一番の解決策

Kloppのコメント。
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─　Liverpoolのパフォーマンスについて

良い場面がありましたし、非常に良いスタートを切ることが出来ました。その後の10分、15分はとても良かったですね。まさにやるべきことをやってくれましたよ。相手は4-4-2でスタートしました。中盤のプレスのためにそうしたのでしょう。我々はその周辺でのプレーを強いられてしまいましたね。
我々は本当にフレキシブルで、良いプレーをしていました。あまりチャンスは作れませんでしたが、相手を慌てさせたり、ギャップを見つけたり、パスを通したり、裏を狙うパスを出したりして、しっかりとプレーしていましたね。そういうプランだったのは確かで、10分か15分はそれが上手く行っていて問題はありませんでした。ですがその後、全く予期せぬ形でボールを失ってしまったせいで何も出来なくなってしまいましたね。ボールを失うことに対して準備などしていませんし、それをフォーメーションで防ぐのも不可能です。ワイドなフォーメーションを用いている状況で、中央でボールを失ってしまえば…。我々は何度もボールを失ってしまいましたし、良くないタイミングでリスクを負ってしまうこともありましたね。

非常にタイトなスペースでのパスやワンツーはあまり理にかなってはいません。我々はしっかりクリア出来ずにそういうボールを失い、走ってディフェンスをしなければなりませんでした。少しは勢いを手にしましたが、その後は全く不必要なものになり始めてしまいましたね。そのせいで前半はかなり硬くなってしまいましたが、(ハーフタイム中に)選手たちに対して使うことが出来たスペース、後半は使うべきであろうスペースをいくつか示すことが出来ました。

そしてその後我々は2点目を決めることが出来ました。1点目も素晴らしかったですが、2点目はさらに良かったですね。我々のゴールは全て信じられないくらいの美しさでしたよ。
その2点目はGenkにとって完全に打撃となったように見えましたね。それで我々は3点目、4点目を決め、その後1点取られてしまいましたが、この失点は良くありませんでした。でも我々にとってそれは世界最大の問題という訳ではありませんでしたよ。我々は試合に勝ち、仕事をやり遂げたのです。それで良いのですよ。

─　Oxlade-Chamberlainのパフォーマンスについて

彼にとっては非常に素晴らしい瞬間になりましたが、Oxのパフォーマンスはまさにチームのパフォーマンスのようなものでした。ゴールは素晴らしかったですが、他の部分はもっと上手くやれたかも知れませんね！まあそんなものですし、問題はありませんよ。ゴールは衝撃的で、我々にとって非常に重要でしたね。
先週の日曜日はAdamが1ゴール、そして今回はOxが2ゴール決めたというのは間違いなく素晴らしいことで、本当に良かったです。本当に素晴らしい、素晴らしい話ですよ。

─　Genkの4-4-2には驚いたか

もし相手が4-2-3-1や4-4-1-1でプレーして来ても、多くの場面でこれらのシステムは完全に同じになります。今日の唯一の違いは、相手の攻撃面でかなり身長の高い選手がピッチ上にいたということですね！あれは賢いアイデアでした。我々に対してそういうアイデアを出して来たチームは初めてではありませんが、毎度最初の競り合いに勝てる訳ではありませんよ。我々はファウルを犯したりしないようにしていましたし、その上でチャレンジしたいと望んでいました。ですがもちろん彼は競り合いに体を入れてセカンドボールを出すために戦うことが出来ましたし、これは嫌でしたね。いや、我々は予想はしていませんでしたが、非常に驚かされたということでもありませんでしたよ。

─　James Milnerを右SBに起用したこと、そしてAndrew Robertsonの交代は怪我によるものだったのかについて

Andyは大丈夫です。なぜJoeを選ばなかったのかということですか？正直なところそんな風には考えていませんでした。ただMillieを起用しようとしただけです。火曜日の朝にその前夜からTrentが病気にかかったと聞いて、変更は出来る限り最小限に留めたいと考えたのです。我々の望むプレーがしたいという点において、Millieがその時点で一番の解決策であることは明らかでした。ですが15分後にはもうJoeを投入して再びチャレンジした方が良いだろうという考えも明確に持っていたのです。
Joe は良くやってくれましたよ。自信を持ってやっているように見えましたし、明快な考えを持っているように見えました。これは良かったですね。
それが唯一の理由であって、Joeに対しては何もありませんよ。

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先発メンバーが発表され.Trentの代わりにMilnerが起用されることが分かった時は、僕も少し疑問を持ちましたね。
その疑問がMilnerの実力に対するもので無いのはもちろんですが、消耗の少ないGomezを起用し、中盤にMilnerを置いた方が良いのではないかと思いました。

右SBに入ったMilnerは本当に良くやってくれたと思います。積極的に攻撃に関与し、クロスも早めに入れたり、敵陣深くまで突っ込んでから入れたりして変化をつけてくれていましたし、ディフェンス面でも引くところはしっかり引いて堅実にプレーしてくれていました。
さらにRobertsonが下がった後は左サイドに回って同じようにプレーしてくれましたからね。

彼のユーティリティの高さについて今更言うことは何もありませんが、Trentが使えないという時にKloppから「その時点で一番の解決策」と言わしめ、そしてそれを実証するMilnerの存在はやはり大きいですね。

来年1月には34歳になる彼ですが、活きの良い若手に負けないパフォーマンスを見せてくれています。
間違いなくまだまだ長く良いパフォーマンスを見せてくれるでしょうし、Kloppにとって重要な選手であり続けてくれるでしょう。