点を取られ、ディフェンス固められた

Kloppのコメント。
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─　試合の評価について

喜べないままでいることに問題はありませんよ。今夜突破を決めたかったというのは明らかでしたし、試合前から、そのずっと前からNapoliとの対戦が困難なものになるであろうことは分かっていました。昨年対戦した時も厳しかったですし、今後も厳しくなるでしょうからね。彼らは良いチームですよ。
そして今回は2つの問題が起こってしまいました。相手にゴールを決められて1-0にされたこととFabinhoが怪我をしたことです。一方はGiniを投入することで解決しました。彼は本当に良いプレーをしてくれましたが、もう一方は我々に問題を引き起こしましたね。Napoliはとにかく真剣勝負を挑むための準備をしっかりして来ました。普段のNapoliを見ている人なら、今夜はいつもと異なるアプローチをして来たことが分かるでしょう。結果を手にするためにゴールを決めて、全力で守って来ることは明白でしたよ。

我々はプレッシャーを高めなければならず、実際にそうしましたが、前半のラスト15分は良かったと思います。本来あるべき姿が見せられましたね。

後半は全力で守るクオリティを持つチームを相手に戦うことになりましたが、これは普通のことです。ウィングにはスペースがあって、我々はそこを活かそうとしましたが、ほとんどのタイミングでクロスを早く上げ過ぎてしまっていましたね。タッチライン際が今回のようにスペースがある状態になれば、ボールをゴールライン際まで持って行行ったり、クロスを入れたり、キーパーと最終ラインの間に入ってシュートを打つなど様々な選択肢がありますよ。ですが我々はクロスを早く上げ過ぎてしまったのです。だからキーパーに何度もボールをキャッチされてしまったのですよ。それでも我々はゴールを決めました。あれは本当に良いゴールでした。そこからまた追撃しようとしたり、追撃し続けたりしました。今夜はあまり上手く行きませんでしたが、フットボールとはそういうものですし、望む結果を常に得られる訳ではありませんよ。

─　Napoliと対戦する難しさとグループリーグの状況について

Napoliと対戦する時は明らかに苦労させられますよ。残念ながらね！それは相手がどれだけ良い
かということです。それでも我々は昨シーズン突破し、ここで試合に勝ったのです。それが最も大事なことでしたよ。今年はグループリーグを最終日まで戦うとになってしまいました。これは昨年と全く同じで、我々にとって目新しいものではまったくありません。
Napoliが今回のようなチームだと予想していたか？恐らくイエスでしょう。
Calroは賢い男です。Napoliは恐らく最高潮に達している訳ではないでしょう。ですからディフェンス寄りの準備をして相手の強みを打ち消し、カウンターアタックに自分たちのスキルを活かそうとしていました。それがあのゴールのために彼らがやったことですよ。

彼らは恐らくCagliari戦と同じシステムでプレーしたのではないかと思います。今回のように4バックか5バックでね。ですから我々は今回もそのシステムで来る可能性があると分かっていましたが、相手に0-1とされてからはとにかく難しくなりましたね。

グループリーグの順位はまだオープンな状態です。現時点でNapoliの連中は恐らくもう突破が決まったと考えているのではないかと思います。ですが彼らはホームでGenkと試合をしなければなりませんし、Liverpoolの周辺の人たちの多くは「もう1試合全力でプレーしなければならない」と考えるでしょう。ですが差は全くありませんでした。私がここに来て以来、50％の力で臨んだ試合など1つも思い出せませんよ。それが我々の試合であり、それで良いのです。素晴らしい試合でなくてもそれで良いのです。これからこの状況を活かして行きますよ。

─　今夜Liverpoolに最大の問題を引き起こしたのは何だったのか

我々に引き起こされた最大の問題は、相手にゴールを決められ、ああいうディフェンスをされてしまったことです。いつものNapoliのフットボールは今回とは異なり、もっとオフェンシブだと思います。ですが今夜の彼らはディフェンシブでカウンターアタックを狙って来ました。これに対するのが簡単になることはありませんよ。Napoliほどのクオリティを持つチームがあのようなアプローチを選択して来た時は厳しくなります。もし我々が1-0でリードしていれば恐らく彼らは戦い方を変えて来たでしょうし、そうすれば試合は違うものになっていたでしょう。我々には分かりませんけどね。それ以上はありませんよ。

─　Napoliの監督であるCalro Ancelottiとの会話について

トンネルに向かう途中で話をしましたが、まだ彼らがここに残っているかは分かりませんね。試合後はたくさんインタビューを受けていますから。ですからその後はきちんと話をしていません。試合後、彼は残りのシーズンの幸運を願ってくれましたし、私も彼に対して同じことを願いました。もうそれはやり終えたので、それ以上はありませんね。

─　Redsのシーズンにおいて極めて重要な試合となるSalzburg戦に向けて

激しさが必要だとは言いたくありませんが、我々には常にその激しさがありました。
私はここに来て4年になりますが、楽だった時があれば教えて欲しいですね。昨年の我々はホームでNapoliを相手に1-0で勝たなければなりませんでした。あれ以上大きなプレッシャーが掛かった試合を私は覚えていませんよ。本当に厳しい試合でしたし、我々はその試合に勝ったのです。これから我々はSalzburgに向かわなければなりません。
今は試合が終わったばかりで、私にとっての問題はFabinhoが怪我をしたことと、次のBrighton戦のことです。Salzburgのことではまったくありませんよ。
ですが私は人間というものがどういうものか知っています。我々が今夜グループリーグを突破して、Salzburg戦を消化試合にすることをみんなが願っていたと思います。でもそんなことにはなりませんでしたし、これからもそうなることはないでしょう。だから今の状況があるのです。もし我々にChampions Leagueに対する野心があるのであれば、それをSalzburgで示さなければなりません。その時が来るまで、我々はPremier Leagueに対する野心を示さなければなりませんね。Salzburg戦まで数試合ありますし、それぞれに集中しなければなりません。間違いなくそうすることになりますよ。

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Napoli戦は本当に苦しい試合になりましたね。
彼らにとってアウェイのLiverpool戦は「負けなければOK」の試合であり、その狙い通りの戦い方をして来ました。決勝トーナメントでは当たりたくない相手ですね。

そして残念なことにこの試合で足首を負傷したFabinhoが約1ヶ月離脱することが発表されました。
この過密日程を彼抜きで戦うのは本当に厳しいですね。
Alex、Shaqiri、Lallana、Keitaと、中盤のバックアッパーは豊富ですが、Fabinhoのようなタイプはいないだけに現有戦力でどのように戦うかはしっかりと練らなければなりません。アンカーポジションはWijnaldum、Lallana、Hendersonあたりで回して行くことになると思いますが、何とか彼が戻って来るまで凌ぎ切ってもらいたいですね。