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Liverpoolへの入団を決めたKlavanがファーストインタビューに臨みました。

実直な人物なのか、インタビューは終始にこやかに進むものの軽口は一切叩くことがありませんでしたね(苦笑)
つまらないという訳でも無く、いかにもベテランらしい言葉が続きました。


すでに他の選手と共にアメリカへと旅立っていますが、彼の言う通りアメリカツアーは新加入の選手にとって非常に重要になるでしょう。
これから他のメンバーとしっかり合わせて、人柄同様(?)に堅実なディフェンスを構築してもらいたいですね。


Klavanのインタビュー。
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─ 晴れてLiverpoolの選手となりましたね。先ほどご自身の名前が入ったシャツを見ていましたが、Liverpoolの選手となることはあなたにとってどんな意味があるのでしょうか?

この素晴らしいクラブ、素晴らしいチームの一員となれたことをとても光栄に思います。Premier Leagueでのプレー、そしてLiverpoolのような素晴らしいクラブでのプレーはこの22年間の夢でしたから言葉には言い表しにくいですね。



─ Premier Leagueでのプレーがずっとあなたの夢であったという理由を聞かせてもらえますか?

元エストニア代表ゴールキーパーのMart Poomがプレーしていたことが理由です。彼は初めてPremier Leagueでプレーしたエストニア人で、子供の頃のアイドルでした。彼がどこへ行こうと追い駆けていましたよ。それが理由の一つです。またPremier Leagueは世界一魅力的なリーグであり、常に素晴らしい選手を抱えているリーグであるということも理由になります。ここはフットボールの本場ですね。



─ Premier Leagueでのプレーはどんなものか、Martと話をする機会はありましたか?

そうですね。彼とは代表でずっと一緒にプレーしていたわけではありませんでしたが、彼は「この国はすごいぞ。フットボールを愛しているし、フットボールが全てだ」と言っていましたよ。この国でプレーすれば周りの人たちが何でもしてくれるから自分はフットボールに集中出来るし、プロの選手として徹することが出来るともよく言われましたよ。そういう環境はプロ選手にとって必要なものですよね。



─ 今回の移籍においてPremier Leagueでプレーするというのが大きかったということは分かりましたが、私はLiverpoolでプレーするということもあなたにとって大きかったのだろうと思っています。Liverpoolがクラブとしてあなたを興奮させたものにはどんなものがあったのでしょうか?

歴史…このクラブがどれほど多くのトロフィーを手にして来たかということですね。それからMelwoodやAnfield Roadにいた過去の有名な選手たちの存在もあります。そのクラブの一員となることが出来る…説明出来ませんね。特別なことだと思いますし、とても名誉なことです。



─ 昨シーズンあなたはEuropa Leagueに出場しましたが、敵チームの選手としてAnfieldでプレーするのはどんな感じでしたでしょうか?

試合が始まったあたりではAnfieldの雰囲気や起きていることに気を取られてしまいました。本当に良いスタジアムですし、ファンも素晴らしいですからね。あの試合ではAugsburgのファンもたくさん来てくれていましたし、それが組み合わさって本当に良い雰囲気が作り出されていました。



─ あなたは例えばBayern Munich戦や代表戦などで大きなグラウンドでのプレーを何度か経験しましたね。世界中の素晴らしいフットボールスタジアムと比較してAnfieldはいかがでしたか?

ピッチを歩いた時にもっといろいろな思いが沸いてくるとは思うのですが…。Anfieldはコンパクトなスタジアムですが、そこには多くの歴史があります。その歴史が僕をより興奮させてくれますよ。
最近は多くのチームが見た目が良く何もかもが綺麗な新しいスタジアムを手にしています。Anfieldには歴史がありますし、最新であるだけでなくその場所が何であるかも示していると思いますね。



─ 移籍にあたって監督の存在はどれほどの要因となったのでしょうか?

彼は彼自身がまだBundesligaにいる頃からそこでプレーする僕のことを知ってくれていました。Liverpoolの一員となり、Jurgen Kloppと共に仕事が出来るチャンスがあると耳にした時から気持ちは決まっていました。とても良い雰囲気を感じていましたね。



─ Jurgen Kloppのチームは対戦相手から見ていかがでしたか?

とても難しいチームでしたよ。Jurgenはスピードのあるフットボールを好んでいますし、ハイプレスも好んでいます。彼らがボールをロストした時は本当に大変でしたよ!Dortmundのストライカーたちは休ませてくれませんでした。彼らは常に裏を狙っていましたからね。



─ 恐らく多少はご存じであろう新加入のJoel Matipのことを聞かせてもらえますか?彼がSchalkeにいた頃に対戦したことがあると思いますが。

彼は若く優秀なディフェンダーです。Schalkeではとても重要な選手でした。その彼が今このクラブにいるというのはとても嬉しいことですね。



─ ポジション争いについてはどういう思いをお持ちですか?CBにはあなたやJoel、Dejan Lovren、そしてMamadou Sakhoなどたくさんの選手がいますが。

僕にとって最も大切なのはチームとしての努力です。チームのために必要なことは何でもやります。僕はいつでもチームプレイヤーであり続けて来ましたし、それは引退するまで続くでしょう。それを見ていて下さい。もちろんこの巨大で素晴らしいクラブであるLiverpoolには、非常に優秀な選手が多く在籍していることは理解していますよ。



─ あなたは左サイドバックでのプレーにも慣れていますよね?

そんなこと誰が言っていました?(笑)若い頃はそのポジションでプレーしていましたが、ここ4年以上はプレーしていません。でも要求されればそこでもプレーしますよ。



─ 昨シーズンLiverpoolが4位以内に近付いたのをご覧になったと思いますが、今シーズンはそれを達成出来ると思いますか?

それは答えるのが難しいですね。チームのことは新聞でしか知りませんし、昨シーズン起こったことについても同じ程度です。自分がこれまで所属したクラブのことについても常に気に掛けていますよ。プレシーズンで抱くような気持ちでね。チームに優秀な選手がいたとしても選手たちは合わせなければなりません。そのためにみんな一緒に仕事をしているのです。まだトレーニングもしていない現状では厳しい見方になりますが、Premier Leagueには良いチームがたくさんあるんだということ、そしてそれがPremier Leagueをより面白くしているんだということを僕は言いたいんです。



─ 今年は素晴らしいストライカーたちと対戦する可能性がありますね。特に対戦を楽しみにしている選手はいますか?

んー今のところ特にいませんね。



─ 最後になりますが、チームはこれからアメリカに向かいますので今回の移籍は良いタイミングだと思います。チームの一員となり、他の選手たちと合わせることについて先ほど話をしていましたが、2週間のツアーは他の選手を知る良いきかいになりますね?

もちろんですよ。これほどの長さのトレーニングキャンプで24時間ずっと一緒にいるんですから。スタッフや選手などいろいろな人と話が出来ますのでチームに溶け込むのも簡単になるでしょう。そこからが始まりですね。

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