延長に入るかと心配したよ！

Kloppのコメント。
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─　厳しい戦いの末の勝利について

別のやり方で勝てるとは思いません。これからこの大会で2試合ハードな試合を目にすることになりますし、どのチームも国であったり、大陸であったりを代表してここに来て、成功を収めるために全てを捧げようと考えています。今夜の相手もまさに同じで、本当に厳しい戦いを挑んで来ましたね。
我々は試合の前から問題を抱えていました。試合中に問題を抱えることになるであろうこともはっきり分かっていましたよ。ですが選手たちは普段とは多くが異なる中で選手たちは本当によく頑張ってくれたと思います。コンペティティブな試合でこれまで私が決めて来た中でも最も攻撃的な中盤を今回はラインナップしましたし、HendoとJoe Gomezにセンターバックでペアを組ませました。Hendoにとっては初めてのセンターバックでしたが良い試合でしたよ。
我々は長い時間試合をコントロールしました。相手はセットプレーから得点を狙って来ましたね。セットプレーに関しては、今日の我々はあまり身長が高くないのは明らかでしたし、Funes Moriが得点した場面では普段であればオフサイドを取れたと思います。今回はオフサイドにはなりませんでしたが、それは1つの出来事です。カウンターアタックやロングボールなど、それが彼らがやって来たことで、そういう場面では我々にはAliがいて大いに助けてくれましたし、違うやり方でも守ることが出来ましたね。
パフォーマンスにはかなり満足していますよ。試合前から本当にタフで難しいな試合になることは分かっていましたし、選手たちは再び上手くやってくれましたからね。

─　Monterreyのクオリティについて

彼らのクオリティを疑ったことはありません。どうしてヨーロッパのフットボールが全ての上に立つなどと考えるのでしょう？
ですが1試合では不十分なのです。1試合で選手を判断することは出来ませんし、チームを判断することも出来ませんよ。
ですが彼らは良いチームでした。Al Saddとの試合を見ましたがその時点で良い選手がいることが分かりました。ですが我々は新しいラインナップでありながらも長い時間試合を支配していましたね。
相手は5バックにしたり4バックにしたり、こういう変化を時々仕掛けて来ましたが、我々に問題を引き起こすことはあまりありませんでした。
我々は特にNabyとMoがパスを通した場面では素晴らしいフットボールをしていましたね。我々は自分たちがやらなければならないことをやりましたよ。
ですが我々はヨーロッパが北アメリカやメキシコなどよりも強いことを示すためにここに来たのではありません。ただ試合に勝つために来たのですから、彼らのクオリティについては他の人たちに判断してもらわなければなりませんね。

─　チームの精神力と決断力について

正直に言って延長戦に入るのかと心配しましたよ！ですからBobbyが得点してくれた時はとても嬉しかったですね。
我々はいくつか変更をしなければなりませんでした。他に選択肢はありませんでしたからね。ですがラインナップにいくつか変更を加えたかったのです。それはTrentやBobbyやSadioを外すことであり、それが試合が決まらない時に決めるための機会を与えてくれることになるのです。
あのBobbyのゴールは本当に素晴らしかったと思います。出場してすぐに試合に入りましたし、得点の場面は本当に良いシチュエーションでした。Moのパスはハッキリしたものではありませんでしたが、彼は非常にチームを助けてくれましたよ。Sadio にはパワーがありましたし、Trentは入ってすぐに危険なクロスを入れて貢献してくれましたね。
ですが物事を順調に進めるのが我々の試合の一部です。確かにこういうゴールを計画することは出来ませんが、不可能だと考えるべきでもありません。非常に素晴らしいゴールでしたね。ゴールは見ましたが、ボールが入ったところは選手がたくさんいて見えませんでした。相手ゴールキーパーの反応は見ましたし、彼はあまり喜んでいないようでしたので私はゴールを祝福したのです。本当に最高のゴールでした。

─　Flamengoと決勝で当たることについて

間違いなくさらに難しい試合になるでしょうね。試合は次ですし、今の我々は自分たちの骨を集めなければなりませんからね。現時点では誰が次の試合に出れるかは分かりませんから確認しますよ。
Monterreyのベンチには10人か15人くらいの選手がいましたよ。正確には分かりませんけどね。恐らくFlamengoのシーズンは終了して、フルスカッドでここに来ていると思います。我々は出来るだけ早く回復して、準備しなければなりません。
ですがもちろんFlamengoが出場した準決勝も確認します。長い時間オープンな展開だったようですね。
我々は状況に上手く対応しているのは誰か、より正しい決断が出来るのは誰かを確認します。
監督にJorge Jesusを置いているのでもちろんヨーロッパの影響を受けているでしょうが、すでに選手たち自身に能力はありますよ。ヨーロッパの監督でなくてもすでに難しい相手なのだろうと思いますね。Jorge Jesusは非常に経験豊富で、ポルトガルで成功を収め、今はブラジルでもそうですよ。その点についてはとてもリスペクトしていますが、我々もベストを尽くしますし、それが上手く行くかを考えますよ。

─　Keita、Mohamed Salah、Sadio Maneのパフォーマンスについて

まず、Nabyのゴールの際にラストパスを送ったのはMoで、彼は何度もラストパスを出していましたよ。MilnerのチャンスもMoからのパスでした。
我々はみんな人間ですし、この世界でMo Salahを警戒するのは間違いなく大変なことです。彼は試合に出る度に素晴らしいプレーをしてくれています。
ウォーミングアップに出れば、みんなが自分だけを見るというのはあまり気分の良いものではないでしょうね。ですが彼はとても上手く対処していましたし、常に相手の脅威となって非常に良いプレーをしてくれていました。試合終了まで彼は裏を狙い続けてくれていました。確かに相手は時々彼に2人付けて守ろうとして来ましたし、他の場面では1人だけということもありましたが、本当にアグレッシブなディフェンスをして来ましたね。ですがそういうものですよ。彼はそれに対して上手く対応しなければなりませんでしたし、実際に対応して見せました。本当にMoのプレーには満足していますよ。
Sadioについては以前にも話したと思いますが、シーズンを通して同じ選手をプッシュさせ続けることは出来ません。我々にはDivockの能力がありますし、特にオフェンス面ではDivockとShaqの能力がありますからそれを活かすべきですし、実際に我々はそうしたのです。
ですがSadioとBobbyを起用する機会も我々には確かにありました。今回Sadioは恐らく25分～30分くらいプレーしましたし、Bobbyは恐らく10分～15分くらいだったと思います。彼らをその程度に抑えられたのは我々にとってとても良かったですよ。
Nabyは素晴らしい選手ですね。非常に決定力があり、スーパーゴールを決めてくれましたし、それ以外にもチャンスはありました。それが彼の強みであり、狭いスペースでも気分よくプレーしていました。我々にとって大きな貢献をしてくれましたね。我々が高い位置にポジショニングしている時の裏への飛び出しは彼の並外れたスキルによるものです。今回のようなゴールは以前にも決めてくれていますが、今回はそれと同じようなシチュエーションからチャンスを掴んでくれましたね。トップレベルの試合で本当に満足していますよ。

─　土曜日の決勝ではどんなことを予測しているか

タフな試合、本当にタフな試合になるでしょうね。ですが相手の試合は見ました。何度も見ましたし、これからまた見るつもりです。1つの試合は大事ですがそれが全てではありません。我々はもちろん彼らが対戦した相手とはまた異なる相手になりますが、そういうものですよ。
相手の分析は明日の午後5時からになると思います。そこできちんとした分析をしてから、次の対戦相手のことを真剣に考えますよ。
現時点で言えることは私が見た1試合に基づいたことだけですし、その1試合に見られるサインを鵜呑みにすることはありません。2、3試合見なければなりませんし、それはこれからやりますよ。その上で我々の出す結論が分かります。そして最後に本当にタフになるであろう試合に向けた準備をしますよ。
我々が宿泊しているホテルの隣では、Flamengoファンが我々の試合前に自分たちのチームの勝利をもう祝っていましたよ。しっかりパーティまで開いていました。彼らにはサポーターがいます。サポーターは彼らにとって重要な存在ですし、我々にとっても重要な存在です。
我々は誰がその状況により上手く対応出来るかを確認しなければなりませんね。

─　Keitaの得点とそのチームに対する重要性について

フットボールがあのように簡単であれば本当に良いのでしょうけれどね。中盤の選手のゴールが少ないことを分からせてくれますし、それを選手たちにも伝え、彼らもそこからシュートを狙ってくれているのですが…。まぁそんな風にはなっていませんね。
我々には我々のプレーの仕方というものがあります。それが常に明確にされたり、我々が原則やパターンにこだわることについて本当に好ましく思っています。これは本当に大切なことですよ。それは他のポジションの選手をゴールが狙えるポジションに入らせることになりますからね。
Nabyは点を決められる選手です。彼がこのチームでプレーした試合の数はそれほど多くはありませんが、すでに多くのゴールを決めてくれていますし、重要なゴールも決めてくれています。今日のゴールも本当に素晴らしかったですし、これからももっと決めてくれるでしょう。
あなた方がNabyのことをもう少し知っていたら「OK、とても良く見えたけどまだ余裕があるね」と言うでしょう。これは我々にとって本当に素晴らしいニュースですよ。

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Monterrey戦は相手がベンチメンバーを12人置いたのに対し、Liverpoolは7人。うち2人はキーパーで、2人は実戦経験に乏しいユースメンバーでした。
振り返ってピッチ上の選手を見ればポジションはグチャグチャグチャ(苦笑)

この超ハンデキャップマッチをよく勝つことが出来たなと思います。

特にディフェンスなどは苦労しているように見えましたが、それでも崩れることなく戦い抜いたことは本当に素晴らしかったと思いますね。
ですがもしあのまま延長までもつれ込んでしまったらさすがに厳しかったかも知れません。
そういう意味ではFirminoのロスタイムのゴールは非常に大きかったですね。

そして今回FirminoやMane、ついでに言えば怪我をしたWijnaldumやvan Dijkを休ませられたのは非常に大きいですね。
12月の厳しい日程も先日のVilla戦以外は全て勝てていますし、残り3試合というところまで辿り着きましたから。

Flamengo相手にどういうメンバーで臨めるかは分かりませんが、van DijkとWijnaldumは練習に復帰したようですし、上手くいけばベストメンバーを組めるかも知れませんね。