ただ単に難しい試合だった

Kloppのコメント。

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─　Liverpoolは勝利を何とか掴まなければならなかったのか

仰る通りで、これはそういうものですよ。1-0は決着したと信用出来る結果では無いのですが、それは問題ではありません。
12月や1月は特に回復力を見せる必要があり、それが最も大事なことです。我々はその力を見せることが出来たのですが、Watfordも同じ様に見せて来ました。その点についてはリスペクトしますよ。
我々はチャンスを掴んでゴールを決めた訳ですが、彼らもゴールこそ決まらなかったもののチャンスはありましたね。あそこで決められないことが彼らが今の状況に置かれている原因の1つなのでしょう。彼らは2、3度決定機でミスをしていましたよ。

今なら話すことが出来ますが、今回は時間が経つにつれて風が我々の味方をしてくれました。Sarrがシュートを打てなかった場面で風が吹かなければ、少なくともシュートは打てていたと思いますね。風が両チームにとって試合をやり難くしたのは明らかでしたが、通常そういうシチュエーションでは我々よりも相手の方に味方するものです。

Aliは85分間ウォームアップをしているようなものでしたが、他の5分間は本当に重要な役割を担ってくれましたし、彼がゴールキーパーとしてどれほど傑出した選手であり、ああいう場面で大いに我々を助けてくれることを示してくれましたね。
我々は戦わなければならず、実際に戦ったから勝てたのです。ですから良かったですよ。

─　後半早い時間帯でのSadio Maneのヘディングシュートが取り消されたがVARの判定は正しかったか

まだ見ていませんが、ご想像の通り2-0で勝っている時はあまり気にしないものです。正直なところ、どこがオフサイドだったのかは私には分かりませんでした。誰かがゴールだと認めてくれるまで待たなければならないのですから、私はもうそれまでゴールを祝福しませんよ。
恐らくはオフサイドになる前にパスが1本あったのだろうと思いますが、Sadioがオフサイドだったようには私には見えませんでした。見返した訳では無いので分かりませんけどね。

─　Liverpoolにとっては「ツイていない日」だったのか

いや、ただ難しい試合だったと言うことです。ツイていなかったと言うことではありませんよ。良いパフォーマンスを見せている場面は何度も見られましたし、我々はゴールを決めました。
様々なシチュエーションでゴールを決めなければならないのです。数日前はセットプレーから2ゴール決めましたし、今回はカウンターから2ゴールですよ。ポゼッション率も高くて良かったですね。
今週はNigelが良い仕事をしたと言わなければなりません。ご想像通り、この試合に向けて準備をするのはとにかく難しかったですよ。我々はトレーニングと分析を信用していますし、それが我々というものです。それが常に我々を楽にしてくれるという訳ではありませんが、それが我々が普段からやっていることです。何がこの相手と対戦する上で役立つかを見つけ出そうとしているのです。選手たちはそういうことに慣れていますし、相手が何をしてくるかを思い付かず、提案しか出来ない時は楽にはなりませんね。そしてよく組織された相手と試合をすることになるのです。今回の相手もよく組織されていましたよ。
確かに我々はボールを持ってプレーしていましたが、問題は相手にボールを取られた時にディフェンスをするのが本当に難しいということでした。相手はそこで本当に上手くやって来ましたね。Deulofeuは上手くスペースに入って来ましたし、Sarrもそうでした。Deeneyはロングボールやボールを頭で逸らしたりして彼らを助けていました。
ディフェンスは情熱的でなければなりませんし、理想的には組織的でもなければなりません。常に上手くいった訳ではありませんが、Aliはよくやってくれました。ですからツイていなかったなんてことは間違いなくありませんし、ただ単に難しい試合だったというだけです。その点について私は全く問題だとは思っていませんよ。

─　過密日程について。そしてそれはLiverpoolにとって状況をさらに厳しくするかどうか

もし今回カタールに行っていなければ、ミッドウィークにAston Villaと試合をし、その後West Hamとの試合をすることになっていたはずです。
唯一の違いは7時間半のフライトがあることだけです。ですが向こうの方が暖かいようですね。向こうは雨が降っていると思います。これはピッチには良くありません。全チームがこれから1つのピッチで試合をします。これから全試合1つのピッチで行われ、そこは雨が降っています。カタールの人たちは雨がたくさん降ることに慣れているのかは分かりませんが、我々はピッチがどういう状態か確認することになりますね。これは少し問題になりますが、そこに行った訳ではありませんから私には分かりません。
ですが我々にそれ以上の試合はありません。West Hamといつ試合をするのかは分かりませんし、のちにもう1試合やるということで、それ以上のことはありません。その日が来るまで我々は出来るだけ上手く解決していこうと思います。
ですが今日はGiniの怪我もありましたし、Dejanも3～4日前に怪我をしていて我々のスカッドは徐々に小さくなっています。これはもちろん良いことではありませんよ。
ですがAston Villaに行ってCarabao Cupの準々決勝を戦っていても同じ問題を抱えていたでしょう。その点は差がありません。
日程は決められた通りであって、我々は自分たちの出来ることをやらなければなりませんし、我々はそうします。その点については我々は非常にポジティブに捉えていますよ。獲得出来るポイントはどれも必要であることは間違いありません。タフで長いシーズンですからね。
あなた方はすぐに判断出来ますが我々には出来ません。我々に出来るのはただリカバリをして次の試合をプレーするだけですよ。

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決定機の数で言えば相手の方が間違いなく多かったWatford戦。
最後は決定力の差が出た格好にはなりましたが、前後半キッチリ得点出来たところは良かったですね。
Liverpoolが最後にスコアレスで終わった試合は9/17のNapoli戦まで遡り、以降19試合は全て得点していると言うから凄いです。

さて明日はCarabao Cup準決勝進出を懸けてAston Villaと戦います。
Neil Critchley監督代行率いるユースチームがトップリーグのチームを相手にどこまで出来るか。胸を借りるつもりで思いっきりぶつかって欲しいですね。

一方の主力チームはCWC参戦のため、すでにカタール入りしています。
Watford戦でハムストリングを負傷したWijnaldumも帯同していますが、別メニュー調整をしているようで、初戦となるMonterrey戦の欠場が決定しています。
状態はさほど深刻なものでは無いようで、年内復帰も可能かも知れませんが無理は出来ませんね。