野心を見せた

Kloppのコメント。
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─　ワールドチャンピオンになった気分について

最高です。本当に最高ですよ。本当に激しい試合で全員疲れ果てたような感じになってしまいました。
選手たちがやってくれたことに対してリスペクトの言葉を述べるのに、私の母国語以外の言葉を見つけるのに迷うことが過去には何度かありました。
良いチームを相手に信じられないくらいに厳しい試合で信じられないほど素晴らしいパフォーマンスをみせてくれましたね。ですが我々はかなり良いプレーをしましたし、それは信じられないくらいのものでした。良い場面がたくさんありましたね。
選手はみんなさまざまな理由があってかなり際どいところにいましたが、非常に素晴らしいパフォーマンスがかなり見られましたし、もちろんサポーターたちに対しても私はとても満足していますよ。スタジアムの雰囲気は最高でした。
Flamengoのサポーターは今週ずっとここでパーティーを開いていました。残念ながら今回はあのようには祝えないでしょうが、自分たちや自分たちのチームがしたことに対しては誇りを持たなければなりませんね。

ですが今夜は我々が勝利に値していたと思います。我々の方が良かったですよ。ある場面では優秀なキーパーが我々にはいましたし、その他の場面では試合を支配していましたね。だから本当に満足していますよ。

─　Club World Cupを優勝したことはこのチームにとってどんな意味をなすのか

我々やクラブ、我々に関わる者全員にとって素晴らしい夜になりましたね。
いろいろなことがありますし、もちろん中にはあまりポジティブでないこともあります。シーズン最後の試合ではないのに、Oxlade-Chamberlainは怪我をしてしまいましたからね。我々はまた5日以内に試合をしますから厳しい時期ですよ。ですが選手たちは試合が続く中で、次のステップに進むんだという野心を見せてくれていますし、次の試合に勝つぞという野心や次のチャレンジに勝つんだという野心も見せてくれています。私はそれをとても嬉しく思っていますよ。
今回の優勝が我々をどこに導いてくれるか、私には分かりません。今夜はこの試合に勝つことしか出来ませんでしたよ。この素晴らしいクラブにとってClub World Cupは初のタイトルになるのです。
優勝したらどう感じるかは正確には分からないと私は試合前に言いましたが、今なら最高だ、非常に驚くべきことだと言えますよ。私は選手たちのことをとても誇らしく思いますし、それ以上のものはありませんよ。

─　試合について

ポゼッションに関してはFlamengoが望まないことをかなりやれたと思います。我々はディフェンシブな4-4-2のようなシステムでプレーしましたが、相手はそれを受けて僅かに変えましたね。Evertonをよりセンターに配置し、他の選手をウィングに回しました。ですが我々のセンターバックが前進したことによって相手のディフェンスを難しくさせていました。Joe GomezやVirgil van Dijkは中盤まで進出してウィングへパスを出すことが出来ていましたが、そこからは難しかったですね。
そういうシチュエーションでディフェンスをするにはベストを尽くさなければなりませんが、先ほども言ったように試合は非常に激しかったですからね。さまざまな理由で我々のベストプレーが出来た訳ではありませんでしたが、あいにく120分戦うことになってしまった今夜の勝利には充分値するプレーではありましたよ。でもそれで全く問題はないのです。ヨーロッパのチームがこの大会に勝つ意義については沢山話をして来ましたし、今我々はそれを成し遂げてここにいます。もし本当に勝ちたいと望むのであれば、その思いをみんなに示さなければなりませんし、私の選手は試合開始からそれを示してくれていたと思いますね。これはとても大事なことですよ。

戦術的な観点についてはもう一度試合を見直さなければなりませんが、我々の方が良いチームだったとは思いますね。
フィジカル面では今夜は両チームとも苦しみましたし、恐らく延長戦は我々の方が僅かに体力があったのでしょう。Flamengoのゴールキーパーは足を攣っていましたが、あれは彼らが多くの試合を消化して来たことの証明です。私は彼らのことをこの上なく尊敬していますよ。
彼らが戦ったシーズンは並外れたものでした。極めて並外れたものでしたよ。ですが今夜はそうではありませんでした。今夜は決定的な場面でより良い決断をして勝利を狙えるかどうかが決め手となりましたね。

─　カタールで過ごした1週間について

もし我々がここで準決勝の試合をしていなければ1日早くAston Villaと試合をしていたでしょう。もし我々が今夜ここで試合をしていなければWest Hamと試合をしていたでしょう。ですから試合の数や状況は実際と同じです。ここでの違いは気候です。ヨーロッパの人たちが予想していたほど暖かくなくても、我々わその気候に順応しなければなりませんでした。どのセッションも全く違ったことはご覧いただけたと思いますが、我々はさまざまな天候条件に慣れていますが、今回は他のチームにとっても我々にとっても厳しかったと思いますね。
ですが特別なことはそれくらいでしたよ。それ以外で言えば、試合数は国内で消化していてたであろう数と同じでした。West Hamとは今後試合をすることになります…いつになるかはまだ分かりませんけどね。ですが新年のどこかでやることになるのでしょうし、その時期を見つけるのは大変だと思います。ですが開催日が決定するまではWest Ham戦のことを考えることはありませんね。我々はLeicesterやMan Cityや他のチームが消化する数と同じ試合数を消化するのですから全く問題はありませんよ。
我々は無事に帰国しなければなりませんし、可能であれば飛行機の中でリカバリをして、それからLeicester戦に向けた準備をしますよ。

─　Firminoのチームへの貢献について

前線の3人や他の選手たちについてベストなのは、1人が点を決めなくても他の1人が決めてくれること、もしくは他の2人が決めてくれることです。
例えばDivock Origiがそうです。誰も彼のことを話題にしませんが、彼は極めて重要なゴールを決めてくれていますよ。Xherdan Shaqiriも昨年極めて重要なゴールを決めてくれたり、それらをお膳立てしてくれましたし、Mo Salahは我々のために信じられない数のゴールを決めてくれました。常にではないにせよ、非常に重要なゴールばかりですよ。それからSadioは活発に動いて極めて重要なゴールを決めてくれています。
今回はBobbyのゴールが間違いなく必要でした。彼があのゴールを決めることが出来たことに対して私は彼以上に喜ぶことは出来ませんでした。試合前に我々は、この大会がブラジルや南米の人たち…特にブラジルの人たちにとってどんに意味があるのかを何度も話して来ましたからね。それに我々にはブラジル人選手が2人出場していて、彼はその1人だった訳ですから。彼にとってはかけがえのないものであり、それが我々を大いに助けてくれました。それに加えて、驚くほど素晴らしいゴールでしたし、完全に冷静に決めてくれましたね。最後のゴールは間違いなくタイトルを持ち帰るのを助けてくれましたし、私は彼のことを本当に嬉しく思っていますよ。

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ヨーロッパチャンピオン。ワールドチャンピオン。
なんて誇らしい響きでしょう(笑)

本当に強いチームへと成長したんですね。

その証としてLiverpoolはFIFAからWorld Championの金バッジが与えられています。
これから赤いユニフォームの胸にドンとあのバッジが輝くことになります。
ただPremier Leagueに関してはWolves戦のみ着用が認められたとのことで、今シーズンに関しては他の試合では着用出来ないこととなっているようです。
Premier Leagueでは開幕前に登録したユニフォームデザインを変えることが出来ず、今回のWolves戦は「特別扱い」とのことです。

本音を言うと、あのバッジは大き過ぎてユニフォームのバランスを崩すのであまり好きではないのですが(苦笑)、チャンピオンになったんですからやはり付けてもらいたいですね。