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20120122_vsBolton.jpgこの試合で唯一良かったと思えるのはポストプレーの技術が上がったと感じられたことですネ…Ngogの(涙)
Liverpool時代のポストプレーは酷いものでしたが、今日はしっかり受けて、キッチリ落とすことが出来ていました。
前半の2失点はその彼の落としから生まれました。失点したことには落胆しましたが彼の成長には素直に喜べましたネ。


しかし呑気に喜んでいられないのがLiverpoolの現状。

前半4分での失点は不運でも何でも無く、Ngogの下がって落とす動きを寄せて出来たスペースを突かれた形。それでもボールを受けたM.Daviesに寄せる時間は十分にあったハズでしたが、まるでエアポケットのような形になってゴール前までドリブルを許してそのまま失点してしまいました。2失点目も似たような形で中央が開いたところをReo-Corkerに走り込まれてしまいました。

この2つの場面に関しては守備の厳しさが全く感じられず、ミッドウィークのCity戦に意識が向いていると言われても反論のしようがありませんでした。

BoltonはLiverpoolのボールを前線から積極的にチェイスしていましたし、Ngogにボールが入った時は周りをサポートする選手も実に多かったように感じました。Liverpoolが目指してもらいたい形はまさにコレ。
なぜLiverpoolはコレが出来ないのか…というかここまで来るとやろうとする意識が無いとしか思えないんですよネ。
まぁ戦い方は1つではないのですが、とにかく点を取れなければ話になりません。

LiverpoolもCarrollのポストプレーからBellamyが飛び出す場面が何度かありました。
確かに1つは得点に結び付きましたが、やはり欲しいのはもっとゴールに近い付近でのプレー。それが相手をより危険に晒し、ゴールに繋がるプレーになるのだと思います。
Liverpoolには是非今日のBoltonを見習ってもらいたいですネ。


しかし今のLiverpoolにとってビハインドを追いかけなければならない展開は本当に厳しいです。
オフェンスは縦へ急ごうとするがあまりか、雑な放り込みや意識の合わないパスが目立ちました。選手たちにどういう意識があるのかは分かりませんが、決定力不足を認識しているが故にリードされたことに焦っているようにしか感じられませんでした。

かなりの重症ぶりに腹が立つどころか失笑してしまいましたネ。


さて22試合を終えた段階で4位と6ポイント差。
数字上はまだまだ逆転可能ではありますが、シーズンを半分過ぎた時点でまだこういうプレーを続けているのであれば差は詰められないままでしょう。
そろそろ目標を下方修正した方が良いかも知れませんネ。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Bolton Wanderers 3 - 1 Liverpool
21 Jan 2012, 15:00 Barclays Premier League(22)
-------------------------------------------------------------------
Adam Bogdan                        Pepe Reina
Gretar Rafn Steinsson              Glen Johnson
Zat Knight                         Martin Skrtel
David Wheater                      Daniel Agger
Sam Ricketts                       Jose Enrique
Chris Eagles                       Steven Gerrard
Nigel Reo-Coker                    Charlie Adam
Fabrice Muamba                     Jordan Henderson
Martin Petrov                      Craig Bellamy
Mark Davies                        Maxi Rodriguez
David Ngog                         Andy Carroll
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Tuncay Sanli                       Sebastian Coates
Kevin Davies                       Dirk Kuyt
Darren Pratley                     Stewart Downing
Dedryck Boyata                     Jamie Carragher
Michael O'Halloran                 Alexander Doni
Joe Riley                          Jonjo Shelvey
Jay Lynch                          Martin Kelly
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
M.Davies(4)                        Bellamy(37)
Reo-Coker(29)
Steinsson(50)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
K.Davies(Ngog88)                   Kuyt(Rodriguez 64)
Tuncay(Eagles 90+1)                Downing(Adam 64)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Kevin Friend
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
                                   Enrique(63)
                                   Kuyt(90+2)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Reebok Stadium
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Owen Coyle                         Kenny Dalglish
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ケニーのコメント
我々は準備が出来ていなかった。

とのコメントをしていましたが(goal.com)、それでは一週間一体なにをやっていたのでしょう?
シャンク さん 2012/01/23(Mon)01:18:24 Edit
シャンクさん
コメントありがとうございます。

いやいやBolton戦は本当に参りました。
前半の2失点はもっと体を寄せていれば潰すことが出来ただろうと思いますし、攻撃もCarrollが一生懸命体を張って落としたところにBellamyが走り込んでいるだけでMaxiを活かしたり、サイドを崩すような動きはなかなか見られませんでしたネ。


Dalglishのコメントについては、試合に向けたメンタル面の準備という風に僕は読み取りました。
生の記者会見を見ていないので「準備が出来ていなかった」という言葉との因果関係は分かりませんが、公式HPで続けられた
"The foundations of the football club have always been built upon respect for other people …"
という言葉はまさにそういうものを表しているのだろうと感じました。


相手への敬意を払い全力で試合に臨む姿勢は常に持つものであり、1週間で教え込んでいくような代物でも無いでしょう。そしてその意識を試合で見せられることが出来なかった選手たちに対して、Dalglishはメンタルの「準備が出来ていなかった」と感じ、それが彼にとって「最も残念なこと」だったのではないかと受け取りました。

ただこの試合に集中して臨んだとしても戦術面や連携面の課題は残ったのではないかと思われ、今回のDalglishのコメントはそれをオブラートに包んだに過ぎないとも感じましたけどネ…(涙)
[ from Rush : 2012/01/23 12:56 ]
無題
不甲斐ない敗戦でしたね。
守備は良かったチームだったのに、それすらも脆くも崩壊してしまうんですからね。
改善する点はわかっているようなことをコメントしていたケニーの発言が今になって痛々しく感じます。
言葉を失ってしまいますね。
シーズン振り替えって、終わり良ければとなればいいんですけどね。

シティvsスパーズ戦を見ましたが、今のレッズとの力の差を見た気がしました。 両チームとも守備はしまっていて、攻撃はチームの長所を生かしながら鋭く戦えていたように感じました。 今のレッズの長所を考えたんですが、攻撃に限って言うと・・・見つからなかった。。。

好きなチームだし、頑張ってほしいんですけどね。
切腹フットボーラー さん 2012/01/23(Mon)07:40:42 Edit
切腹フットボーラーさん
コメントありがとうございます。

本当に不甲斐ない試合でしたネ(涙)
僕たちが戦術面や連携面に対してアレコレ言っている内容が正しいとも思わないのですが、一向に上向いてこない現状を見ると疑心暗鬼になりますネ。

新戦力が入ってチームが大きく変わったシーズンですから「しばらくは我慢が必要」と思って見ていましたが、シーズン後半になっても相変わらずチグハグしたプレーを見せられると、そういう問題でもないんだなと認識させられます。

Kennyが「分かっている」とした改善点が今後どういう風に対処され、試合に反映されていくのか。
僕たちはKennyやチームを信じて待つしかないのでしょうが、少しずつでもそれが結実していると実感出来れば見ているこちらもすごく楽なんですよネ。


上位チームの試合を見ると、物凄く切なくなりますネ(苦笑)
彼らはチームとしてしっかりまとまっていますし、自分たちの長所をよく理解してしっかりと出し切って戦っているように感じます。
それが出来ているのはチーム内に共通認識があるからだろうと思わされますネ。
それがあるからスペースを作る動き、入る動きが出来るのでしょう。
[ from Rush : 2012/01/23 12:56 ]
無題
再投稿失礼致します。

確かにチームの攻撃はチグハグなんですよね。
僕も我慢、我慢と思って応援を続けていますが、ボールポゼッションを優先させ過ぎるのも考えた方がと考え始め・・・ケニーを信じたいんですけどね。
チーム全体にもっと思い切りが必要だと感じるし、こうなったら延び延びとプレーして欲しいですね。
特にヘンドとキャロルはね!

シルバ→ナスリのゴールは僕の理想の形でした(苦笑) 悔しいし、切ないですね。
切腹フットボーラー さん 2012/01/23(Mon)19:06:13 Edit
切腹フットボーラーさん
再コメントありがとうございます。

Nasriのゴールはホントに素晴らしかったですネ。
センターサークルを越えた辺りでゆったりポゼッションしながら相手ディフェンスの動きを観察し、Nasriが中央のスペースに走り込んだところに絶妙パス。その直前にDzekoがセンターから少し左にポジションをズラしてディフェンスを釣ったから中央にスペースが出来たんですよネ。まぁDzekoがNasriとSilvaの意図をどこまで理解していたかは分かりませんが(笑)、狙って動いていたら本当に最高ですネ。

で、Liverpoolにもこういうプレーが出来ればなぁと…。例えば先日のStoke戦でKuytがサイドに流れても誰もそこに入って来ないわパスも出て来ないわで、ただ単に中央が留守になっただけという…。
こういう残念な動きを続けている限り得点力は上がらないでしょうネー。
[ from Rush : 2012/01/24 04:21 ]
無題
バイタルエリアまでボールを運ぶんだけど、そこから手詰まりなんですよね。

全盛期のジェラードであれば解決していたでしょうが、今のプレーはどちらかというと司令塔なんで最後の仕上げができないんですよね

狭いエリアにドリブルで切り込んでいける選手がほしいですね。スペインの選手はそれがうまいですからだれかほしい。僕はムニアインが好きですがまず獲得できないでしょうね。
ジェラード炎 さん 2012/01/23(Mon)22:59:14 Edit
ジェラード炎さん
コメントありがとうございます。

僕は今の前線に人を入れても混乱するだけのように感じています。
個で突破して得点する選手が現れれば勝てる試合も増えるかもしれませんが、それは望まれる形では無いように感じますし。

事ここに至ってはオフェンスの形を現メンバーでトコトン議論してもらって、解決してもらいたいと思っています。

そう言えばBolton戦ではCarrollが下がりながら自分が開けたスペースにボールを落として、そこにBellamyが突っ込む場面が何度かありました。恐らくDalglishの指示があって実行しているのでしょうが、どんな形であれそうやって1つずつ反復しながらモノにしていくことは凄く大事だと感じましたネ。
僕には少し稚拙にも思えましたが…(苦笑)
[ from Rush : 2012/01/24 04:22 ]
無題
再々投稿失礼致します。

そうなんです、ジェコの動きが絶妙でした。ナスリがダイアゴナルランを始めたところで、クロスしてジェコが流れて囮になってたんですよね。(ジェコが走った後に、シルバのパスの弾道を首を動かして見ていたのでジェコがこのプレーを狙ったかは怪しいですが(笑)) こういう動きがないと今のポゼッションフットボールは活きないでしょうね。

ストーク戦は仰る通りで、噛み合ってなかったですよね。 危険な位置にポジションを取れないと得点は取れないんですけどね。現状のレッズは全体的にチームとしての動きの質は低いですよね。 試合の入り方や気持ちよりも、これが改善点だと思うんですけどね。
切腹フットボーラー さん 2012/01/24(Tue)08:12:42 Edit
切腹フットボーラーさん
再コメントありがとうございます。
「Dzekoの首の動き」とか切腹フットボーラーさんも見るところがマニアックですネ(爆)

恐らく彼は自分がボールを受けやすい場所に移動したに過ぎなかったのでしょうネ。


あの場面ではNasriの嗅覚と、Silvaのパスセンスが活かされたワケですが、動きそのものはいたってシンプルとも言えます。
なぜLiverpoolではこういう動きを積極的に実行しないのか。
出来ないのか、やろうとしないのか…本当にナゾですネ。

あとCityは縦と横の揺さぶりが激しいと感じますネ。
ディフェンスラインの裏をスピードで抜けようとする場面もあれば、横にはたいてみたり、クロスもマイナスのボールを入れたり。アイデアがとにかく豊富でそれを実現するために選手が走り回っている印象を受けますネ。
これが相手ディフェンスとのギャップを生み出し、より有利な形でシュートに持っていけるんでしょうけれど…。


試合に向けたメンタルは確かに重要ですが、彼らが本当に苦しんでいるのはその次のチームとしての連携や戦術的な部分であることは明らかだと思います。
Dalglishや選手にとってはそれが明らかじゃないのかな…なんて(汗)
[ from Rush : 2012/01/24 14:30 ]
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