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20120111_Dalglish.jpgDalglishのコメント。
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このクラブは世界規模のフットボール機関であり、ここは考え得るあらゆる信条、色、国籍のサポーターを抱えるフットボールクラブです。素晴らしい成功を収め、これほどの良い評判が広まることで幸運をもたらされて来ましたし、強固な基盤は60~70年代にはShanksとともに築き上げられ、多くの人々によって受け継がれて来ました。
Bob Paisley、Joe Fagan、上層の管理スタッフ、John Smith会長、Peter Robinson…そのサポートは次第に大きくなり、そのサポートの中で人々との素晴らしい組織横断的な動きがありました。もし我々がそのコミュニティの一部に対してどんな形であれ偏見や差別を持っていれば、そのサポートを受けられることは無かったでしょう。
 

わがフットボールクラブは地域社会に奉仕するフットボールクラブになることをベースとしています。そして我々はその地域社会の何人をも平等に扱うことにし ています。クラブがそれを差別したことは無く、これからも何人に対しても差別することはありません。我々にとって、フットボールクラブとは、それがサポー ターであろうと、選手であろうと、オーナーであろうともあらゆる個人よりも重要なのです。これは個人の問題では無く、フットボールクラブの問題であり、こ のフットボールクラブに極めて誇りを持つべきなのです。

この数週間、このフットボールクラブは本来すべきことをしていないという認識をされていました。ですがこのフットボールクラブはそこに落ちて行くことは無いと私は思います。我々は常に人種差別に関する公式なキャンペーンをサポートしますよ。

Luisのことで大きな問題があったのは確かです。選手たちがLuisへのサポートを見せたことは素晴らしかったですが、その後ある者に、選手たちは自分 たちが人種差別撲滅運動に興味を持っていないということを示していると悪く解釈されてしまいました。全く馬鹿げた考えですよ。Liverpool Football Clubにおいて我々が誰かの助けを借りながら社会のあらゆる場面における人種差別やその他の差別を根絶する役に立てるのであればそうするつもりです。

我々は人種差別がフットボールに近付くことを望んではいませんし、間違いなくこのフットボールに近付くことも望んでいません。


そして我々はその行動を起こし、Oldhamの若いTom Adeyemiに対する事件が新たに起こってしまいました。これは警察の関わる問題ではありますが、我々に言えることは、もしTomの件について警察がど んな形であれ協力を要請して来るのであれば、我々は彼らのために力を貸します。私にとって重要なのは我々がフットボールクラブとして団結することです。 我々はみな、責任ある行動を取る責任があるのです。Tomを怒らせるような何かを叫んだ者がいたとして、その人物を警察が探し出し、処分を下すのに我々が 力を貸すことが出来るのであれば、我々は出来る限りの厳しい処罰は何でもするつもりです。



私については、復帰を要請されて以来1年が経ちました。復帰したことは光栄で名誉なことです。そしてどんな形であれ人種差別その他の差別があると思った場合にはこのクラブに復帰することはないということはサポーターに保証出来ますよ。ここにはいないでしょう。

私はグラスゴーで育ち、グラスゴーの人間であることを非常に誇りに思っています。それは私の根底に流れるものです。当時の私はそれが当たり前のものだと 思っていましたし、先生に敬意を払い、警察官を尊敬するよう育てられて来ましたが、肌の色や信条や宗教に関わらず人に対して敬意を払うことも教えられて来 ました。そのことが私に悪い影響を与えたとは思いませんよ。

私にとってはそれが自分が生きて行く手段となっています。物事に誠実であれば間違った方向に行くことは無いとも言われました。だから私はずっとそのスタンスで居続けますし、このフットボールクラブがずっと続けてきたスタンスであると私は思っています。

どんな形であれFAが反人種差別について歩を進めることに協力出来るのであれば、我々は何よりも先んじて積極的に行動しますよ。

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非常に素晴らしいコメントでした。
Liverpoolに長きに渡って関わって来たDalglishだからこそ言える、彼だからこそ伝わってくる言葉だと思いました。

今回の件はクラブの歴史の一部として残ることでしょう。Suarezの心にも。
それを良き教訓として今後を歩んでもらいたいです。


そしてAdeyemi選手の件に関してはOldhamから公式HPを通じてとても温かいメッセージを頂きました。
それがクラブが事件の究明に真摯に向き合い、Adeyemi選手やOldhamに対して相応しい対応をしていることの証だと感じました。
そして何よりも相手を思いやることの大切さ、それが差別をなくすのだと言うことを教えてもらったように思います。
彼らがくれたメッセージはすごくありがたかったです。


明朝は気分スッキリCity戦を見れそうです。
そしてスッキリ前回のリベンジを果たしてもらいたいですネ!
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