受け身になるのは仕方がない

Kloppのコメント。
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─　試合内容と結果について

説明は簡単で、全く異なる前後半があったということです。素晴らしい前半ではあったものの後半は自分たちのフットボールが続けられないミスを犯してしましました。試合をコントロールしようとするのは当然のことですが、我々のようなチームはボールを持ってコントロールしなければなりません。そして我々はそれ以上自分たちのプレーをしなかったのです。

我々は少し受け身になってしまいましたし、相手に1点を返されて明らかに雰囲気が変わってしまいました。これは相手にとって大きな力になりましたね。
2点目を取られるまで我々は反発しましたが、取られてからはまたオープンな展開になったと思います。
カウンターアタックではない形でゴールを決めることも出来ましたが、我々はそうしませんでした。
相手のためにドアを開け、その後は閉じなかったのです。だから最後に決められてしまったんですよ。これが今回の試合のストーリーですね。

─　Sevillaは何故後半になって反撃することが出来たのか

これにはさらにフラストレーションが溜まりましたね。彼らは人間ですし、Liverpoolの選手たちはハーフタイムの時点で勝ったと思ったのかも知れませんが、これは判断ミスでしたね。
試合をコントロールしたいのであれば、今回のように受け身になるのは許されません。後半はあまりに長いですからね。50分かそれ以上ありますから。

フットボールの試合でこういうことが起こるのは初めてのことではありませんし、これが最後というわけでもないでしょう。我々もすでにホームで同じようなことをしていますし、我々の観客や雰囲気を利用して来ました。
スタジアムの雰囲気はSevillaの大きな力になりましたね。彼らは実力を示さなければなりませんでした。
これがAnfieldで3-0でリードしている状況であれば違いましたが、今回はアウェイでしたからね。相手は後半から実力を示さなければならなかったのです。彼らはそこから反撃して来ましたし、私が言ったように我々は相手を復活させてしまいました。それが一番のミスですね。

─　1ポイントを得たことに満足しているかどうかについて

いいえ。変な話ではありますが試合前に今日はドローになると伝えられていれば、私は「分かった。まずは試合を見させてもらうけど、結果としては最悪ではないね」と言うでしょう。ですが前半をプレーしたあとであれば、もちろん試合に勝ちたいと望むでしょうね。

─　選手たちのメンタリティについて

いいえ。あなた方がこんな風にネタに出来ないくらい、我々はすでに素晴らしいメンタリティを示しましたよ。我々はそれを…明確なものとしてはDortmund戦で示しましたし、他の多くの試合でも示しました。

確かに今夜は完璧ではありませんでした。それは事実です。ですがそれは全体的な問題ではありません。今回の雰囲気では、確かに我々はさらに多くの経験を手にする必要がありますよ。
我々はもっと上手くやれたのではないかと問われれば、100％そうだと思います。メンタルに問題があると考えているかと問われれば、100％違うと思いますね。

─　いまなおグループを支配していることについて

明日になれば今日の午後よりも1ポイント増えているのが分かるのでしょうね。ですが現時点では…これは誰にも変えられないと思いますが、試合に負けた気分ですよ。実際には負けていないんですけどね。Sevillaに聞けば、彼らは勝った気分になっているでしょう。ですが実際には勝っていないのです。
これが我々のビジネスであり人生ですが、我々はすぐにChelsea戦に向けた準備を始めなければなりません。
今はそんな状況で、我々は結果を変えることは出来ません。誰もが結果を変えたいと望んでいますが、それは不可能なのです。
もう試合は終わってしまいました。我々はまたそこから学習しますが今夜はもう手遅れですし、結果は受け入れなければなりませんね。

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Sevilla戦は確かに後半から受け身になってしまいましたが、3-0で前半を折り返せばそうなってしまうのも仕方がありません。

これまでもリードしてからペースを落としたところを突かれてしまうような試合は何度も見て来ました。
ペースの落とし方と、落とした時の戦い方はもう少し経験を積む必要があるのかも知れませんね。

今回の結果は選手にとっても相当ショックだったと思います。
ここから奮起してまた一段強さを身につけてもらいたいですね。