解任決定

就任初年度でいきなりのChampions League制覇。続くFA CupとCommunity Shieldの獲得。
これだけの成績をLiverpoolにもたらしてくれた監督はなかなかいませんし、Benitezの残した功績、そしてここ数年の厳しい時期を支えてくれたことに感謝しています。
恐らくここ3年間は本来であれば受けずに済んだ問題に苦しめられたのだろうと思います。

彼の解任を残念に思いますし、彼の残した功績を心から称えたいと思います。
彼にもっと時間と費用を掛けることが出来ていたら、もしかするともっともっと素晴らしいチームが出来ていたのかもしれませんネ。


ただ冷静に彼のLiverpoolにおける手腕、結果を見るに、やはり物足りなかった…と言う思いもあります。

最高の栄誉

Reinaのコメント。
==================================

Real MadridがGerrardに興味を持っているんですから、何かが起こるとは思います。
Mourinhoは彼のことを良く知っていますし、彼は世界中のどのチームでもプレーできる選手ですからネ。

Gerrardは世界ベスト10の1人というエリートです。
彼は究極の選手です。できれば彼のことを連れていって欲しくないですネ。

==================================

黄金期を支えた選手たちがコメント

Liverpoolの黄金期を支えた選手たちが今のLiverpoolの現状(オーナー問題)についてコメントを出してくれています。
ありがたいというか何というか…すごく切なくなりましたネ(涙)
こんな問題でLiverpoolを潰しちゃいけないなと改めて思いましたネ。


ですが恐らく彼らのコメントはオーナーの心に響くことは無いでしょう。
そんなヤワな心を持っているのなら、「8億ポンドで売却」とか「今夏も補強する」なんて厚顔無恥な発言は出来ないでしょうからネ。


オーナーの資産状況は僕も詳細までは把握していませんが、不況のあおりを受けたことは事実でしょうし、彼らも必死なんでしょうネ(苦笑)
そういう面では同情します。でもお願いだからLiverpoolのことはもう勘弁して。

そんなに甘くは無い

Alan Hansenのコメント。
==================================

LiverpoolはそれでもLiverpoolなんです。彼らは今もなお巨大で世界中で最もサポートを受けています。
Liverpoolは何が起こったのか忘れなければなりませんし、これから先のことに集中しなければなりません。

困難になるでしょうが、私はEvertonがリーグ優勝して我々が2位になった1986-87シーズンのことを考えています。
我々はかなり離されていたことを理解していました。Dalglishもそれを理解していましたし、BarnesやBeardsley、Aldridge、Spackman、Houghtonを連れてきました。
それが信じられないような変化をもたらしましたネ。我々は酷い状態から素晴らしいチームになりましたよ。

微妙なタイミングのお手紙

MooresがThe Timesに「手紙」を送りました。
僕も目を通しましたが、結論としては現オーナーに対して「クラブから手を引いてくれ」という要求です。

それを求めてくれるのは良いですが、結論に至るまでダラダラと続く前置きが、見る人からすると(クラブを売却した)自分を正当化しようとしているようにしか見えない残念なものになってしまっています。


僕はMooresのあの時の行為や彼のそれまでのクラブへの関わり方を否定しませんが、今やクラブに対し力を持たない彼が「手紙」をしたためたところで何の効果があるのか。
しかも一応ではあるもののクラブが売却に向かって動き出しているタイミングで…。
彼が過ちに気付いた時に何をしてくれたのかということの方が、こんなものを公に出すよりもはるかに重要で意義があったと思います。