はあの試合の前日、前々日にサイドバックとCMFのことに触れました。
サイドバックについてはKellyとJohnsonを故障で欠く中、Skrtelで臨むのかそれとも本職のFlanaganで臨むのかということ。そして TottenhamはModricとParker、LiverpoolはLucasとAdamのCMF4名の対決がこの試合の行方を左右すると。

実際の試合は双方とも僕の期待に反する形で終わってしまいました…。


まず右サイドにSkrtelを置いたこと。
結局Dalglishは(トップでの)経験の浅い若手よりも(右サイドでの)経験の浅いベテランを選びました。しかしBaleに対峙するにSkrtelは サイドバッカーとしての動きをあまりにも理解していませんでした。「ヨーイドン!」をした瞬間に3メートルほど引き離されているようなシーンが何度かあり ましたが、これはパサーの意図やタイミング、そしてボールを受けるBaleのタイミングを理解出来ていなかったのだろうと思います。

何度となくBaleに右サイドを切り裂かれたことでLiverpoolディフェンスは浮足立ってしまいましたが、そこを少しでも抑えることが出来れば Liverpoolにも流れが来たかも知れません。ただ今のBaleはサイドを駆け抜けるだけの選手でも無いのでネ…内に入って来た時の対応も結構厄介に なりそうですが…。


そしてもう1つ、何よりこの試合を決定付けたのがCMFの差。
TottenhamはModricに新加入のParkerを置いた4-4-2。LiverpoolもLucasとAdamを置いた4-4-2で臨みましたが、試合前から僕が執拗に述べていたModricとParkerへのケアが全く出来ませんでした。
Parkerには中盤の底で自由にボールを捌かせ、Modricには中盤から前線に渡って広範に動き回られてしまいました。


恐らくCMFにはGerrardとSpearingは先発起用されるハズ。後はHendersonが起用されるのか、それともAdamか。
はたまた計9試合欠場明けのSuarezをCarrollもしくはKuytと組ませて4-4-2とするか。
現時点では全く分かりませんが、どういう布陣で臨んでもやることは同じ。まずはModricとParkerから自由を奪うことしかありません。
積極的な守備がLiverpoolに勝機をもたらしてくれるでしょう。


冒頭の問いに僕は「NO」と答えます。
今のTottenhamはチームが順調に熟成しており、簡単な相手で無いことは誰しもが認めるところだと思います。
これは彼らがここ数年に渡ってしっかりと積み上げてきた成果であり、賞賛されてしかるべきものだと感じます。

ですがLiverpoolが自分達のプレーが出来れば…そして戦い方を間違えなければ、怖がるような相手ではないと思いますし、絶対に勝てる相手だと信じています。
PR
COMMENT
お名前
コメント
パスワード(コメントを後で編集する場合に必須です)
無題
4-4-2ではなく4-2-3-1希望ですね。

リヴァプールは強力なサイドアタッカーはいませんし、パスアンドムーヴにはあまり適さないフォーメーションが4-4-2だと思います。

相手がモドリッチならなおさらです。彼の動きを制限するにはパスの出どころであるパーカーにプレッシャーをかけ続ける必要があります。

ベイルも厄介ですが、一番抑えるべきところはモドリッチだと思います。そろそろ過去の敗戦から学ぶべきでしょう

ジェラード炎 さん 2012/02/06(Mon)19:18:16 Edit
ジェラード炎さん
コメントありがとうございます。

この3連敗の間、Modric対策と言えるようなものは見えませんでした。
いや、考えていたのに通用し無かったというのが正しいのかも知れませんが。

ここ3戦はModricに自由を与えないためには、まずParkerを抑えるだと僕も思いますが、深めに陣取る彼のところにどこまでプレッシャーを掛けられるかどうかがカギとなるでしょう。

4-2-3-1ならHendersonをFWの後ろに持って来て攻守に汗を掻かせたいです。
2トップならセンターにKuytを置いて、やはり攻守両面で汗を掻かせたいですネ。
ま、彼の場合は勝手に掻いてくれますが(笑)

とにかく前目からしっかりとチームでプレッシャーを掛けていくこと。
それが出来れば無残な試合にだけはならないハズです。
[ from Rush : 2012/02/06 20:34 ]
無題
スパーズはモドリッチを中心に素晴らしいフットボールしてますからね。 ハリーは良いチームを作ってるので、敵ながら凄いと思いますよ。
しかし、やっぱりスパーズのペースを崩すにはモドリッチを潰すことでしょうね。 ファンデルファールトも厄介ですがね。
スピアリングには頑張って走ってもらわないといけませんね。

攻撃の方はアダムのトップ下起用も良い気がしてます。 本当はジェラードを使いたいけど、セントラルミッドフィルダーの守備を考えるとこっちの方がバランスが取れそうな気がします。

ただ、今節だけではなく後半戦で鍵となるのはヘンドのでき次第な気がしてます。 トップ下に入ることも多いので、もっとペナルティエリアに入る動きを増やして、相手にとって怖い相手になること、これまでの守備を続けていくことで、アンフィールドのアイドルに一気になれる気がします。

最近のレッズはボールポゼッションにこだわらない形になってきているように感じていて、両サイドのスペースを使ったミドルレンジの縦パスも使ってきており、チームの感じは良さそうなので、応援あるのみですね。

フットボールに絶対はなく、特にレッズはどんなチームともオープンな戦いをするので、どこが相手だろうが面白い戦いをしてくれるはずですよ!
切腹フットボーラー さん 2012/02/06(Mon)19:46:31 Edit
切腹フットボーラーさん
コメントありがとうございます。

Spursはこの数年間地道にチームを作って来た印象があります。
van der Vaartの補強は僕的にはクエスチョンマークでしたが、Parkerにしろ…Adebayorにしろ…そして細かい裏事情までは分かりませんが、Pavlyuchencoではなく僕の大好きなCrouchを放出したあたりは本当に上手い補強だと思いましたネ。
毎年堅実にチームに不足しているところを強化している印象を受けています。
おまけに言ってしまうとBeckhamを取らなかった(取れなかった?)あたりも素晴らしい決断だったかと(!?)

Keaneの一件があって以来彼らのチーム作りには少し目を向けていましたが、彼をLiverpoolから取り戻したあたりからあのクラブはしっかりと今の形に向けて動き出していたように感じます。

Liverpoolも是非見習いたいですネ。


さて、今夜の試合はいかにModricとParkerを止めるかというのが僕の注目点。
ParkerにはHendersonをブツけたいと考えています。
新旧代表の実力勝負を期待しますネ(Hendersonはまだ1試合しか呼ばれていませんが)

Hendersonに対しては切腹フットボーラーさんと全く同感で、彼はやっぱりこのチームの核になる可能性を秘めた存在だと思いますし、そうなれる器はあると思います。
オフェンス面では今のところ、プレーとプレーを繋ぐような役割に徹しているようにも見えますが、もっとガリガリと突っ込んでゴールに直結する動きを見せて欲しいですネ。
[ from Rush : 2012/02/06 20:35 ]
無題
この一戦で勝つことができればかなり波に乗れると思うし、スアレスも復帰するので今日の試合がとても楽しみですね
楽しみ過ぎてテスト勉強がはかどりません(笑)


今季アンフィールドでは無敗ですし、序盤から良いペースを掴んでくれると期待してます
ocepgf さん 2012/02/06(Mon)19:57:51 Edit
ocepgfさん
コメントありがとうございます。

今日は本当に楽しみですネ。
仰る通りここを勝てればかなりの上昇気流に乗れるような気がしますし、勝っておきたい試合なんですよネ。


僕も若い時はテスト勉強なんてなかなか捗りませんでしたよ。

ハッピーなことがあればテストもテンポよく行くもんです!
なんて言うけど実際は現実逃避しちゃってるだけだったりして(汗)

勉強だけは頑張って下さい!
でないと僕のような大人になりますよ(謎)
[ from Rush : 2012/02/06 20:36 ]
無題
モドリッチも大事ですが、アスエコトを潰さないとスパーズの起点は潰せません。結構見落としがちですが、フィード能力が相当高いです。
シティ…特に夏のシティは必ずエコトにプレスをかけてケアしてましたし。
私はレッズサポではないので詳しくはわかりませんが、ベラミー、カイトあたりを右に置いて、ベイル、アスエコトを追い回させて、加えて中盤を潰さないと防戦に回ると思います。
楽しみに見させていただこうと思います^^
のす さん 2012/02/06(Mon)20:59:01 Edit
のすさん
コメントありがとうございます。

確かにAssou-Ekottoはフリーでボールが渡れば良いパスを出せる印象はあります。Liverpool戦でも何度かやられました。でもサイドの低めの位置で捌いている限りは「お好きにどうぞ」で良いと思いますけどネ。
正直そこまで付き合い切れないでしょう。そこまで選手に追い駆けさせればそれこそ前線で防戦一方になるかと。
それにCityにはCityの事情があってそこにプレスを掛けたんでしょうし、それを単純にLiverpoolにも当てはめる様な考えは僕にはありません。

別に彼を軽視するつもりもないのですが、センターサークル付近まで出て来た時は通常通りプレッシャーを掛けるレベルで良いと感じます。

リスクマネジメントの問題なんでしょうが、それでAssou-Ekottoに得点機を演出されれば諦めるしかないかなぁという程度ですが、Dalglishはどう出るでしょうネ。
[ from Rush : 2012/02/07 00:18 ]
無題
再投稿失礼致します。

スパーズは僕の昔の印象だと、大波小波が多々ある大勝も大敗も逆転もある面白いチームという印象でした。 それが、今は安定した強さを身に付け始めてますからね。
スパーズの補強は僕も上手いと思います。 期待の若手をガッツリと取った時期もあって、レンタルに出して実力をつけさせたり、悔しいけれど良いチームです。
ハドルストン、サンドロ、ウォーカー辺りはその内大きく活躍するんじゃないかと密かに思ってますよ。

レッズもアカデミー強化に力が入っているので、これからがさらに楽しみですけどね。
切腹フットボーラー さん 2012/02/07(Tue)07:59:26 Edit
切腹フットボーラーさん
再コメントありがとうございます。

昨日のTottenham戦の解説を聞いて初めて知ったのですが、今季の彼らはここまで無得点試合が開幕のUnited戦以来だったとのこと。
どんなチームを相手にしても点を取れるというのは、彼らが自分たちの形を持ち、それを出せている証拠だろうと思いました。
そして守備も良くなりましたよネ。
以前はもう少しバタつかせることが出来ていたような気がしますが、キッチリ守られてしっかり攻撃に繋げられている印象を受けています(汗)

そして昨日の試合を見て、Walkerの成長ぶりにはビックリしました。
前回対戦でもEnriqueがブチ抜かれたりしていましたが、その時よりも上がるタイミングなどの動きがさらにくなった印象を受けましたネ。
こりゃますます厄介なチームになりそうですし、Euro2012で右サイドを走り抜けるのはJohnsonでもKellyでもなく彼かも知れないなと…(汗)

実はTottenhamの試合を見ていると嬉しくもなるんですよネ。ファンでもないのに。
Bale、Modric、Assou-EkottoなどはComolliがかつて獲得した選手だそうですから、Liverpoolでもその嗅覚が発揮されるんじゃないかと、ついつい期待してしまいます。
Hendersonへの妄想は酷いものです(爆)
[ from Rush : 2012/02/07 12:51 ]
Profile

HN: ian rush
性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
Ranking
応援のClickをお願いします
にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ

人気ブログランキングへ
Liverpool Time
Recent Entry
(08/20)
(08/05)
(07/24)
(07/22)
(07/15)
Twitter
Calendar
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Search
忍者ブログ [PR]