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20120201_vsWolverhampton.jpg前後半で大きく変わった試合でした。


今日はUnited戦から中2日で迎えた試合と言うこともあって選手を大幅に入れ替えました。ただメンバーを落としたという印象もなく、一時期に比べてスカッドの充実を感じることが出来ましたネ。
ちなみに試合前はCBも変えるのでは?と予想していましたが、そこだけは手堅く行きました(苦笑)

Gerrardも名前くらいは入るかと思いましたが完全休養。週末のTottenham戦に向けて温存することが出来ましたネ。



この試合にあたってDalglishからどういうゲームプランがもたらされていたのかは分かりませんが、前半はあまり動けていませんでした。
前半はスローペースでスタートして後半勝負と考えていたのであれば文句は無いのですが…ちょっと物足りなさは感じましたネ。
 

折角Spearingが復帰したにも関わらず、HendersonやAdamが積極的にCarrollに絡んでいくようにも見えず、スペースを作ろうとする動きもあまり見られませんでした。Carrollが前線で身体を張ってくれていたんですけどネ…。

特に39分にゴールライン際でCarrollが相手DFと競り合って戻してくれたボールへのフォローの無さは本当に残念でした。
Hendersonが一番ボールに近い位置にいましたが、恐らく直感的に「ラインを割る」と思ったのかも知れません。
ですがそういう最後のところをひと踏ん張りして突っ込んでいれば、点が入る確率は非常に高かったと思いますネ。



後半に入ってから、Wolvesの守備は怪しげに見え始めました。
上手く表現は出来ないのですが、明確な形というか決まり事のようなものが感じられなくなってしまいました。4バックがラインを無意味に崩している場面もありましたし…。
同時にLiverpoolは後半から選手が動くようになり、少しずつ流動性が感じられるようになって来ました。

Liverpoolがペースを握ることになったのですが、これはWolvesの守備がおかしくなったからLiverpoolが動けるようになったのか、それともLiverpoolの選手がプッシュし始めたからWolvesの守備がおかしくなったのかが、正直僕にはよく分かりませんでしたネ。

どちらとも取れるほどの微妙な変化しかお互いに無かったのですが、いずれにしても試合の流れはLiverpoolへ。



そして52分、Liverpoolに待望の先制点が生まれました。
決めたのはCarroll。左サイドのスローインからの場面で、右アウトサイドからスーッと上がって行ったところをAdamが見逃しませんでした。
入れたクロスはCarrollの走り込んだ場所にポトリと落ちる優しいパス。Carrollもしっかり相手DFに競り勝って足を出してくれました。

そこからほどなくしてBellamyの追加点。
ここはWolvesの完全なミス。左サイドでボールを受けたBellamyがドリブルで前進を始めたのですが、Wolvesディフェンスは誰もチェックに行けず。
エリア内まで20mほどのドリブルをノープレッシャーで許してしまい、そのままシュートを打たれてしまいました。
シュートまで持ち込んだBellamyは素晴らしかったです。目の前に広がるスペースをしっかり意識して、詰めて来ようものならパスを出し、エリアに入ればシュートというイメージを描きながらドリブルをしていたのではないかと思います。
この時間帯での追加点はLiverpoolの負担を大きく軽減してくれましたネ。

そして3点目は点を取りに来て前掛かりになったWolvesに対してLiverpoolがカウンターを仕掛ける形で決まりました。
右サイドをフリーで走るKuytへロングパスを送ったEnriqueに対するWolvesの対応はかなり中途半端でした。そして最終ラインに陣取っていた2人もCarrollを押さえるのかKuytを押さえるのかハッキリしませんでした。
Kuytがボールを受けた時点で勝負アリと感じましたネ。
その後Kuytは中央のAdamにボールを預け、Adamがディフェンダー3人を引き寄せてKuytへパス。後はキッチリコースに蹴り込むだけでした。…と言葉にするほど簡単なシュートでもありませんでしたが。
これでKuytはリーグ戦50ゴールを達成。今シーズンはベンチを温めることも多くて「ようやく」と言った感がありましたが、ここのところ連続ゴールを決めてくれています。これからもチームの力となって欲しいですネ。



今日はAdamが2アシストの活躍。
中盤の底からピンポイントのパスを散らすのも良いですが、やはりゴールに近い位置でボールを捌かせれば当然ながら得点がグッと近付きますネ。
前半24分、4対4の状況でパスを出して揺さぶらずに自らミドルを打った場面は不満でしたが、結果的にLiverpoolの勝利に貢献してくれましたから黙認することにします(笑)


一方のディフェンスはクリーンシートを達成したものの2度ほどヒヤリとする場面がありました。
1つ目は前半11分に裏に抜けてKightlyの縦パスを受けたEdwardsがダイレクトシュートを打った場面。
もう1つは前半40分にFletcherとのワンツーから抜け出したKightlyがミドルを放った場面。

どちらもAggerが釣られて前に出た結果出来たスペースを使われました。ここは気を付けないといけません。


結果は3-0でLiverpoolの完勝。
前半を見ただけではこういう結末になるとは到底思えませんでしたネ。
3点ともにWolvesの守備は甘かったです。


そして失点する度にテレビに映し出されたWolvesのSteve Morgan会長。
以前拝見した時は笑顔がチャーミングでとても柔和な印象をお持ちの方だと思ったのですが、今日の茫然自失とした表情はとても痛々しかったです。
守備意識のユルさ、守備時の責任の所在を改善すれば良いだけだと思いますし、McCarthyはそういう意識の植え付けが上手い監督という印象を持っていたのですが…。
リーグ戦では9月以降20試合連続で失点を重ねているそうですが、ひとたび箍が外れてしまうとなかなか戻せないのかも知れませんネ…。



あれ?いつのまにかWolvesのマッチレポになってますネ(汗)

Liverpool目線で言うと、これまでビッグゲーム後はよく取りこぼしていましたがとりあえず勝てて良かったです。
結果は文句なし、内容はLiverpoolが良かったのかWolvesが悪かったのか…。
「Wolvesのディフェンスの甘さをしっかり突いたLiverpoolが良かった」として締めることにします(苦笑)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Wolverhampton 0 - 3 Liverpool
31 Jan 2012, 19:45 Barclays Premier League(23)
-------------------------------------------------------------------
Wayne Hennessey                    Pepe Reina
Kevin Foley                        Glen Johnson
Christophe Berra                   Martin Skrtel
Roger Johnson                      Daniel Agger
Stephen Ward                       Jose Enrique
Michael Kightly                    Jay Spearing
Emmanuel Frimpong                  Chalie Adam
Eggert Jonsson                     Jordan Henderson
Matthew Jarvis                     Dirk Kuyt
David Edwards                      Craig Bellamy
Steven Fletcher                    Andy Carroll
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
George Elokobi                     Fabio Aurelio
Richard Stearman                   Sebastian Coates
Sylvan Ebanks-Blake                Stewart Downing
Stephen Hunt                       Jamie Carragher
Nenad Milijas                      Alexander Doni
Kevin Doyle                        Jonjo Shelvey
Dorus de Vries                     Martin Kelly
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
                                   Carroll(52)
                                   Bellany(61)
                                   Kuyt(78)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Ebanks-Blake(Jonsson 62)           Carragher(Agger 81)
Hunt(Kightly 62)                   Shelvey(Adam 81)
Milijas(Frinpong 84)               Aurelio(90)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Anthony Taylor
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Edwards(72)                        Adam(13)
                                   Bellamy(26)
                                   Agger(71)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Molineux Stadium
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Mick McCarthy                      Kenny Dalglish
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COMMENT
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コメント
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無題
いやー勝ちましたね。良かったです。3点も取っちゃいましたね。
私、反省しております。スピノを見損なっておりました。rushさんは特に触れておりませんが、個人的には今節のMVPです。素晴らしいチェイシングで中盤の底を支配していました。彼って攻撃的MFの印象だったので。正直守れるのか?と以前から疑っていたんですけど、試合を見ていてビックリ。スピノ二人いるんじゃないかって言うくらいあっちにもこっちにも顔を出してました。
逆に、おっしゃる通りその分ヘンドにはもっと前線で絡んで欲しかったです。

現在CL出場争いのまっただ中ですが、くやしいです。トップと16ポイント差。離されすぎだと思いませんか?しかも他の3チームと必死の4位争い。
ユナイテッドやシティとの差、スパーズより下にいる原因とは一体何なんでしょう?
シャンク さん 2012/02/03(Fri)17:56:25 Edit
シャンクさん
コメントありがとうございます。
遅くなって申し訳ありません。

今回はLiverpoolのオフェンスとWolvesのディフェンスのことばかり書いてしまいましたので、Spearingについては語らず終いでした。

仰る通りSpearingは良いプレーをしましたネ。
ただこのレベルのプレーはマグレではなく、いつでも出来る選手だと僕は思っています。
これからも良いプレーを続けて、Lucasの座を脅かす選手になってもらいたいですネ。


そして今週はSpurs戦。
彼らの試合を見て思うのは、チームの形を完成させることがいかに重要であるかということ。
そしてストロングポイントを作り、それをトコトン極めて行く。その過程で修正すべきところに手を加える。チーム強化の方針、方向性はブレることが無い。
これが出来ればまたリーグタイトルを狙えるチームになるのではないかと思いますネ。

今の差はそれが出来ているかいないかの違いかなと思います。
まぁCityは資金力に物を言わせて半ば強引に進めている感もありますが…持つ者はそれも出来るということでしょう。

Liverpoolはこの数年で変わり過ぎました。
いまやBenitezが積み上げて来たものですら完全に失われてしまったような気がしませんか?

しかし過去を嘆くつもりはありません。
個を見れば上位陣にも全く引けを取らないメンバーが揃っています。後はそれを1つの形にまとめ上げて行くだけですよ。
[ from Rush : 2012/02/04 21:14 ]
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Liverpoolをさりげなく愛しています。
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