Minamino獲得

正直に言ってまずはジェラシーを感じました。
Liverpool初の日本人選手になったんですからね。

僕は子供の頃「Liverpoolの選手になりたい！」と思っていました。
まぁ実力も何もありませんでしたから、それは「ぼくのしょうらいのゆめはうちゅうひこうしになることです！」と言っているのと同列でしたが、Independienteに封殺されたIan Rushの沈んだ表情を見て「シブすぎる！(不謹慎)」と思った時からLiverpoolの一員になることが僕の夢(僕の妄想)でした。

まさかその僕の先を越す日本人が現れる日が来るとは…。

…ということで(笑)、SalzburgからMinaminoの獲得が決定しました。
正式には1月1日からということですが、無事にメディカルチェックを通過し、個人の条件面にも合意し、晴れてLiverpoolの一員となることが決まりました。
(少し悔しいので淡々と進めます)

背番号は18。契約期間は4年半。移籍金は725万ポンドと見られています。
(淡々)

今シーズンのChampions LeagueでLiverpoolを相手に素晴らしいパフォーマンスを披露したことが間違いなく決め手となったでしょう。彼の獲得についてはHendersonやvan Dijkが監督に推薦したとの噂もありますが、まぁ自分たちの目の前であれだけ動かれて、スーパーゴールまで叩き込まれたら推薦したくもなりますよね(苦笑)

前線のどこでもプレー出来るのは魅力ですし、プレースタイルもLiverpoolに非常に合っていると思います。彼がチームにフィットすればまた一段と複雑な攻撃を繰り出せるようになるでしょう。Premier Leagueのフィジカルやテンポに合うかどうかは未知数ですが、少し時間を与えればそこも乗り越えられるのではないかと感じます。

せっかくLiverpoolという名門クラブの一員になれたのですから、僕の分も含めて(笑)息の長い選手として活躍してもらいたいですね。

Minaminoのインタビュー。
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─　Takumi、Liverpool Football Clubへようこそ。今のお気持ちを聞かせて下さい。

このLiverpoolの一員になることを夢見てましたし、その瞬間がいま訪れているということに凄くワクワクしています。(Liverpoolから関心を持たれていることについて)はい。しばらく前から分かっていました。

─　もうSalzburgに感謝と別れを伝える機会はあったのでしょうか？

Salzburgは僕にとって凄く重要なクラブです。最後にチームメイトとコーチ、監督とファンに対しては本当ありがとう、さようならというメッセージは残してくることが出来ました。

─　Liverpoolファンはあなたの到着を心待ちにしていましたが、その盛り上がりぶりはインターネットで見ましたでしょうか？そしてそれをどう感じますか？

少しだけそういう情報を目にしたり耳にしたりはしていましたけれど、そういうものを見たりしても自分は落ち着いていましたね。やはりLiverpoolというチームは日本でももちろん有名なチームですし、そこでプレーするというのはサッカー選手にとって1つの夢ですので、そういう理由ですかね。ここに来ることを決めるのに時間は掛かりませんでした。

─　Salzburgでは18か月間Naby Keitaと一緒にプレーしていましたね。Liverpoolの様子について彼と話をしたりしましたか？

彼と僕がここに来ることについて話し合ったことはないですけれど…タイミング的にも。まぁ彼のことは知っていますし、彼も僕のことを知っていますからまた一緒にプレーするのが楽しみですね。

─　Premier Leagueのフットボールへの移籍をどう考えているのでしょうか？あなたにとって自然なステップなのでしょうか？

Premier Leagueでプレーすることが僕の目標の1つでしたし、世界でもトップクラスのリーグだと思っています。
自分のキャリアが順調に行けば、そこで出来るだろうと思っていましたけれど、でもこのチームでプレー出来るとは思っていませんでしたし、すごく嬉しいですね。

─　Salzburgでは素晴らしいプレーをしていましたが、1月からすぐにインパクトを残せる自信はありますか？

チームの一員になるからには、プレーするチャンスを与えられた時にはこのチームに貢献するつもりでいますので。今もそれをイメージしていますし、そのために最善を尽くしたいですね。

─　このクラブには間違いなくポジション争いがたくさんあります。Mohamed SalahやSadio Mane、Roberto Firminoのような選手たちと競うのを楽しみにしていますか？

彼らだけではなく、世界レベルの選手がここには揃っていて、それは簡単なチャレンジではないですけれど、そこでスタメンを取りに行くという気持ちはチームを活性化する上でも重要だと思いますし、自分もそのつもりでプレーしたいと思います。

─　今シーズンは2度Liverpoolと対戦しましたが、その試合から何を学びましたか？そしてこのチームの一員となることに対して最もワクワクするのは何でしょうか？

その2試合でこのチームの技術の高さ、インテンシティの高さを学びました。フットボールのレベルも凄く高く、Champions League王者というもののレベルを感じました。それを感じた上でここでプレー出来る喜びというのをさらに感じることが出来ますし、その一員になれるというのは凄く嬉しいですね。

─　10月にはAnfieldでのプレーを経験しましたが、スタジアムについてはどう思いましたか？

Anfieldというのは日本でも凄く有名なスタジアムで、ファンの雰囲気だとかスタジアムの伝統だとか歴史とかの部分でも特別なスタジアムだと思います。対戦相手としてプレーしましたけれど、最高の雰囲気だったことを覚えています。

─　Jürgen Kloppと仕事をするのをどれほど楽しみにしていますか？そして彼はあなたのさらなる成長にどのような影響を及ぼしてくれると思いますか？

Jürgen Kloppと一緒に仕事が出来るというのは凄く楽しみにしていますし、少しドイツ語が出来るので彼とコミュニケーションをとれるというのは一つの自分の強みでもあると思うのですごく楽しみです。
彼は世界有数の監督だと思いますし、そして僕は今もずっと向上心があるので、そういう人との出会いの中で自分とチームの成長のために何かをもたらすことが出来ればいいのではないかと思います。

─　Salzburgで勝つことに慣れていると思いますが、新しいチームメイトにもそのメンタリティはあると思いますか？

持っていると思います。LiverpoolはPremier Leagueで1位ですし、前のシーズンにChampions Leagueも獲っています。そういうメンタリティや戦い方を彼らは持っていると思います。そういう部分を自分も感じて吸収していければと思います。

─　あなたはこれまでで最も多くゴールを挙げているシーズンを過ごしていますが、成長する余地はまだありそうですか？

オフェンスの選手なのでやはりゴールかアシストと言うところに常に拘っていますし、それに直結するプレーというのはそのクオリティや数を増やしていければと常に思っています。それが僕のストロングポイントだと思いますし、それをこのチームでも出していければ良いかなと思っています。

─　Liverpoolでの目標や野望は何でしょうか？

やはりPremier Leagueを優勝することとChampions Leagueを優勝することです。その中でチームにしっかり貢献するというのが自分の目標ですね。

─　最後にLiverpoolファンに向けてメッセージをお願いします。

AnfieldでLiverpoolのファンに会えるのをすごく楽しみにしていますし、ファンの前でゴールやアシスト、や勝利に貢献して、みんなで分かち合えることを僕も楽しみにしています。

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