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Kloppのコメント。
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─ 長編大作のような試合について

まず最初にしなければならないのは…これは簡単なことですが、Romaに対して大きな称賛を送ることです。パフォーマンス、反撃、勇敢さ、どれも素晴らしかったですね。
彼らがリスクを負わなければならないのは明らかで、実際にそうして来た訳ですが、我々は完璧な先制点でそれを止めたのです。
我々自身の手で彼らに1点目を与えてしまったのはもちろん不運ではありましたが、少しドタバタ劇のような形になってしまいましたね。
その後我々は2点目を取りましたが、3点目を取って試合を終わらせない限り、相手が同じように試合を終わらせて来ることは明らかでした。

試合のリズムが崩れることは常にありますが、我々は再びコントロールしました。ですが特に激しい時間帯では、我々は素晴らしいカウンターアタックを見せることが出来ました。ですがそれをフィニッシュに繋げるには我慢強さが十分ではありませんでしたね。我々がそれをやらなかったから試合はオープンなままで、どんなことでも起こり得る状況でした。
3人のミッドフィルダーはかなり孤立してしまっており、1-0になった後で相手に少し流れを渡してしまったのは計画にはありませんでした。
相手は4ハックを残し、我々は前線に3人いるというのも計画にはありませんでした。ピッチが大きすぎましたからね。それで相手はパスが回せるようになり、我々は走らなければならなくなりました。相手はボックス内でそういうシチュエーションを作り出し、我々はかなり深いディフェンスをしました。こういう試合では20回はオフサイドに掛けるべきでしたね。
これが試合のストーリーですよ。


相手は距離のあるところからのシュートで3点目を決め、4点目はペナルティでした。ペナルティになる場面は数度あったと聞きましたが、今のところその場面を見返してはいません。
これほど良くなかったのは初めてでしたが、Champions League全体を見れば、我々の決勝進出は極めて相応しいものだったと思います。試合前にも言いましたが、それはRomaにとっても同じでしたね。

両チームにとって延長で2度も15分間戦うのはクレイジーだったでしょうね。そうなれば何が起こるか私にも見当が付きませんよ!本当にクレイジーな試合になっていたでしょうね。アグリゲートスコアが7-6というのもクレイジーだと思います。そんな数字はクレイジーとしか言いようがありませんからね。我々は予選突破チームとしてこのコンペティションに参加しましたが、今は決勝まで登り詰めました。選手たちにとても満足していますし、クラブのことを考えても嬉しく思いますし、ファンのことを考えても嬉しく思います。ここまで素晴らしい道のりを我々は歩んで来ていますし、これからキエフに向かうのです。クレイジーな話に思えますが、これは真実なのです。


─ Redsの決勝進出にはどんな意味があるのか

リーグカップの決勝にも進んだことがありますが、我々は勝つことが出来ませんでした。それ以来人々から「決勝まで連れて行ってくれてありがとう」と言われたことはありませんよ。Europa Leagueでも決勝に進みましたが、そういった試合の後でトロフィーを目にしたことはありません。Melwoodでは銀メダルは飾ってくれないのです。残念なことではありますが、それがゲームなのです。
だからまだやるべき仕事は残っていますが、これはそういうものです。決勝に駒を進めたことは本当に素晴らしいことです。私は何度か経験がありますが、そこで勝つことはさらに素晴らしいことですね。そのために我々は準備をしますよ。

このコンペティションでReal Madrid以上の経験があるチームがいるはずはありません。チームの80%くらいの選手が決勝でのプレー経験があります。5年間で4度の決勝ですよ。そこでプレーした選手がまだ一緒にいるのです。
ですから経験について話をするのであれば、相手にはそれがあって我々には無いと言うことになります。ですが我々は調子が非常に良いです。あなた方もそれはイメージ出来るでしょう。
決勝の舞台を楽しみにしていますが、その前にはPremier Leagueの舞台で2度のChampions League準決勝のような試合を我々は戦わなければなりません。それが我々の第一の仕事です。そこからの2週間を我々は決勝に向けた準備に充てますよ。


─ Liverpoolは自分たち自身に驚いたかどうか

私は何度かChampions Leagueに出場したことがありますが、Real MadridやBarcelona、Bayern MunichでもなければChampions League決勝進出をプランに立てることは出来ませんよ。彼らはコンスタントにベスト4入りしています。そこにたどり着くのは彼らにとっても普通のことではありませんが、我々以上ではあります。

我々は予選から出場しなければならず、そこでHoffenheimと対戦しました。ですが私はこのコンペティションのことを知っていますし、このコンペティションでのフットボールが我々に合うことも知っていました。それほど悪いものでは無いのは確かですよ。ですが選手たちにはまだやらなければならない仕事があるのです。

ここまでの道のりはとても困難でした。Hoffenheimとの2試合を経て、そこからグループリーグを戦いましたが、Moscowとの最終戦で勝たなければなりませんでした。我々はその試合をとても印象的な形で勝ちました。その次はPorto戦ですが、5-0で勝利することは稀なことですよ。そしてManchester City戦ですが、これは厳しかったです。それからRomaですが、改めて彼らチームとDi Francescoの仕事ぶりには私から大きな称賛を送りたいと思います。彼らは本当に良いフットボールチームですし、良いプレーをしていました。

多くの人々がイングランドのフットボールが世界最高だと話題にしますし、それは恐らく正しいとは思いますが、今のイタリアのフットボールチームだって凄いですよ。JuventusはReal Madridを追い詰めましたし、Romaは我々を追い詰めました。本当に大きな称賛を送らなければなりませんよ。


─ 残すところ数週間となった今シーズンについて

現時点の我々は世界で最も幅広いスカッドを持っているか?答えはノーですよ。我々は持っていません。だから今はとても困難な時期ですね。それを考えればこのチームが決勝に進むことは例外的なことだと思います。我々はシーズンを通してありとあらゆる痛手を負って来ました。悪い時期に怪我の痛手を負ったりしましたね。本当に困難でしたよ。
それでも我々は続けていかなければなりませんし、だから我々は現時点でも来シーズンのChampions League出場権を手に出来ているとは言えないのです。週末のChelesea戦は我々にとって極めて重要な試合になります。今夜の選手たちには最高だったと伝えたいです。彼らはアルコールを口にはしませんが、今日は少し遅くまで起きているでしょうし、明日からリカバリーをして行きますよ。

これから我々はChelsea戦に向かいますが、選手たちはまた目標達成のために必死で戦ってくれるでしょう。それが人生ですよ。そこからBrighton戦までの間には1週間ありますが、これはまた非常に重要な試合になるでしょうね。良いフットボールをしていたり、他のチームよりも安定的に良いプレーをするだけでChampions League決勝に向かうことは出来ません。そんなことは可能ではありませんし、時には苦しみを味わう必要もあるのです。これはそういうものですし、そこに問題はありませんよ。確かにそういう時期を我々は経験しましたが、試合やその他の場面を見てもらえれば分かります。今日の後半でもそうでしたが、我々が試合を終わらせなかったから相手はやりたいように続けたのです。もし我々が3点目を決めていれば…これは可能だったと思いますが、試合はすでに決まっていたでしょう。ですが我々は決められませんでした。あれは我々の過ちですが、批判されるところはどこかあるでしょうか?答えはノーですよ。選手たちは絶えず限界を超えていました。絶えずです。そこについて私は本当に誇らしく思います。

我々はこれから3度それをやらなければなりませんし、そうすれば来シーズンのChampions Leagueにもまた出場出来ます。決勝では良い対戦相手に我々はなることが出来るでしょう。それはまず第一に我々がすべきことですし、そうなってから何が起こるかを考えるつもりです。


─ 今回の試合がSadio ManeのLiverpoolでのベストゲームとなったかどうか

いいえ。そうではありませんでした。彼のこのクラブでのベストではありませんでしたよ。Sadio Maneは桁外れの選手であり、極めて重要な存在です。Sadioだけでなく、MoやBobby、最終ラインの選手もそうですし、中盤の3人は今夜の試合で最高だったと私は本当に考えています。Mersey川ほどの幅のギャップを埋めなければならなかったんですからね。そんなことは実際には可能ではありません。我々はもっと良いプレーが出来るのです。ですからSadioは…確かに1ゴール決めて素晴らしい試合してくれましたし、良い場面によくかかわってくれていました。
ですが今回の全てのカウンターアタックは、MoやBobby、Sadioであればもっと上手くやれることを我々はみんな知っています。我々は我慢強さが十分でなかったのです。
改善すべきところはたくさんありますが、それは問題ありません。短期間かつ将来的に改善しなければなりませんが、我々には出来ますよ。
彼はチームにおいて非常に重要な役割を担ってくれています。私はこの選手のことが大好きですし、彼はもっとやれますよ。

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Roma戦は本当に苦しい試合でした。
Maneの開始早々の得点が無ければ…同点に追い付かれるのがもう少し早ければ…仮定の話をしても仕方がありませんが、本当に僅かなキッカケで全てが変わってしまった可能性がある試合だったと今でも思います。

それを乗り切ったことでまたチームに逞しさが身に付いてくれれば嬉しいですし、今回のRomaには今のIiverpoolが優勝する上で足りないものを教えてくれたようにも思い、本当に感謝したいですね。


決勝では今回も含め過去5年で4度の決勝進出、うち3度優勝しているReal Madridが相手となります。
彼らは現在の大会方式になって以来、史上初の3連覇を狙いに来ます。その阻止に挑むのが過去5回優勝のLiverpoolということで非常に楽しみな対戦となります。
チームの完成度だとか経験を考えればReal Madridの方が優勢だとは思いますが、しっかりと自分たちのフットボールを打ち出すことが出来ればLiverpoolも巨人をひっくり返すことが出来るハズです。

長きに渡る苦節を経てようやくたどり着いた舞台。
悔いの残らない試合をしてもらいたいですね。
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