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20120226_vsCardiff-001.jpgまずは120分を戦い切り、ファイナルに相応しい激闘を見せてくれた両チームに感謝したいです。
そして久々にファイナルの舞台に立つことが出来た喜び、初めての新Wembley Stadiumの地を踏むことが出来た喜び、そして何よりも胸が締め付けられるほどの熱い戦いを見せてもらえたことをとても嬉しく思います。


特に素晴らしいプレーで最後までLiverpoolを追い詰めたCardiffには賞賛を贈りたいですネ。

ここまでの彼らはトップリーグのチームとの対戦はBlackburnのみで、他は同じディヴィジョン以下を打ち破って決勝まで昇り詰めて来ました。
一見運でWembleyまで辿り着いたようにも感じられますが、今日の彼らが見せたプレー、気迫、タイトルの渇望はファイナリストに相応しいものだったと思いますネ。

彼らがKuytに逆転弾を奪われた瞬間の茫然とした表情、そしてそこから盛り返し118分に同点弾を捻じ込んだ気迫からは、彼らのこの1戦に賭ける決意が感じられた気がしました。
 

一方のLiverpoolはExeter、Brightonを経て、Stoke、Chelsea、Cityとトップリーグの厄介な相手を打ち破ってここまで来ました。しかもCityとのホーム&アウェイを除いた全てがアウェイ戦という厳しい戦い。

Dalglishは大会序盤からベストメンバーで試合に臨んで来ました。本気で今大会の制覇を狙っていたのでしょう。
達成直後のインタビューでの安堵した表情は、タイトルがこのチームにもたらすものの大きさをよく理解していたからこそ出たのではないかと感じます。

そして今シーズンはずっと「得点力」に課題を抱えて来ましたが、この大会をリプレイなしにしっかりと勝ち上がって来たあたりは評価したいですネ。
難所Britanniaの地でStokeを退け、中1日ながらChelseaを完封し、現在リーグトップを快走するCityと互角以上に渡り合う…。
これは気まぐれに成し遂げたことでは無く、自らの実力で手にして来たものだったのではないでしょうか?

彼らもまたファイナリストに相応しいチームだったと感じますネ。



今日の試合ではお互い、けっしてテクニックを披露して「我らが最上である」と声高らかに謳うようなフットボールではありませんでした。

Liverpoolは時折相手に簡単に縦パスを許すなど、一歩間違えば「命取り」となり兼ねないような危険な場面もあり、ディフェンスに関してはどこか集中力を欠いていたように見えました。
オフェンスも序盤こそ良かったものの先制点を奪われてからはいつもの如く不満を感じさせる場面がありました。
延長戦途中に起用されたKuytが相手との体力差を活かしてスピードに乗ったドリブルを繰り出していなければ、あの逆転弾は生まれなかったかも知れません。

強い勝ち方ではありませんでしたがそれでも観客を沸かせたのは、お互いの勝利を目指す気持ちの強さがピッチ上に表れていたからではないかと思います。
お互い死力を尽くして戦い、足が攣ろうともタイムアップまで走り続けた姿には心を打たれました。
よく「PKは勝敗を決するものでは無い」と言いますが、まさにその通りでこの試合にPKはいらなかったようにも思いますネ。
20120226_vsCardiff-002.jpg

6年ぶりの戴冠…。
これがLiverpoolにとって遅過ぎたかどうか今はよく分からなくなっています。
ただ、この大会では選手1人1人が一丸となって勝利を目指す気持ちが見れたような気がしますし、何よりこのチームが初めて優勝カップを頭上に掲げたことが今後の弾みとなってくれるように思います。

何かを手にして皆で喜びを分かち合う姿を見るのは本当に久々。
この優勝が成功への足掛かりとなり、近い将来「強いLiverpool」を見せてくれることを心から願いたいです。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Cardiff City 2 ― 2 Liverpool
            (2 PK 3)
26 Feb 2012, 16:00 Carling Cup Final
-------------------------------------------------------------------
Tom Heaton                         Pepe Reina
Kevin McNaughton                   Glen Johnson
Mark Hodson                        Martin Skrtel
Ben Turner                         Daniel Agger
Andrew Taylor                      Jose Enrique
Don Cowie                          Jordan Henderson
Peter Whittingham                  Steven Gerrard
Aron Gunnarsson                    Charlie Adam
Joe Mason                          Stewart Downing
Kenny Miller                       Luis Suarez
Rudy Gestede                       Andy Carroll
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
David Marshall                     Maxi Rodriguez
Filip Kiss                         Dirk Kuyt
Anthony Gerrard                    Jay Spearing
Robert Earnshaw                    Jamie Carragher
Craig Conway                       Alexander Doni
Lee Naylor                         Martin Kelly
Dancy Blake                        Craig Bellamy
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Mason(19)                          Skrtel(60)
Turner(118)                        Kuyt(108)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Kiss(Mason 91)                     Bellamy(Henderson 58)
Gerrard(Hudson 99)                 Carragher(Agger 87)
Blake(McNaughton 106)              Kuyt(Carroll 103)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Mark Clattenburg
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Kiss(98)                           Henderson(52)
Turner(119)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Wembley Stadium
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Malky Mackay                       Kenny Dalglish
 
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無題
正直この一戦に対する気持ちはカーディフの方が上だったように感じました。

ダルグリッシュはベストメンバーを選んだと思います。攻撃が機能して、チャンスになっても、得点がなかなかできず、またまた何度かポストに嫌われてしまいましたね(笑)


とはいえ優勝という結果はとても嬉しいですね(^o^)
僕がサポーターになって初めてのタイトルです!!
FAカップも頑張って欲しいですね。


この試合が始まる前にエミレーツで行われていたノースロンドンダービーを見ていたんですが、二点差をひっくり返したアーセナルはすごかったです

特に、同点、逆転弾はファン・ペルシーの能力の高さによるものでした。(ウォルコットもすごいけど)

彼のような絶対的エースがいるチームは強いですね。スアレスには彼のようになってもらいたいです
ocepgf さん 2012/02/27(Mon)19:14:58 Edit
ocepgfさん
コメントありがとうございます。
そして初タイトルおめでとうございます(笑)

常々感じますが、ここ数年でサポーターになられた方は僕以上に辛い思いをされて来たことと思います。
そしてかなりのマゾ気質だなと…僕なりの褒め言葉です(笑)

僕的には「ようやくタイトルを手に出来るチームに戻って来てくれた」という感覚で、これが新生Liverpoolの序章となり、これから壮大なストーリーを見せて欲しいと願うばかりです。
目下のところ達成してもらわなければならない目標が2つありますから、この勢いに乗って是非成し遂げてもらいたいですネ!


Arsenalの試合は残念ながら見れませんでした。Benayoun様が先発していたようですので見たかったです…。

van PersieはFWとして必要なものを全て持っている印象があります。
が、今のArsenalは彼に依存するところがかなり大きいようにも思えますネ。
周囲が傑出した能力を持つ選手をいかに利用するかが重要で、それを誤れば個人に依存したチームになってしまいそうで怖いです…。
[ from Rush : 2012/02/27 20:24 ]
無題
夕食中、母が「で、昨日はどっちが勝ったの?」との質問。私は当然「オレが応援してたチームだよ。」
と答えると、母が「じゃあ静学が勝ったのね。」とのこと。???
確かに同時刻ローカル放送で県高校新人戦「静学 対 藤枝東」が録画中継されていました。(笑)
新聞を読んで確かめると本当に静学が勝っていました。(爆)
シャンク さん 2012/02/27(Mon)19:57:27 Edit
シャンクさん
コメントありがとうございます。

爆笑ネタありがとうございました。しかも新人戦て(爆)
もしかしてお母さん…シャンクさんとの会話を見つけようと、サッカー情報を掴もうと日々涙ぐましい努力を重ねていらっしゃるとか?

こんなお茶目なお母さんはなかなかいません。
大切にしてあげて下さい(笑)

…ってあれ?Liverpoolネタはゼロでしたネ(苦笑)
[ from Rush : 2012/02/27 20:26 ]
無題
リヴァプールにとって非常に大きなタイトルですね
自分もリヴァプールを応援し始めて初めてのタイトル獲得となりました

ライバルたちが成功を収めるのをただ見てるだけというのは本当につらかったです。ケニーには本当に感謝しています。どん底からよくここまで引き上げてくれました。簡単にはいかなかったですが。

ただ、戦術面や起用法は皆さんもお分かりのように謎が多いので(笑)攻撃面で頼りになる戦術家がほしいですね。

カイトは本当に頑張ってくれているのに、ベンチスタートは納得いきませんでしたが、最後に彼の苦労が報いられる瞬間が訪れて本当によかったです。もっと使ってあげてほしい。

ただ、まだ終わったわけではなくこれからさらに困難な試合があります。タイトル獲得を自信に勝ち続けてほしいですね。

おめでとうレッズ。  YNWA
ジェラード炎 さん 2012/02/27(Mon)21:13:49 Edit
ジェラード炎さん
コメントありがとうございます。
初タイトルおめでとうございます。このタイトルはジェラード炎さんにとって格別なものとなるでしょう。

Kuytは本当に存在感を見せてくれました。
得点もそうですが、それよりも2発外したて迎えた3番手のPKをキッチリ決めて、スタンドに向かってメチャクチャ気迫の籠ったガッツポーズ…。
恐らく敢えてああいう風にしてくれたのではないかと想像していますが、あれでグッとLiverpoolに流れを引き込んでくれたように感じました。
本当にありがたかったですネ。

そしてKuytにとっても初めてのタイトルです。
Liverpoolに移籍して2シーズン目には右サイドでの起用を求められ、彼なりにいろんな苦労もあったのではないかと思います。
前オーナーの問題にもあまり騒がず、ただ選手としての責務を果たそうとしてくれた姿勢など、この人にはどれだけ感謝してもし足りないくらいです。
ずっとチームに留めておいて欲しい選手ですよネ。


Dalglishについてはいろいろとお願いしたいことはありますが、結果だけ見ると就任1年でタイトル獲得ですから快挙と言って良いんですよネ。
今の諸問題をどう解決するのか…彼の手腕をしっかり見せてもらいたいです。
[ from Rush : 2012/02/28 05:59 ]
無題
おめでとうございます!!!!

6年間待ち望んでいたタイトルを一つとりましたね。 価値も小さいと言われるこのカップですが、僕らリヴァプールサポーターには涙が出るくらい嬉しいものですね。

内容はいつもながら見ていて息が詰まるような戦いをしちゃいましたね。 決勝に関してはカーディフの気合いの入り方や大舞台の独特な雰囲気もあるので、結果良ければと、今だからこそ言えますよ。
(1点目取られた時、ハーフタイムの時にかなり気落ちしましたけどね(苦笑))

クラブのレジェンドであるケニーには改めて感謝です。 今のチームが上質で魅力あるフットボールをしているとは僕の中では思いませんが、ケニーがもたらした気持ちやリヴァプールというクラブの尊厳がチームに大きな思いを残したのかもしれませんね。

最初の大音量のKOPのYou'll never walk aloneで早くも感動し、試合に勝ち、ジェラードがカップ掲げて感動し、ドレッシングルームで優勝力士かよと思わせるカップシャンパンではしゃいでいる彼らを見てまた感動でした。 改めて、遠い異国のファンですが、やっぱり優勝っていいですね!!!

気持ちを切り替えて、今後もこんなフットボールをしてほしい論をさせてください!
切腹フットボーラー さん 2012/02/28(Tue)07:31:18 Edit
切腹フットボーラーさん
コメントありがとうございます。
本当に嬉しいですネ!!

Gerrardがカップを掲げて子供のような笑顔を見せた時には、少しウルッと来ました(笑)
ここ数年は眉間にシワを寄せた顔ばかり見ていたような気がしていましたからネ。


Gerrardがカップを持ち上げる直前は久々にウズウズした気持ちにさせてもらいました。
やはりLiverpoolファンである限り、この感覚は忘れてはいけないと感じましたネ。

今の実力的に、リーグ戦ではトップ4を目標に掲げるのが妥当かも知れませんが、やはり常に優勝を狙ってもらいたいと強く感じました。
久々のタイトルに有頂天になっているワケではなく。
今シーズンに関しては、まずはFA Cupそしてトップ4の目標を達成して、来シーズンは「リーグ制覇」と言いたいですネ。


Cardiffの気持ちのこもったプレーは賞賛が贈られるべきですよネ。それでいてラフファイトに陥らなかったところがまた素晴らしかったと思います。彼らはWembleyに思い出を作りに来たのではなく、真剣にLiverpoolを倒そうとしていました。
本当にファイナルに相応しい試合だったと思います。



冷静に試合を振り返ればいつもの課題を抱えたままのLiverpoolでしたが、ファイナルはやはり様々な要素が複雑に絡み合う試合になりますし、今回は課題をアレコレ言うよりもカップを手に入れたことを喜ぶべきでしょう。
タイトルとはそういうものだと思います。

そしてそれをもたらしたDalglishやスタッフには感謝したいです。
魅力的なチームを完成させるにはまだまだ時間が掛かるでしょうが、それまでは我々も「こんなフットボールをしてほしい論」に花を咲かせましょう(笑)
[ from Rush : 2012/02/28 12:22 ]
無題
やったー!\(^o^)/
pocoti さん 2012/03/01(Thu)19:16:20 Edit
pocotiさん
コメントありがとうございます。

優勝出来てホント良かったですネ!
FA Cupもこのまま勝ち進んで欲しいです。

一行のコメントながらpocotiさんの喜びが伝わって来ました…って顔文字のせいかな?(苦笑)
またお越し下さい。
[ from Rush : 2012/03/02 05:53 ]
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