Sakho強制送還…その理由

Sakhoの強制送還について、Kloppが説明をしてくれました。
理由ですが、ツアー開始からわずか1週間のうちにSakhoが次の3つの事件を起こしてしまったからとのこと。

・ツアーの始まりとなるカリフォルニア行きの飛行機の出発時刻に遅刻
・チームで一緒に取る食事に遅刻
・Palo Alto街で実施予定のトリートメントセッションに不参加

…自覚が足りないとしか言いようがない。というか甘く見過ぎてる。
チームの連帯感を作り出したかったKloppとしてはチームの規律を乱すSakhoは邪魔でしかなかったでしょうね。
年齢的にも彼には若い選手たちの手本となるような行動をして欲しかったはずです。

ツアー終了後に改めて彼とは話し合いの場を持ってくれるようですので、一昨日メディアが報じたような「将来が不透明」と言うことはにわかには起こりそうにありませんが、このツアーで皆と一緒に練習が出来なかった事実は今後彼にとって重くのしかかってくるでしょう。
恐らくレギュラーの座は明け渡すことになるだろうと思いますし、そこからまた復活するまでのしばらくの時間、彼がどんな取り組みをして監督やチームの信頼を勝ち取って行くかが問題となります。

その取り組み次第では結局このまま移籍先を探すことになりかねない状況かと…。
そうならないようSakhoの奮起に期待したいですね。


Kloppのコメント。
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アメリカツアーで私はグループを構築しなければならないんです。ここから我々は新たなスタートを切らなければならないんです。

だから彼をLiverpoolへ帰すことが筋だと考えました。8～10日後に我々が戻ってから、今回の件に関して話をすることになるでしょう。それほどシリアスなものではありませんよ。

彼は飛行機の出発時刻に遅れそうになり、セッションへの参加を逃し、食事にも遅れました。

我々にはルールがあり、我々はそれを尊重しなければなりません。
もし尊重しない者がいたり、そういう印象を与える者がいるのであれば、それ対する対応を私はしなければなりません。

彼の行動は個人的なことです。ですがこれについて我々は言い争ったりしたわけではありません。揉め事になるようなことではありませんでしたよ。
彼と話をしたんです。片方が対話をしようとしている時に言い争うことは出来ません。それだけのことですよ。

セッションに参加出来なかったことはそれでしかないと思います。けがをした選手でさえセッションを消化したんですけどね。


彼に罰金を科すか？選手のお金には関心はありませんよ。
実際にこれまで誰かに罰金を科さなければならなかったことは私にはほとんどありませんでした。正しい行動をするということを互いに学んで欲しいと願っているからです。

それはどのグループであれ常に同じです。罰金を科すことを私は好みません。罰金なんて××喰らえなんてということになってしまえば、罰金は滑稽なものでしかなくなってしまいますから。

罰金を払わせるのは良いですが、罰金ではミスは救えないんです。
それは彼らがお金を大事にしているからではありません。その瞬間は精神的打撃を受けるでしょうが、その後もずっとそれを引きずるわけではないんです。
だからこそ私は彼らが正しい行動を望むのです。それを彼らも望むんですからね。それだけのことです。

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