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20120409_vsAstonvilla.jpg選手たちは一生懸命。
それは伝わって来るのですが、その気持ちとは裏腹にゴールの遠いこと遠いこと…。


今日はReinaの3試合出場停止のため、Doniがシーズン初出場。
相手のプレッシャーが掛かった状態のEnrique(だった?)に出したボールを相手に奪われた場面はヒヤリとしましたが、それ以外は不安に感じる場面はありませんでした。
足元の巧さも見せてもらいましたし、相手のチャンスを潰す飛び出しを見せた状況判断の良さも光りました。
これからも安心して見ていられますネ。
…というかこのレベルの選手が1シーズン出番を与えられないと言うのは本当に勿体ないです。余所であればレギュラーを張れる選手だと思いますし、せめてカップ戦くらいは任せてあげて欲しいですネ(汗)



今日は試合開始からLiverpoolがボールをキープするもののVillaのプレッシャーは素早く、なかなか簡単にボールを運ぶことが出来ませんでした。
結果的にパスを横に回しながらジワリジワリと敵陣ににじり寄るような形を強いられ、苦労してゴール前に辿り着いてもVillaディフェンスがしっかりと待ち構えているという厳しい展開。
ラストパスを出す前にはすでに「手詰まり」を起こしているように感じられ、最後の一手は全て相手に見透かされているように思えました(涙)
 

それでも何度か決定機はありました。

7分。Downingの左サイドのクロスが流れたところ、ファーサイドから詰めたKuytのシュート。
43分。右サイドからのGerrardの強振にゴールマウスの目の前で反応したKuytのシュート。
45+1分。Shelvey、Kuytと繋いで裏に完全に抜け出したSuarezのシュート。
53分。Gerrardからのアーリークロスに合わせたSuarezのヘッド。
79分。Gerrardのアーリークロスが弾かれたところに待ち構えていたBellamyのフリーでのシュート。
88分。Gerrardの左サイドからのクロスに中央で合わせたCarrollのヘッド。

これらはGivenの好セーブなどで得点には至りませんでしたが良い形だったと思います。実際2点くらいゴールラインを越えていそうでしたしネ(苦笑)



Liverpoolが猛攻を仕掛けることが出来たのは負傷欠場していたAggerが投入されたあたりから。
この時間帯、Villaは前線からのチェックを完全に止めてしまい、自陣でしっかりと2ラインを敷いて待ち構える手段を取るようになっていました。
Liverpoolはこれに乗じてほとんどの時間をVillaの陣内で戦うことになりましたが、牙城を崩すまでにはなかなか至らず。

そしてジリジリさせられ続けた82分に待望の同点弾!

CKがこぼれたところを右サイドから作り直してGerrardのクロスからファーサイドのAggerのヘッド。これはバーを叩きましたが、そのボールにいち早く反応したSuarezが頭で押し込んでくれました。

正直前半のHerdのような胸のすくようなシュートでもありませんでしたし、ほんの僅かにSuarezの打角が変わっただけでバーを越えてしまいそうなシュートではありましたが、ゴールには同じ価値があるからフットボールは面白い。

こうしてようやく同点に追い付いてくれたLiverpoolでしたが、その後の逆転弾は結局生まれずじまい。
終始ペースを握り、Villaの攻撃を散発させた試合でしたが結局勝ちきれずに2ポイントを落としてしまいました。

惜しむらくは10分の失点の場面ですネ。Herdをフリーにしすぎてしまいました。

内容的にも前半はVillaのプレスに苦しみ、なかなか良い形で前線にボールを供給出来ず、フィニッシュワークはあえて悪く言わせてもらえば「成すすべなく投げやり」と思えました。
守備陣形を整えた相手の中にパスを入れようとする「不可能なチャレンジ」をしているように見えましたし、そもそもボールの前を走る選手が少なく、そこに呼応しようとする選手もなかなか現れない状況では良い結果など得られるハズもありません。

プレッシャーの厳しい相手に対する戦い方は延々と引きずる彼らの課題なのでしょうネ。



それでも選手たちは試合に勝つために最後の最後まで必死に戦ってくれました。

Suarezなどはボールがゴールラインを割る度にそれがマイボールであろうがなかろうがボールを取に行き早くプレーを再開しようとしていましたし、勝利への渇望は選手1人1人から見て取れたように思います。

しかし現実それだけで勝てるほど甘くないのがフットボール(苦笑)
彼らが理想とするとフットボールからはまだまだ、まだまだ遠いように思いますが、この気持ちが勝利のスパイスとなるハズだと感じます。

苦しんで苦しんで、それでも全力を出し切って戦い抜いた先には光があることを信じています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 1 - 1 Aston Villa
7 Apr 2012, 15:00 Barclays Premier League(32)
-------------------------------------------------------------------
Alexander Doni                     Shay Given
John Flanagan                      Alan Hutton
Jamie Carragher                    James Collins
Martin Skrtel                      Nathan Baker
Jose Enrique                       Stephen Warnock
Jordan Henderson                   Eric Lichaj
Steven Gerrard                     Stephen Ireland
Jonjo Shelvey                      Chris Herd
Stewart Downing                    Barry Bannan
Luis Suarez                        Emile Heskey
Dirk Kuyt                          Gabriel Agbonlahor
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Brad Jones                         Brad Guzan
Daniel Agger                       Andreas Weimann
Andy Carroll                       Enda Stevens
Maxi Rodriguez                     Daniel Johnson
Sebastian Coates                   Derrick Williams
Jay Spearing                       Gary Gardner
Craig Bellamy                      Samir Carruthers
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Suarez(82)                         Herd(10)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Carroll(Downing 65)                Gardner(Heskey 58)
Bellamy(Shelvey 65)                Weimann(Herd 73)
Agger(Enrique 76)                  Carruthers(Bannan 86)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Michael Oliver
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Suarez(77)                         Carruthers(88)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Kenny Dalglish                     Alex McLeish
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無題
勝てないですね(苦笑)

正直、先制点を取られた時はまた負けるのかと弱気になりました。。。

4-5-1のシステムはこれまでもそうでしたが、全くというほど噛み合わないですよね。 カイトのポジションを変えて4-4-2にシステム変更をしてから流れが変わったように感じます。 ピッチをワイドに使えるように変化したことでビルドアップについては、この形を続けていければ良いと感じました。

僕個人としては色々なサイトで最近不調の原因だと矢面に立たされているヘンダーソンはトラップミスや縦への意識が薄い問題はありますが、左右にパスを正確に振れていて、彼の良さを出せていたと感じました。

ですが、アタッキングサードの仕掛けや崩しはやっぱりまだまだですね。 不用意にクロスを上げて運任せのところは否めないですね。 これが改善出来れば、良いフットボールだと僕は思うのですがいかがでしょうか? スペースを空けて走り込んだり、クロスしてディフェンスを釣ったり、ニアに走り込むなどの工夫と、ドリブルやワンツーで仕掛けることが出来ればいいんですが。。。

アストンヴィラが引いたこともありましたが、圧倒はしていたと感じていますので、この闘いかたを継続してもらうしかないですね。

諦めずに闘う姿をまずは見たいですね。 
切腹フットボーラー さん 2012/04/09(Mon)19:51:03 Edit
切腹フットボーラーさん
コメントありがとうございます。

あ…Villa戦は4-5-1でしたか。
僕は何の気なしに試合前にテレビに映し出された4-4-2を鵜呑みにしていました(汗)

とは言えHendersonが別にサイドにいるワケじゃなくセンターに入っていたり、Kuytがサイドに張っていたり、Suarezが下がって来たり、Gerrardがサイドに入ったりしていたので「まぁ流動的にやってんだろなぁ」くらいの認識でしたよ(苦笑)

…こりゃ試合を見誤ったかも?(汗)


ただ4-5-1が合わないと言うより、Suarezの1トップが合わないと言った方が僕的には正しいように思えるんですよネ。
彼は自ら動き回ってボールに触ってチャンスを作るタイプだと思いますし、そうなった時に代わりにポジションに入って来る選手がなかなかいないので結果的にプレーを難しくしてしまっているように思います。
事あるごとに言っていますが1トップに誰かを置いてSuarezは左サイドを主戦場に…というのが僕の希望ですネ。


Hendersonについては今となってはほとんど問題を感じなくなりました(笑)
以前はSunderland時代のアクションを期待していましたが、今はその役割を求められていないんだと理解しましたし、チームのバランサーとして見れば良いプレーをしてくれていると感じます。以前に比べればゴール前にも入ってくれるようにもなりましたしネ。
これからはAlonsoを目標に頑張ってくれればと違う期待をしています(!?)


Villa戦もまさにそうでしたが、ペナルティエリアに侵入するところでのミスや動きの物足りなさはこのチームの課題だと思います。
プレッシャーを受けてもしっかりとボールを繋いでゴール付近までボールを運ぶことが出来ているのですが、そこからがなかなか思うように行かないですネ。

最後のパスも無理を承知でやっているようにしか見えませんでした。まさに運任せ。
クロスも中央で待ち構える選手に送るパターンが多いので相手DFからするとポイントを定めやすいだろうと感じますネ。

中央で何度でも動き直しをしたり、2列目3列目の選手が飛び込んだり、クロッサーもそれらを待てるくらいの余裕が出てくると得点力も上がるだろうと思います。

非常に難しい部分だとは思いますが「もう一工夫」というところまで来てると思いますよ!
[ from Rush : 2012/04/09 21:16 ]
無題
4-4-2に変えたというのは、カイトのポジショニングの変化も勿論ありますが、得点を取られた後に選手達に向かってピースサイン(2本指)の指示を出していたのを映像で抜かれていたのを見たからでもありますよ。
批判の的のケニーも仕事はしているんですよね。

ヘンダーソンは僕もサンダーランド時代のプレーを望んでいますが、求められていないんでしょうね(苦笑) ケニーが彼を天才だというのは、それなりにどのポジションでもこなしてしまうからでしょうね。 僕の中では器用でクレバーな選手という印象は持っていますが、ある意味では何でもそつなくこなす選手ということかもしれません。 この試合の中央からのサイドチェンジは見ていて頼もしかったですけどね。 アロンソを目指すのは急激な方向転換ですね。 サンダーランドでのプレースタイルと2で割ってモドリッチがいいかもしれませんよ。

昨シーズン終盤も攻撃の形云々よりも、僕はクロスのこぼれ球をカイトやマキシがゴールに繋げていたというのが印象にあり、今も彼らを出場させてシンプルにクロスを上げていれば、もう少しは勝ち点を拾えたかもしれません。 そんな運任せのフットボールは望んでいませんけどね。。。

選手達の意志疎通に任せるしかないので、しっかりコミュニケーションをとって誰がどのプレーを望んでいるのかを知って、プレーをしてほしいですよ。 実力はある選手達だと思っていますから!
切腹フットボーラー さん 2012/04/10(Tue)07:54:53 Edit
切腹フットボーラーさん
再コメントありがとうございます。

んーDalglishのピースサインは全く気付きませんでした。
面白い場面を見逃してしまいましたネ…残念。


Alonsoの件は半ば冗談も混じっていますよ。ああいう選手はチームに欲しいですが、「いやいやHendersonは違うでしょう」と自分に突っ込みながら書いていましたから(笑)
ただModricのようにピッチを自由に動き回る役割を期待するとまた不満が出てしまいそうなので(汗)、僕はとりあえず「Lucas超えを狙え」と言うに留めることにします(笑)


Dalglishも分かっていると思うんですよネ。MaxiやKuytを使えばもう少し上の順位で戦えていた可能性があるということを…。
ですがそれをしなかったと言うことは、彼が何歩か先を見据えているからだろう思うんですよネ。

それが結果的に上手く行かなかったというところは問題でしたし、それでも自分の信念にこだわり続けたDalglishにも問題はあったと感じます。

彼がよく言う「運」は言い訳になりませんが、彼らにもう少し「運」があればチーム作りはもっと順調に進んでいたようにも思います。どんな形であれムードはチームの醸成を早めるものですからネ。

何とかこの苦境を脱してもらいたいですネ。
[ from Rush : 2012/04/10 17:21 ]
無題
引き分けですか(安堵)
って下位のチームと引き分けで喜ぶチームになっちゃいけませんね。
なんか最近カイトについても怪しい噂が流れてるしこれ以上暗いニュースは止めてくれー。
ケニーの現役時代ってまだ僕は産まれてなかったので、DVDでしか見たことありませんが、例えばもしジェラードが将来監督に望まれてやって来て、今みたいに中傷されていたら僕は耐えられないかも・・・
昔からのファンは僕よりずっとずっと辛いんだろうなーなんて・・・
って、あれ?試合に全然関係ない事ずっとかいてますね(笑)
悪即斬 さん 2012/04/10(Tue)09:57:13 Edit
悪即斬さん
コメントありがとうございます。

ウェルカムですよ!試合に関係ない話でも!
最近マッチレポートしか挙げていない分際で何を言うかという気もしますが(苦笑)、たまには違うネタでも話がしたいです。


Kuytは身辺穏やかでないですネ。
ただまだ何も決まったワケでは無いので…あまり本気にしないようにしたいと思います。

ですが今のような境遇に置かれ続けるのであれば、むしろ出て行った方がお互いにとって良いとさえ思えます。
Liverpoolで選手生活を終えて欲しい選手の1人でしたが、まだまだトップでやれる選手だと思いますので、外へ出る結末となるのならそれを受け入れようと身構えています。
いやまだ何も決まったワケでは無い…(苦笑)



Dalglishの現役時代を知る人たちにとって今の彼への批判はどう映るのでしょうネ?
…という僕も彼の現役時代を知る人間なのですが(笑)、まぁ恐らく想像してらっしゃるほどの特別な感情は無いですよ?
ですが当時の僕は田舎の鼻たれ坊主でしかありませんでした。
あの頃すでに成熟した大人となってらっしゃった方はまた違う感情をお持ちかも知れませんネ。

プロの世界なので結果が出なければ批判は受けざるを得ません。いくら特別な存在であるとは言え特別扱いはすべきではないですネ。
それはDalglish自身もよく理解しているでしょう。

ただ彼が批判されていると僕も一緒に批判されているような気持ちになることはあります。
幸いここのブログはあまり過激派の方がコメントを残していかないので良いですが、もしそういうコメントを残されたら本人に代わって謝っちゃいそうです(爆)

Dalglishに対してはそんな感覚ですかネ…。
[ from Rush : 2012/04/10 17:23 ]
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趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
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