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旧年中は当ブログにお越しいただき誠にありがとうございました。本年も変わらぬご支援を賜りたく、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
さて早速試合の方ですが、今回のメンバーはまずSusoに代わってSterlingが先発復帰。そしてShelveyに代わってHenderson、Lucasに代わってAllenと言う布陣。
さらに何とRodgersに代わってPascoe(苦笑)
ノロウィルスにやられたという報道があり、JonesやDriscollも同じ症状だとか。そして代理を務めたPascoe自身も具合が悪かったと言う…大丈夫かいな(汗)
そんな心配をよそにチームは3-0の快勝。
Aston Villa(1-3)→Fulham(4-0)→Stoke(1-3)と惨敗と快勝を繰り返して来ての今回の結果ということで、何だか「ツンデレLiverpool」なんて新しい言葉が出来そうな雰囲気になって来ましたが、年末最後の試合をスッキリ勝つことが出来て良かったです。
これからはもっとデレデレしたいので(爆)、そこんとこヨロシクです。
ディフェンスについては危ない場面はほとんど無し。
Liverpoolとしては早い時間帯に3得点しながらも気を緩めることなくクリーンシートを達成したことは非常に素晴らしかったと思います。
唯一ヒヤリとさせたのは69分にMbiaにフリーでシュートを打たれた場面であり、あの時だけはQPRのパス回しに全く寄せることが出来ないままフィニッシュまで持ち込まれてしまいましたネ。
QPRとしては何本か放ったミドルで活路を見出したいところだったでしょうが、残念ながらそのほとんどがReinaの正面を突いてしまいました。
一方のオフェンスはまず前半の早い段階で3得点取れたことは素直に喜ばなければなりませんネ。
1点目はHendersonのパスからSuarezの個人技でHillをかわしてゴールの左隅に決めました。
抜かれたHillとしてはSuarezがボールを受けに一旦下がった時に反応が遅れた時点で勝負は決していたと考えた方が良いでしょう。ゴール前でプレッシャーも掛からずに前を向くSuarezと、それを半身で待ち構えて待つHillではその差は歴然でした。
2点目はSuarezがドリブルでサイドを抉り、中央に突っ込んで来たSterlingへパスを送り、その跳ね返りを再び手にしたSuarezが押し込みました。
これもHillにミスがあって、SkrtelからのロングボールをSuarezに競り負けた後、すんなり自分の持ち場に戻ってしまいSuarezを完全にフリーにしてしまいました。
あの場面では自分がその後もSuarezに付くなり、誰かに指示してSuarezのマークをさせるなりするべきでしたネ。
3点目はショートコーナーから相手の寄せを受けていなかったAggerのヘッドが右隅に決まりました。
この場面では両チームともにコーナーキックの準備を整える前にリスタートしたDowningとGerrardのアイデアの勝利。ゆっくり上がって来たAggerがその流れのままフリーでボールの落下点に入ることが出来ました。
今シーズンはここまでコーナーキックからの得点があまり期待出来ませんでしたから、こういう相手の虚を突くやり方はこれからも継続してもらいたいですネ。
後半は無得点に終わったものの50分にSuarezが放ったシュートや53分にGerrardが突っ込んでヘディングを狙ったところなど惜しい場面は何度かありましたネ。
ファンとしては4点、5点と取って痛快な試合をしてもらいたかった思いもありますが、結果としては全く問題ありませんでした。
ただ少し気掛かりなのは、パスを繋いで相手を攻略して行こうとする姿勢が試合を通してなかなか見られなかったところ。
まずSkrtelやReina、Gerrardからのロングフィードが多用されていましたし、選手1人1人の距離は遠かったですネ。QPRの守備組織が非常に脆弱であったことを考えれば、失礼ではありますが「恰好の練習台」とすることが出来た試合だったと思いますので、もっとRodgersスタイルを追求した試合運びをしてもらって良かったように思います。
時計を進める目的もあって、終盤になってようやくポンポンと敵陣でショートパスを繋いでポゼッションしながらQPRゴールを目指す場面が見られましたが、全体的には「パスを繋ぐチーム」という印象は全く持てませんでしたネ。
これを否定するつもりはありませんが、今のチームにはアイデンティティやプライオリティがどこに置かれているのかが全く分からない状態が続いています。
シーズン当初にオーナーが語っていた「流動性やエンタテイメント性のあるチーム作り」とRodgersに期待した部分はどうなったのか。
今のチームが見せているのはそれから掛け離れたプレーであり、Dalglish時代とさほど大きく変わるものではないように見えますネ。シーズン序盤戦の方がよほどそれっぽさを感じさせてくれました。
別に性急にRodgersスタイルの確立を望むわけではありませんが、それを有耶無耶にしたままに結果すら手に入れられない状態に陥れば、また周辺が騒がしくなってしまうのではないかと危惧しています。
さて。
完璧な試合をしたLiverpoolでしたが、残念なことにEnriqueが後半半ばにハムストリングを損傷。「少なくとも6週間の離脱」なんて予測も出ています。
公式発表が待たれるところですが、自力でピッチから下りることが出来ていましたから何とか軽傷であって欲しいですネ。
Enriqueの離脱はチームにとって本当に大きいです。
ここ数試合に渡って右ウィンガーとして好パフォーマンスを連発していたDowningをコンバートするのか、それともJohnsonをコンバートするのか…。
前者はDowningにとってこれまでの良い流れを一旦断ち切ることになり兼ねませんし、後者もJohnsonとの絶妙な連携を見せていたDowningにとって少なからず影響を及ぼすことになるという、いずれにしてもDowningにとって大 きく影響を及ぼす離脱となる気がします。
まぁ前向きに捉えれば、Downingを1月に放出しづらくなったと言うことでしょうが…(苦笑)
次節(今夜)は難敵O'Neillが率いるSunderlandが相手。
前半戦はポイントを積み上げるのに苦労していた彼らですが、少しずつ結果を出してきているチームです。そんな彼らに4節で1-1のドローを演じたLiverpool。
こちらも発展途上のチームであり、どちらがこの3か月半の間でチーム力をアップさせて来たかが勝敗を分けそうな予感です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Queens Park Rangers 0 - 3 Liverpool
30 Dec 2012, 16:00 Barclays Premier League(20)
--------------------------------------------------------------
Julio Cesar Pepe Reina
Nedum Onuoha Glen Johnson
Ryan Nelsen Martin Skrtel
Clint Hill Daniel Agger
Armand Traore Jose Enrique
Jamie Mackie Joe Allen
Samba Diakite Jordan Henderson
Stephane Mbia Steven Gerrard
Shaun Wright-Phillips Stewart Downing
Adel Taarabt Luis Suarez
Djibril Cisse Raheem Sterling
--------------------------------------------------------------
SUBS:
Robert Green Peter Gulacsi
Shaun Derry Oussama Assaidi
Anton Ferdinand Sebastian Coates
Esteban Granero Lucas Leiva
Fabio da Silva Jamie Carragher
Junior Hoilett Suso
Alejandro Faurlin Jonjo Shelvey
--------------------------------------------------------------
GOALS:
Suarez(10)
Suarez(16)
Agger(28)
--------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Derry(Cisse 46) Lucas(Henderson 64)
Granero(Diakite 63) Suso(Enrique 71)
da Silva(Wright-Phillips 80) Carragher(Allen 87)
--------------------------------------------------------------
REFEREE:
Anthony Taylor
--------------------------------------------------------------
BOOKED:
Mbia(57) Lucas(83)
da Silva(90)
--------------------------------------------------------------
SENTOFF:
--------------------------------------------------------------
VENUE:
Loftus Road Stadium
--------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Harry Redknapp Colin Pascoe
Liverpoolとしては早い時間帯に3得点しながらも気を緩めることなくクリーンシートを達成したことは非常に素晴らしかったと思います。
唯一ヒヤリとさせたのは69分にMbiaにフリーでシュートを打たれた場面であり、あの時だけはQPRのパス回しに全く寄せることが出来ないままフィニッシュまで持ち込まれてしまいましたネ。
QPRとしては何本か放ったミドルで活路を見出したいところだったでしょうが、残念ながらそのほとんどがReinaの正面を突いてしまいました。
一方のオフェンスはまず前半の早い段階で3得点取れたことは素直に喜ばなければなりませんネ。
1点目はHendersonのパスからSuarezの個人技でHillをかわしてゴールの左隅に決めました。
抜かれたHillとしてはSuarezがボールを受けに一旦下がった時に反応が遅れた時点で勝負は決していたと考えた方が良いでしょう。ゴール前でプレッシャーも掛からずに前を向くSuarezと、それを半身で待ち構えて待つHillではその差は歴然でした。
2点目はSuarezがドリブルでサイドを抉り、中央に突っ込んで来たSterlingへパスを送り、その跳ね返りを再び手にしたSuarezが押し込みました。
これもHillにミスがあって、SkrtelからのロングボールをSuarezに競り負けた後、すんなり自分の持ち場に戻ってしまいSuarezを完全にフリーにしてしまいました。
あの場面では自分がその後もSuarezに付くなり、誰かに指示してSuarezのマークをさせるなりするべきでしたネ。
3点目はショートコーナーから相手の寄せを受けていなかったAggerのヘッドが右隅に決まりました。
この場面では両チームともにコーナーキックの準備を整える前にリスタートしたDowningとGerrardのアイデアの勝利。ゆっくり上がって来たAggerがその流れのままフリーでボールの落下点に入ることが出来ました。
今シーズンはここまでコーナーキックからの得点があまり期待出来ませんでしたから、こういう相手の虚を突くやり方はこれからも継続してもらいたいですネ。
後半は無得点に終わったものの50分にSuarezが放ったシュートや53分にGerrardが突っ込んでヘディングを狙ったところなど惜しい場面は何度かありましたネ。
ファンとしては4点、5点と取って痛快な試合をしてもらいたかった思いもありますが、結果としては全く問題ありませんでした。
ただ少し気掛かりなのは、パスを繋いで相手を攻略して行こうとする姿勢が試合を通してなかなか見られなかったところ。
まずSkrtelやReina、Gerrardからのロングフィードが多用されていましたし、選手1人1人の距離は遠かったですネ。QPRの守備組織が非常に脆弱であったことを考えれば、失礼ではありますが「恰好の練習台」とすることが出来た試合だったと思いますので、もっとRodgersスタイルを追求した試合運びをしてもらって良かったように思います。
時計を進める目的もあって、終盤になってようやくポンポンと敵陣でショートパスを繋いでポゼッションしながらQPRゴールを目指す場面が見られましたが、全体的には「パスを繋ぐチーム」という印象は全く持てませんでしたネ。
これを否定するつもりはありませんが、今のチームにはアイデンティティやプライオリティがどこに置かれているのかが全く分からない状態が続いています。
シーズン当初にオーナーが語っていた「流動性やエンタテイメント性のあるチーム作り」とRodgersに期待した部分はどうなったのか。
今のチームが見せているのはそれから掛け離れたプレーであり、Dalglish時代とさほど大きく変わるものではないように見えますネ。シーズン序盤戦の方がよほどそれっぽさを感じさせてくれました。
別に性急にRodgersスタイルの確立を望むわけではありませんが、それを有耶無耶にしたままに結果すら手に入れられない状態に陥れば、また周辺が騒がしくなってしまうのではないかと危惧しています。
さて。
完璧な試合をしたLiverpoolでしたが、残念なことにEnriqueが後半半ばにハムストリングを損傷。「少なくとも6週間の離脱」なんて予測も出ています。
公式発表が待たれるところですが、自力でピッチから下りることが出来ていましたから何とか軽傷であって欲しいですネ。
Enriqueの離脱はチームにとって本当に大きいです。
ここ数試合に渡って右ウィンガーとして好パフォーマンスを連発していたDowningをコンバートするのか、それともJohnsonをコンバートするのか…。
前者はDowningにとってこれまでの良い流れを一旦断ち切ることになり兼ねませんし、後者もJohnsonとの絶妙な連携を見せていたDowningにとって少なからず影響を及ぼすことになるという、いずれにしてもDowningにとって大 きく影響を及ぼす離脱となる気がします。
まぁ前向きに捉えれば、Downingを1月に放出しづらくなったと言うことでしょうが…(苦笑)
次節(今夜)は難敵O'Neillが率いるSunderlandが相手。
前半戦はポイントを積み上げるのに苦労していた彼らですが、少しずつ結果を出してきているチームです。そんな彼らに4節で1-1のドローを演じたLiverpool。
こちらも発展途上のチームであり、どちらがこの3か月半の間でチーム力をアップさせて来たかが勝敗を分けそうな予感です。
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Queens Park Rangers 0 - 3 Liverpool
30 Dec 2012, 16:00 Barclays Premier League(20)
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Julio Cesar Pepe Reina
Nedum Onuoha Glen Johnson
Ryan Nelsen Martin Skrtel
Clint Hill Daniel Agger
Armand Traore Jose Enrique
Jamie Mackie Joe Allen
Samba Diakite Jordan Henderson
Stephane Mbia Steven Gerrard
Shaun Wright-Phillips Stewart Downing
Adel Taarabt Luis Suarez
Djibril Cisse Raheem Sterling
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SUBS:
Robert Green Peter Gulacsi
Shaun Derry Oussama Assaidi
Anton Ferdinand Sebastian Coates
Esteban Granero Lucas Leiva
Fabio da Silva Jamie Carragher
Junior Hoilett Suso
Alejandro Faurlin Jonjo Shelvey
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GOALS:
Suarez(10)
Suarez(16)
Agger(28)
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SUBSTITUTIONS:
Derry(Cisse 46) Lucas(Henderson 64)
Granero(Diakite 63) Suso(Enrique 71)
da Silva(Wright-Phillips 80) Carragher(Allen 87)
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Mbia(57) Lucas(83)
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趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
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