移籍市場まとめ

移籍市場がクローズし、今シーズンの戦力が確定しましたネ。
最終日にもいくつかの動きがあり、最終的には計8人の選手が入団し、12人の選手がチームを離れました。



今夏の補強結果は次の通り。金額はポンド(推定)です。

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■■ In ■■
Toure     Man City    フリー
Alberto   Sevilla      680万
Aspas     Celta        850万
Mignolet  Sunderland   900万
Cissokho  Valencia    ローン
Ilori     Sporting     700万
Sakho     PSG        1,700万
Moses     Chelsea     ローン
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Total                4,830万

■■ Out ■■
Wilson    Hearts      フリー
Gulacsi   Salzburg    フリー
Carroll   West Ham   1,500万
Shelvey   Swansea      500万
Suso      Almeria     ローン
Reina     Napoli      ローン
Robinson  Blackpool   ローン
Spearing  Bolton       200万
Downing   West Ham     500万
Assaidi   Stoke       ローン
Pacheco   Alcorcon    フリー
Borini    Sunderland  ローン
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Total                2,700万
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今回の移籍市場での動きは素晴らしかったと思います。

国内コンペティションしかないLiverpoolにとって他のクラブとの競合は極力避けたかったはずであり、また予算的にもそう多くは期待出来ないであろう状況を考えても、自分たちのターゲットを適正価格で確実に手に入れるための工夫をしていたのだろうと想像します。
それが昨シーズン終了直後からの素早い動きであったと思いますし、ローンも交えた補強であったと感じますネ。


揃ったメンバーを見ればけしてビッグネームとは言えません。ですが、申し分ない実績はありながらもチーム事情によってチャンスを与えられなかった選手や単年で素晴らしい活躍を見せた選手、若い頃から注目を浴びながらももう一伸び出来ていなかった選手などを獲得することが出来、今後のやり方次第では素晴らしいパフォーマンスが期待出来そうな人選をしてくれましたネ。
その抜け目のなさにはとても良い印象を受けました。

必要な補強ポイントに必要な能力を持つ選手を当てることが出来たように思いますネ。


勿論そういう選手の獲得はリスクを伴うでしょう。
この8人のうち何人がRodgersの期待通りのパフォーマンスを見せられるかは分かりません。この辺りは昨シーズンDowningとHendersonの再生に成功したRodgersの手腕に期待したいですネ。


あと個人的にはDMFが必要だと感じていましたが、結局噂もほとんど出て来ませんでした。具体的な動きも無く、Rodgersには必要が無かったということなのでしょうネ。
Lucasを筆頭にAllenとGerrardで回していくのでしょう。いざと言うときはToureあたりもやれそうな気がするのでしばらく諦めることにします(笑)



一方、放出の方は余剰戦力をきっちりと整理したように思います。
あとはUnited戦でベンチ入りしたWisdom、Kelly、Flanaganの右SBトリオのうちの誰かのローンを決めてくれれば完璧でしょうか？

放出話はいつも寂しい思いをさせられます。特に10代の頃からLiverpoolにやって来てトップチーム昇格を目指して頑張ってくれていた選手たちへの思い入れは強く、Liverpoolで彼らの活躍を見ることが出来なくなるのは辛いです。
ですが、GulacsiがSalzburgでレギュラーをしっかり掴んでいたり、SusoがAlmeriaでいきなりアシストを決めるなど、みんな逞しくプレーしてくれているようで誇らしくも感じますネ。

またいつかAnfieldで彼らの雄姿を見たいです。