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特に代表戦から帰って来てからはチームの歯車が少し噛み合わなくなっているのか、それまでのようなスピード感やアグレッシブな動きが見られず、全体的にモッサリとした印象があります。
まぁSalahがいなかったり、Napoli戦ではFabinhoが早々に離脱してベストメンバーを組めなくなっているのが問題なのかも知れませんが、近いうちに勝てない時期が来てしまうのではないかと心配になりますね。
今回の相手Brightonはリーグ下位に沈むチームでありながら、昨シーズンはFA Cupでベスト4進出。準決勝ではCityを相手に1-0で敗れて惜しくも決勝進出を逃しましたが、そういう一発を持ったチームという印象があります。今シーズンもTottenhamを破っていますので警戒が必要です。
今回の先発ですが、Napoli戦からの変更は3箇所。
Gomez、Fabinho、Milnerに代わってTrent、Alex、Wijnaldumが起用されました。
Fabinhoは一応累積警告による1試合の出場停止を消化する形にはなっていますが、Napoli戦での負傷が重なっていて年内復帰は不可能とのこと。
彼のポジションに今回はHendersonが入っています。
試合はいつもの如く、Liverpoolがボールをポゼッションして相手ゴールを窺う形となりました。
ただ冒頭にも述べた通り、この試合でも少し噛み合わないところがあってフィニッシュワークの精度はあまり高くなく、自らチャンスを手放してしまっているように見えましたね。
流れがダメならセットプレー。ということで前半のうちに2点決めたのは見事でしたね。
どちらもセットプレーからTrentがゴール前に入れたボールをvan Dijkが頭で合わせました。
これでリーグ戦でTrentは早くも5アシスト、van Dijkは3得点と、最終ラインの選手がチームにとって重要な得点源となっているのは本当に凄いことですね。
一方のディフェンスですが、こちらはまずまず良かったと思います。流れが相手に傾きかけた時も翻弄させることなく冷静に対応することが出来ていましたし、Brightonのスタイルのお陰でもありますが、ピンチが連続するようなこともありませんでしたからね。
試合が終盤に差し掛かる頃には久々のクリーンシートが見えて来たと思いきや、そこからとんでもない事件が起こってしまいます。
まずは守護神のAlissonがエリア外でハンドを犯して一発退場となったこと。
相手のロングボールに対して、恐らくは相手が触るより先にクリアしようとしたところ距離感が何かを見誤ってしまったのでしょう。気付いた時には相手に先に触られてしまい、無意識に手が出てしまいましたね。1点取られてもまだリードしている状況だったことを思えば全くは必要なファウルではありましたが、ハンド自体は仕方がありませんね。
そしてもう1つの事件は、そこで与えられたFKの場面で、Liverpoolが壁を作っている最中にプレー再開のホイッスルを吹かれてしまい、簡単に決められてしまったこと。
壁を作り終えるまではプレーを中断するというルールが無い以上文句の無い失点ではありますが、恐らくAtkinsonは壁が出来たと誤認したのか、もしくは何の考えも無く吹いてしまったのか、そのどちらかでしょう。
もし壁を作るのが遅いと判断したのであれば(実際遅い印象はありませんでしたが)、笛を吹く前段階でもっと選手とコミュニケーションを取るべきでしょう。そうでなければAtkinsonのジャッジは恣意的と取られかねません。
ルールが無いことこそ厳格かつ丁寧に行ってもらいたいものです。
思いがけない失点を喫した上に、10対11の数的不利に置かれたLiverpoolでしたが、そこからが本当に素晴らしかったですね。
1人少なくなって4-4の2ラインを敷くのはセオリー通り。終盤に差し掛かる時間でリードしている状況なら自陣に閉じ籠ってひたすら相手の攻撃を弾くというやり方が一般的だと思いますが、今回のLiverpoolは違いました。
場面によっては前に出てプレスを掛けてボールを奪うなどかなり積極的なディフェンスを見せてくれましたね。
体力的にも厳しい時間帯だったと思いますが、最後まで走り切り、守り抜いた選手たちの姿には感動しました。
苦しい試合ではありましたが、何とか勝って無敗継続。14戦で40ポイントを獲得するという素晴らしい成績を残しています。
最大のライバルであるCityとは11ポイント差まで開き、むしろ8ポイント差で2位に付ける絶好調のLeicesterの動向が気になりますね。
次節はMerseyside derby。
ミッドウィークに行われる試合で多少メンバーの入れ替えはあるかも知れませんが、ここでポイントを失う訳には行きませんからね。降格圏付近を彷徨う絶不調チームをキッチリ打ち負かしてもらいたいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 2 - 1 Brighton & Hove Albion
30 Nov 2019 ,15:00 , Premier League(14)
------------------------------------------------------
Alisson Mathew Ryan
Trent Alexander-Arnold Martin Montoya
Dejan Lovren Adam Webster
Virgil van Dijk Lewis Dunk
Andrew Robertson Dan Burn
Jordan Henderson Davy Propper
Alex Oxlade-Chamberlain Dale Stephens
Georginio Wijnaldum Yves Bissouma
Mohamed Salah Pascal Grob
Roberto Firmino Aaron Mooy
Sadio Mane Aaron Connolly
------------------------------------------------------
SUBS:
James Milner Shane Duffy
Naby Keita Neal Maupay
Joseph Gomez Leandro Trossard
Adrian Glenn Murray
Adam Lallana Ezequiel Schelottp
Xherdan Shaqiri David Button
Divock Origi Steven Alzate
------------------------------------------------------
GOALS:
van Dijk(18) Dunk(79)
van Dijk(24)
------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Lallana(Salah 69) Trossard(Bissouma 69)
Origi(Firmino 76) Alzate(Motoya 69)
Adrian(Alex 78) Maupay(Connolly 76)
------------------------------------------------------
REFEREE:
Martin Atkinson
------------------------------------------------------
BOOKED:
------------------------------------------------------
SENTOFF:
Alisson(76)
------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
------------------------------------------------------
MANAGERS:
Jurgen Klopp Graham Potter
PR
Gomez、Fabinho、Milnerに代わってTrent、Alex、Wijnaldumが起用されました。
Fabinhoは一応累積警告による1試合の出場停止を消化する形にはなっていますが、Napoli戦での負傷が重なっていて年内復帰は不可能とのこと。
彼のポジションに今回はHendersonが入っています。
試合はいつもの如く、Liverpoolがボールをポゼッションして相手ゴールを窺う形となりました。
ただ冒頭にも述べた通り、この試合でも少し噛み合わないところがあってフィニッシュワークの精度はあまり高くなく、自らチャンスを手放してしまっているように見えましたね。
流れがダメならセットプレー。ということで前半のうちに2点決めたのは見事でしたね。
どちらもセットプレーからTrentがゴール前に入れたボールをvan Dijkが頭で合わせました。
これでリーグ戦でTrentは早くも5アシスト、van Dijkは3得点と、最終ラインの選手がチームにとって重要な得点源となっているのは本当に凄いことですね。
一方のディフェンスですが、こちらはまずまず良かったと思います。流れが相手に傾きかけた時も翻弄させることなく冷静に対応することが出来ていましたし、Brightonのスタイルのお陰でもありますが、ピンチが連続するようなこともありませんでしたからね。
試合が終盤に差し掛かる頃には久々のクリーンシートが見えて来たと思いきや、そこからとんでもない事件が起こってしまいます。
まずは守護神のAlissonがエリア外でハンドを犯して一発退場となったこと。
相手のロングボールに対して、恐らくは相手が触るより先にクリアしようとしたところ距離感が何かを見誤ってしまったのでしょう。気付いた時には相手に先に触られてしまい、無意識に手が出てしまいましたね。1点取られてもまだリードしている状況だったことを思えば全くは必要なファウルではありましたが、ハンド自体は仕方がありませんね。
そしてもう1つの事件は、そこで与えられたFKの場面で、Liverpoolが壁を作っている最中にプレー再開のホイッスルを吹かれてしまい、簡単に決められてしまったこと。
壁を作り終えるまではプレーを中断するというルールが無い以上文句の無い失点ではありますが、恐らくAtkinsonは壁が出来たと誤認したのか、もしくは何の考えも無く吹いてしまったのか、そのどちらかでしょう。
もし壁を作るのが遅いと判断したのであれば(実際遅い印象はありませんでしたが)、笛を吹く前段階でもっと選手とコミュニケーションを取るべきでしょう。そうでなければAtkinsonのジャッジは恣意的と取られかねません。
ルールが無いことこそ厳格かつ丁寧に行ってもらいたいものです。
思いがけない失点を喫した上に、10対11の数的不利に置かれたLiverpoolでしたが、そこからが本当に素晴らしかったですね。
1人少なくなって4-4の2ラインを敷くのはセオリー通り。終盤に差し掛かる時間でリードしている状況なら自陣に閉じ籠ってひたすら相手の攻撃を弾くというやり方が一般的だと思いますが、今回のLiverpoolは違いました。
場面によっては前に出てプレスを掛けてボールを奪うなどかなり積極的なディフェンスを見せてくれましたね。
体力的にも厳しい時間帯だったと思いますが、最後まで走り切り、守り抜いた選手たちの姿には感動しました。
苦しい試合ではありましたが、何とか勝って無敗継続。14戦で40ポイントを獲得するという素晴らしい成績を残しています。
最大のライバルであるCityとは11ポイント差まで開き、むしろ8ポイント差で2位に付ける絶好調のLeicesterの動向が気になりますね。
次節はMerseyside derby。
ミッドウィークに行われる試合で多少メンバーの入れ替えはあるかも知れませんが、ここでポイントを失う訳には行きませんからね。降格圏付近を彷徨う絶不調チームをキッチリ打ち負かしてもらいたいです。
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Liverpool 2 - 1 Brighton & Hove Albion
30 Nov 2019 ,15:00 , Premier League(14)
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Alisson Mathew Ryan
Trent Alexander-Arnold Martin Montoya
Dejan Lovren Adam Webster
Virgil van Dijk Lewis Dunk
Andrew Robertson Dan Burn
Jordan Henderson Davy Propper
Alex Oxlade-Chamberlain Dale Stephens
Georginio Wijnaldum Yves Bissouma
Mohamed Salah Pascal Grob
Roberto Firmino Aaron Mooy
Sadio Mane Aaron Connolly
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James Milner Shane Duffy
Naby Keita Neal Maupay
Joseph Gomez Leandro Trossard
Adrian Glenn Murray
Adam Lallana Ezequiel Schelottp
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Divock Origi Steven Alzate
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GOALS:
van Dijk(18) Dunk(79)
van Dijk(24)
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Lallana(Salah 69) Trossard(Bissouma 69)
Origi(Firmino 76) Alzate(Motoya 69)
Adrian(Alex 78) Maupay(Connolly 76)
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