魂を込めてプレーしていた

Kloppのコメント。

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─　チーム全体の信念や勝利のメンタリティについて

正直なところ、これが当然のことだとは思っていません。今回は何度かそういうことが見られましたが、それは常に特別なものでなくてはなりません。今夜は特別な夜でしたね。
私はあの選手たちにしっかり1試合任せられると確信していました。だからあのラインナップに決めたのです。
ですがもちろん、1-3で2点差を付けられた場面もありました。1-3とされつつも我々は本当に良いプレーをしていたのですが、悪いタイミングでボールを失ってしまいましたね。そういう場面で我々はあまりにオープンになり過ぎてしまいました。
その時点で変えることが出来なければハーフタイムを待たなければなりませんから、1-3のままでいてくれと願い、その後いくつか変えることが出来るのです。
ですが実際はハーフタイムの時点で2-3だった訳ですから良かったですよ。試合はずっと楽しませてもらいました。試合をこれほど楽しんだのはいつ以来でしょうね。
今日はとても良いパフォーマンスがいくつも見られて非常に満足しましたし、選手たちに対しても嬉しく思っています。彼らは今後初めてのAnfieldでの試合を覚えているでしょうし、今日は結果的にその試合を特別なものにしてくれました。
今夜Anfieldに来た人たちはみんな19ゴール目にしました。これはかなり特別なことですよ。本当にパーフェクト、まったくもってパーフェクトですね。

確かに監督としては失点に対してもっと考えるべきだったのでしょうし、気に止むべきだったのでしょうね。ですが正直なところまったく構わないと思っていましたよ。我々の犯したミスは明確でしたからね。Willockのゴールについては我々にははっきりしたミスはありませんでした。フォーメーションの面で少しあっただけでしたよ。HarveyとRhianがポジションを入れ替えていて、Rhianはそこで守りたかったようですが少し開きすぎてしまっていました。それはWillockがボールを受けて離れたゴールにシュートを打つスペースになってしまったのです。本当に良いゴールでしたね。ですがその他は全ては大きな力になりました。これはとても重要なことです。適切な方法の中で反応することが成長の面においては最も重要なことなのです。選手たちが出来るプレーの中で完璧なフットボールでしたが、むしろ難しい試合の方が彼らを準備させなければならなくなりますね。今日は難しい試合でしたし、彼らは懸命に努力して、魂を込めてプレーしていましたよ。私はそこが本当に気に入りました。

─　Jonesが5番目にPKを蹴ったことと彼のキャラクターについて

Liverpoolで生まれれば恐らくそういうことをする必要があるでしょうね。あれは私のアイデアではありませんでした。最後にキッカーのリストを私が見た時は、Divockが5番目でCurtisは4番目になっていました。4番目のキッカーにDivockが出て来たのを見た時は「OK、多分彼らが変えたんだろう」と思いましたね。
良いシチュエーションだったと思いますよ。Curtisは自信については何の問題もありませんし、あのようなところで混乱することもまったくありません。それは良いことで、非常に素晴らしいことですよ。それ以上言うことはありませんね。彼に対してはとても嬉しく思っていますし、それは最後のPKを止めたCaoimhinや素晴らしいプレーでDivのゴールをアシストしたNecoに対しても同じように嬉しく思っていますよ。Caoimhinは90分間ずっとゴール前に立ち続けてくれました。5点取られてしまいましたが、そのほとんどの場面で出来ることはあまりありませんでしたね。よくは分かりませんが、何か出来たとして恐らく2点目くらいでしょう。1点目についてはあれはオフサイドだったと私は考えています。ですが先ほども言ったように、我々が失ったような場所でボールを失えば、そこからのカウンターアタックを防ぐのは困難ですよ。Sepp van den Bergは素晴らしいプレーをしてくれましたが、あのようなシチュエーションを守るのは簡単ではなく、5失点したセンターバックになってしまうのです。ですがそのまま順調にプレーしたり、バスを出したりすることが最も重要なことなのであり、私はそう言うことに対して本当に好感をもっています。

─　55分に交代したNaby Keitaについて

今夜の試合の中で唯一暗い影を落とした部分ですね。はっきりとは分かっていませんが、彼はスリップしました。私もそれは目にしましたが、その後少し足を引きずっていましたね。状況は観察しなければなりませんが、それほど深刻でないことを願いますよ。

─　 Jonesは先発出場出来なかったことに対して落胆してはいなかったか

18か9の子が先発出場出来ないとか、それに対して落ち込んだなんてことを私が心配していたらすごくおかしいでしょう。彼は落胆したのかも知れません。試合後に彼には話をしましたが、ピッチ上で出来る限り決定的な存在となることの方が本当に大事なんだと伝えました。誰が先発するか、試合を決めるかと言うことではないのだとね。
ピッチに立った時は正しいことをしなければなりません。彼が落胆したのかは分かりません。あなた方から聞いてみたら良いですよ。でもそれについて私が心配することはありません。それが成長の一部だからですよ。若い選手たち、特に並外れた才能を持つ若い選手たちは、大人のフットボールの現実に触れるまでに95％か96％のポジティブな経験を積むことになります。私は世界を変えられる訳ではありませんが、出来るのは出来る限りの準備をすることです。もし彼が落胆したのであればそれも良いでしょう。人としては良いことではありませんが、ピッチ上ではそれを見せなかった訳ですし、それが最も大事なことですよ。

─　Harvey Elliottのパフォーマンスについて

彼がトレーニングしている姿を見れば、彼のパフォーマンスには容易に納得出来ますね。彼にはズバ抜けた才能がありますし、良い子でもあります。彼がコーナーで観客を鼓舞する姿を見るとね…。正直に言うと、今夜は感動させられた場面が何度かありました。本当に最高でしたね。試合後にドレッシングルームに先に入ってテレビ画面を見ていたら、彼はまだ勝利を祝福して回って、かなり色々なものを観客に渡していました。あれはとても良かったですね！何と言えば良いのでしょうか？今夜は彼らのことならあなた方が望む限り、いくらでも話をしますよ。
素晴らしいパフォーマンスでしたが、選手たちはみんな努力しなければなりません。若ければ若いほどこの先のキャリアは長くなる訳ですし、それに向けた準備をしなければなりません。今夜彼らが見せてくれたような証を残してくれるというのは試合に出た選手たちにとって素晴らしいことです。率直に言って、ベンチにいた選手の中にも才能がある選手は何人かいましたよ。そういう才能はとても気に入っていますよ。
確かにElliottは非常に良いプレーをしてくれました。16歳の選手に期待されるプレーではありませんでしたね。最高でしたよ。

─　FIFA Club World Cupへ出場することによって、Carabao Cup準々決勝はいつ行われることになるのか？

私は心配していませんよ。誰かは心配しなければならないのでしょうけどね。我々が組み合わせを決める訳でも、試合日程を決める訳でもなかったのですからね。
FIFAがClub World CupがQatarで開催されると言っていて、我々はそこに行かなければならないことはテレビのインタビューですでに答えていますから、我々は行きますよ。Premier Leagueは我々にPremier Leagueでプレーしなければならないと言って来ていますので、我々は間違いなくプレーすることになります。そして今夜プレーしたCarabao Cupは、クリスマスの午前3時などではなく我々に対して適切な場所を見つけられなければ、我々はプレー出来ませんよ。彼らはそれを調整しなければなりませんし、あなた方にもそういうことを考えてもらわなければなりませんよ。
あるチームがどの試合にも出ることが出来ない対戦表を持っているのなら、その対戦表は考え直さなければなりません。出来ればどこか他のタイミングで始めたいですし、出来れば今からでも始めたいですよ。この問題が今回明らかになったというのは正しいと本当に思いますが、この問題の犠牲者になることはないでしょう。我々は今夜試合をしましたが、勝利を願い、それを成し遂げました。そしてもし彼らが我々にとって適正な試合日程を見つけられないのであれば、我々は次のラウンドでプレーは出来ません。ですから我々の対戦相手となるどこかのチームがそのまま勝ち抜けるか、Arsenalにプレーしてもらうことになるでしょう。我々にはその決定を変えることは出来ませんね。
ですが今夜はその問題は完全に無視しておきますよ。Premier Leagueの関係者の多くはテレビの前に座ってArsenalの突破を願っていたと思いますが、申し訳ありませんでしたね！

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激情家のKloppもさすがに今回はゴールが決まった時にいつもとは違う反応を見せていましたね。
普段であればまるで自分が決めたかのように感情を爆発させ、Kopスタンドの方に向かって走って行きそうな試合でしたが、今回は「おいおいマジかよ〜」と言ってそうなヘラヘラした顔を見せていましたね(笑)

相手もメンバー落ちとは言え、1.5軍くらいのレベルの選手を出して来たArsenalを相手に、若い選手たちが互角以上の戦いを見せてくれたことにKlopp自身驚いていたのでしょう。

準々決勝のAston Villa戦はどうやら日程を変える方向で検討してもらえているらしいですが、どこにズラしても厳しい日程であることに大差はありませんよね。

いっそのこと今夜行われるVilla戦の結果をそのままカップ戦の結果としてくれても良いかも知れませんけど？