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Kloppのコメント。
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─ 結果とチームのパフォーマンスについて

パフォーマンスに驚きはありません。驚いたかと聞かれるのは、これまでこのようなことを目にしたことが無かったという意味からなのかも知れませんね。ですが実際には何度も目にしました。ですから私に言えることは、3-0は少し厳しい結果だと思うものの、この結果は我々によるところが大きかったということです。ですから結果のことを考える必要はありません。
それより一番大事なことから始めなければなりません。それはWatfordを祝福することですよ。祝福に値するパフォーマンスでしたし、新聞の見出しを飾るべきパフォーマンスでしたね。
我々は自分たちがすべきパフォーマンスが出来ておらず、Watfordは彼らが望んだパフォーマンスをしっかり見せていました。前半は例えばクロスを入れたい場面やパスを出したい場面、裏に抜けたい場面、ランニングを活かす場面で上手く行かないことがありました。いつもは普通に出来ていることが今夜は出来ず、「今日は楽な試合じゃないな」と思った時にはすでに試合はかなり激しくなってしまっていましたね。
楽な試合にならないことは試合前から分かっていましたが、試合で実感しましたね。



ハーフタイム中に問題点を話し、後半の立ち上がりにはとても好感を持ちました。反応が良かったですし、正に本来あるべきプレーが出来たように見えましたね。ポジションを代えてウィングは少し複雑にしましたが、そこから先制点を取られてしまい、ほどなくして2点目を奪われてしまいました。双方とも全く違う取られ方をしてしまいましたね。1点目はスローインで入れられたボールがバウンドし、Troyはそこで体を使って来たことで我々はディフェンスが出来なくなってしまいました。2点目は我々がロストしたボールを相手に繋がれ、Sarrにスピードで振り切られ、素晴らしいゴールを決められてしまいました。3点目は我々自身が与えてしまった部分が大きかったのですが、それでもTroy Deeneyのフィニッシュが良かったですね。
我々にはチャンスがあまりありませんでした。チャンスを作ることが出来ませんでしたし、それが要因となって敗北を招いてしまいました。でもそれがフットボールというものですよ。これまで勝った試合とは全く関係がありませんし、これから勝つ試合にも関係はありません。残念ながらこれは単なる1試合に過ぎないということですよ。今夜はWatfordの方が優れたチームであったと認めなければなりませんね。


─ Liverpoolの連勝記録が途絶えたことに落胆しているか

あまり落胆はしていません。記録は破ることを望んだからと言って破れるものだとは思いませんでしたからね。記録というものは踏むべきステップ全てにおいて100%集中することで破れるのです。どんな記録でも…マラソンでもなんでもね。そのためには良いパフォーマンスを見せなければならないのです。
ここまで選手たちは良いパフォーマンスを見せてくれていましたし、だから我々は試合に勝って来たのです。ですが今夜の我々ははあまり良くありませんでしたし、歴史の面で考えてみても、人々が500年後に振り返った時に「Liverpoolは記録更新に近づいた」と言うことが今の私にとってプラスになることはありません。私の一番の関心事はそれではありません。結果を変えることは出来ませんし、時には負けることがあるというのは常に明白なことです。負けることを待ち望んでいた訳ではありませんが、そういうことが起こるのも明白なのです。負けることを考えたことはありませんが、いつかは負けるであろうことも分かっていましたし、それが今夜だったということです。
今はむしろポジティブに考えていますよ。記録に近づくにつれて…私はそれに悩まされることはありませんが、他の人がそれをどう考えるかは分かりませんからね。ですからこれからはまたフットボールを自由にプレー出来ますよ。記録を守ったり、手にしたりする必要が無くなるのです。ただ試合に勝つことだけに再びトライ出来ますし、これからそうして行きます。


─ 疲労がパフォーマンスや結果に影響を及ぼしたかどうか

いいえ、疲労は関係ありませんよ。それは全チームも同じですからね。フットボールにおいては普通のことです。状態を維持出来ることが当たり前のことだとは思いません。調子を整えられるのも当然だとは思いません。私のチームがこれほどのポイントを獲得しているのは何故か?それは我々の体の僅かな感覚や集中力が落ちるタイミングと戦っているからですよ。我々はそれらと戦い、運やその他全てと戦っています。それがこれほどのポイントを獲得出来ている理由ですよ。他のチームも同じことをしていますが、今シーズンは我々ほどのポイントを獲得出来ていません。それはこれがとても難しいことだからですよ。今夜ポイントを取れなかった理由を説明するのは簡単ではありませんが、フットボール界においてポイントを落とすということは今や最大のセンセーションとはなっていませんよ。

我々は目標を持ち、そのために全力を尽くしてた高くチームと対戦しただけです。今回のWatfordはそういう部分をしっかりと活かして来る初めてのチームになりました。最も驚かされたのは何か、パフォーマンスですか、それとも結果ですかと聞かれたら、私はWatfordがリーグに踏み止まるために戦ったことだと答えますよ。彼らが持つクオリティや何かは素晴らしかったですね。彼らにプレッシャーを掛けたいと思っている訳ではありませんが、他のチームも同じです。我々がWest Hamで試合をした時は明らかに我々の方が良かったですが、ホームゲームでは彼らは新加入選手を加えたことで違って見えました。今は誰もが狂ったように戦う時期ですからね。我々はすでにシーズンを通して狂ったように戦っていますし、今夜はその戦いに敗れたのです。今の私に言えることはそれが受け入れられるものなのか何なのかということです。我々は多くの試合に勝っているのですからそれがさほど重要なことだとは思いませんが、それがフットボール界における最大級の惨事だとも思いません。負けたことを実感し、それは我々が望んでいたものとは正反対のものではありますが、負けたことを実感しなければなりませんし、今我々は再びリアクションを見せるチャンスを手にした訳ですし、これからそれに取り組んで行きますよ。

あなた方が何をしようとも構いません。すでに他のインタビューでも聞きましたよ。ある人が負ける時期が来ると思い、私にも負ける時期が来ると思うかと聞いて来たんです。答えはノーですよ。直近の試合がキャリアの中で最も納得の行く試合ではなかったということで、次の試合が同じでなければならないということはありませんからね。
物事は常に変えることが出来ます。そういうものですよ。もし5-0で試合に勝ったとしてもまた5-0で勝てたり、少し自信が付いただけで楽な試合が出来る訳ではありません。だから我々はこれまで毎試合戦い続けて来たのですし、戦いはこれからも続くのです。連勝が止まったとか記録の継続はこれ以上不可能だということは我々望んだものではありませんでしたが、私は記録に関心を持っていた訳でもありませんよ。


─ 全般的に素晴らしいシーズンを過ごして来たチームを批判するつもりはないのか

我々は彼らをずっと批判し続けて来たじゃありませんか。Unitedとの試合、Leicesterとの試合、Man Cityとの試合の後にね。批判と言ってもプレーが愚か過ぎると伝えることではなく、上手く行かなかったことを伝えることです。それは我々がずっとやって来ていることですし、今回負けたからと言って変えるつもりもありませんよ。
あなたが質問をどこに導きたいのかは少し分かる気がします。ですが私が言っているのは、試合に勝った後でも選手たちはすぐに、私が試合の中で目にしたことや気になったことをまとめた5分間のミーティングを受けるということです。その後はみんなすぐにドレッシングルームを離れることが出来ます。私は選手たちを怒鳴りつけたりはしませんからね。今日もしませんでしたし、他の試合の後もしたことがありませんね。ですが批判はずっとしています。我々が自己批判を止めることはありませんよ。


─  44試合無敗という記録はPremier Leagueの上位チームから下位チームの強さによってより優れた記録達成とされるのではないか

44試合連続という記録に私がはしゃぐことはありません。私は数字を把握していないのです。興味もありませんが、こういう記録を打ち立てることが本当に難しいことは分かっていますよ。選手たちはあらゆるものを倒さなければならないのですからね。僅かな痛みや酷い痛み、内部からの声や外部からの声など、さらには様々なところからの影響など、これ以上負けることは出来ませんし、何でも出来る訳ではありません。ここはそういう世界ですから、我々は進み続けなければなりません。選手たちがここまでやって来てくれたことは本当に見事ですが、まだ終わった訳ではありません。我々は再び前に進みますし、それは100%約束します。それが我々をどこに導いてくれるかはその後に分かることです。
我々は試合に勝つ数を予想していませんでしたが、記録を達成出来たことに驚きはしません。選手たちは昨シーズンすでに非常に印象的なシーズンを見せてくれた訳ですからね。ですがそれは簡単なことではありませんでしたし、今後も簡単になることはないでしょう。ですからこのまま続けて行きますよ。

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ここまで積み上げて来た各記録が今回の敗戦で途絶えた訳ですから質問もそれに関するものが中心となってしまいましたが、実際に戦っている選手や監督たちにとってはあまり関係のない話なのでしょうね。

まぁ今後は周囲からこういう話をされることも無くなるでしょうから、目の前の1戦1戦に集中してタイトルを目指して戦うことが出来るでしょう。
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