Lallana獲得

今シーズンの終了からほどなくして獲得の噂が上がったLallanaの移籍が決まりました。

4年契約で移籍金は推定2,500万ポンドと見られていますが、どんな事情があるにせよちょっと奮発し過ぎた感はありますネ。

しかも報道が正しければ、2,500万ポンドは相手の要求額通り。Liverpoolが提示したのが2,000万ポンドであったのだとしたら相手の要求を全面的に受け入れたことになります。
まぁ交渉にあたって色々なしがらみがあったのかも知れませんし、Liverpoolにどれほどの資金的余裕があるのかは分からないので文句は言えませんが、いつもLiverpoolは相手の言い値を払わされている印象があるので…(苦笑)

ちなみに各種メディアによって報じられている通り、BournemouthとSouthamptonの間に今回の移籍金の25%が支払われる契約条項が存在するそうで、何もしていない(？)Bournemouthに対して625万ポンドが支払われるそうです。

Bournemouthは、彼らの登録選手であったLallanaが12歳でSouthamptonのアカデミー入りをした時に3千ポンド、スカラシップ契約(17歳未満の育成選手契約)を結んだ時に5千ポンド、そしてプロ契約を結んだ時に1万ポンドを受け取ったそうです。
そして今回の625万ポンド。14年も前に結んだ契約がこうしてビッグマネー獲得に繋がりました。
今回の取引で一番得をしたのは彼らだったりするのかも知れませんネ(苦笑)

このBournemouthの商魂の逞しさはLiverpoolにも見習って欲しいところです、是非是非。



何はともあれ、待望のLallana獲得はLiverpoolに良い影響を与えてくれるでしょう。
Southamptonでのプレーを見る限りLiverpoolのスタイルにも問題なく合いそうな印象を持たせてくれますし、Premier Leagueでの実績もありますから即戦力としては最高のチョイスかも知れませんネ。
…が、それ故に彼の加入でチームがガラリと大きく変わるような印象もありません。それで良いのかも知れませんが…。

Rodgersがどういう使い方をするのかは今は分かりません。
前に複数のターゲットがある状態でこそ彼のパスセンスやテクニックが活かされるでしょうし、ボールを運べる選手なので彼にボールが入る瞬間に合わせて攻撃のスイッチが入るようなチームを作ってもらいたいですネ。


そして彼とポジションを争うことになるであろうCoutinho、Henderson、Allen、Lucas。
彼らもそう易々と新参者に負けてもらっては困ります。それぞれに特徴を持った選手ですから、与えられるチャンスでしっかりと自分のプレーを見せてもらいたいですネ！