AllenはStoke Cityへ

Euro2016でチームをウェールズ史上初のベスト4に導く活躍をしたAllenがStoke Cityへ移籍することになりました。
移籍金は1,100万ポンド＋200万ポンドのインセンティブと見られており、契約期間は5年の長期契約となりました。


Allenは本当に良いパフォーマンスをしてくれていただけに放出は本当に残念です。
出場機会は限られていたものの、コンディションをしっかり維持し、ピッチに立った時には広範に動き回ってディフェンス時のフィルターとしての役割を果たしてくれました。若いStewartを上手くサポートしてくれていたのはとても印象的でしたね。
それだけでなく重要なゴールをいくつか決めるなど、昨シーズンのAllenは一皮剥けたように見えました。

本人にとってはあまり嬉しくない表現でしょうが、「最強のバックアッパー」と呼びたくなるほどの活躍を見せてくれたと思います。

繰り返しになりますが彼の放出は本当に残念で、何とか残す道はなかったのかとも思いますが、彼自身レギュラーを張れるようなチームでのプレーがしたかったようですし、前回の冬からそういう情報はメディアでも出ていた訳ですから仕方がなかったのでしょうね。


移籍先のStokeはHughes監督の下、パス主体のフットボールチームへと変貌を遂げたチーム。
その中でAllenのような選手は重宝されることでしょう。
今季はヨーロッパ大会を狙おうかという勢いを感じるチームですし、Liverpoolがチーム熟成に手間取るようなことでもあれば上を行かれても不思議ではありません。
身長の低さはレギュラー定着の課題とはなるのでしょうが、昨シーズン見せたパフォーマンスを維持出来れば何の問題もないはずです。

活躍を期待しています。