鼻が折れてないなら走れ(笑)

Kloppのコメント。
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─　Liverpoolが後半で修正出来たことについて

とても難しいですね。試合前であれば分析したものをいろいろと言えますが、実際の試合で目にするものはいつも異なります。
Swanseaは他とは異なり、フットボールらしいフットボールをプレーするチームですから、今日の我々の最大の道具、武器はカウンタープレッシングにしなければなりませんでした。だってずっとボールを持ち続けることは出来ず、大抵はボールを失った次の瞬間には80ヤード先にボールを運ばれてしまいますからね。
ですがSwanseaはフットボールをしていましたよ。

前半の我々はタイミングが良くなく、フォーメーションも良くありませんでした。ですから我々は常に少し遅れをとってしまい、相手にプレーさせてしまいましたね。
正直相手にはあまりチャンスがありませんでした。1〜2度軽いチャンスはありましたが、それは非常に強力でしたから正しいポジションや正しい状態に戻すには常に時間が掛かってしまいましたね。

完璧ではなく、あまり良くない前半ではありましたが、我々には2、3点決められるチャンスがありましたから、それで充分だというべきでしょうね。
ハーフタイムの時点で落胆などはしませんでしたが、もっとしっかりディフェンスをしなければなりませんでしたし、もっとコンパクトにしなければなりませんでした。
しばらく我々はマンマークのような形になってしまっていましたが、それはボックス内だけで許されるものです。だから我々はいくつか問題を抱えることになってしまったのですが、後半は良くやってくれましたね。

最初の3つのゴールはカウンタープレッシングから決めたものだと思いますが良かったですね。5-0になって皆さんは「楽な試合だったな」と思うかも知れませんが、けして楽な試合ではありませんでしたよ。
本当にハードワークをさせられましたが、それについては問題はありません。全くありませんね。
ですから今夜の試合で学んだことに対して私は本当に嬉しく思いますよ。
結果は我々にとって完璧なものでした。知る限り負傷者も出ていませんし、非常に重要な3ポイント、5ゴール、クリーンシートだったと思います。全て良かったですね。

─　Firminoについて

ゴールを決めた時はどの選手であっても嬉しいものですが、あいつがいくつ決めた、こいつがいくつ決めたなんて言うことは私には出来ませんね。正直気にも留めてはいませんし、興味はありませんよ。
我々が良い時間帯でのプレーらしくプレーしていれば、選手たちはさまざまな状況の中で簡単に得点することが出来るようになるでしょう。今夜のFirminoの2ゴール目のようにね。
多分あなたにだって決めることが出来たでしょう！無理！？それは残念な話だね！そうか、私なら決められるんですけどね！

それが我々がやらなければならないことで、そのためには努力をしなければなりません。
今日Moを下げた時、皆さんには彼がスタジアムの中で最も不幸な男に見えたかも知れませんが、少なくとも私は合理的に考えたり、シリアスに考えたりしなければならないのです。これからも試合がたくさんあるんですからね。

これからも選手たちはゴールを決めてくれるでしょう。
Sadioは今日出場しませんでしたが、我々が今回のようなプレーをすれば彼も決めてくれるでしょうし、別の場面で他の選手を起用しても決めてくれると思いますよ。
Robertoに対しては彼の努力とパフォーマンスにいつも感謝していますし、その結果2ゴールしたことを嬉しく思いますよ。ですが今シーズン彼がここまでいくつ決めたかは私には答えられません。彼はいつも得点に関与し、相手にとって非常に危険な状況の中や周囲にいるように私は感じていますから。
前半の彼は左SBから右SBまで助けてくれていました。彼はどこにでもいましたよ。最終的には2ゴールまでしてくれたんですから素晴らしかったですね。

─　試合後、ピッチ上でAlexander-Arnoldに掛けた言葉について

ディフェンダーはいつまでもピッチに倒れ込んでいてはいけないと。
Ayewのものだったと思いますが、腕がTrentの顔に少し当たったのです。ですが鼻は折れていない、彼の思う位置にまだあると言うことであれば、もう一度走らなければならないのです。
ディフェンダーは特にピッチに倒れ込んでいるわけにはいきませんよ。そういうものです。
ですがまだまだ彼は若いですからたくさん学ぶ時間がありますし、とても良かったところも少しありましたね。

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いやいやTrentに対して厳しすぎませんか(笑)
割とにこやかに声を掛けていたので、てっきりリーグ戦初ゴールのことや、逆サイドを走るFirminoへGerrardバリの超ロングパスを通した55分の場面を称えたのかと思いましたが、まさか「ディフェンダーなら鼻が折れていない限り走れ」とは。確かに "笑いながら" ピッチを指差していました(苦笑)
まぁでもこういう厳しい言葉こそがTrentにとって最高のレッスンになったでしょうし、さらなる成長に繋がってくれるものと期待したいですね。

そして前半についてもKloppは厳しい見方をしていたんですね。
僕なんか上々の出来だと思っていました(汗)
あとあと検証的に前半を見てみたら確かにKloppの言うのも分かったのですが…厳しいですね(苦笑)

まぁ「勝って兜の緒を締めよ」という言葉(イギリスではこんな諺あるんですかね？)もありますし、もっともっと強くなれるチームだとは思いますので、Kloppの指導のもとより高みを目指してもらいたいですね。