SakhoはCrystal Palaceへ

SakhoのCrystal Palaceへの移籍が決定しました。

Palaeceは昨シーズン後半にローン移籍したチーム。最後は負傷してシーズンを終えてしまいましたが、移籍後の活躍ぶりは本当に見事でしたね。

今夏の移籍市場がオープンになってから間もなく、彼の獲得に名乗りを上げたCrystal Palaceでしたが、完全に戦力外扱いとしている割に強気の売却額設定をしていたLiverpoolは減額に応じず。
一旦はPalaceも身を引き、その後WBAなどからのオファーの噂などがあったのですが、最終的にはやはりPalaceが獲得することになりました。

契約期間は4年。移籍金ですが最終的には2,400万ポンド＋200万ポンドの出来高払いに決まった模様です。
Sakhoにとっても全く知らないチームと言うわけではないので良かったのではないでしょうか？

いやーしかし彼の放出は残念ですねー。

返す返すも2016-17シーズン前のアメリカ遠征での振る舞いが悔やまれます。
試合では激しさを見せる一方、Melwoodでは茶目っ気たっぷり、サービス精神旺盛な選手でみんなからも愛されていたんじゃないかと思います。
それが良い方向で働き続けてくれていれば良かったのですが、アメリカではちょっとハメを外し過ぎてしまいましたかね？

彼自身の自覚の無さが起こしたことなので仕方がありませんが、あれさえ無ければ今でもレギュラーを張っていたでしょうからね…。

もっと大きなクラブで活躍出来る選手だとは思いますが、一旦はPalaceで仕切り直し。
しっかりと結果を残して、またビッグクラブから誘いを受けるような選手になって欲しいです。

彼のプレーで忘れられないのは、歴史に残る大逆転劇を演じた2015-16シーズンのEuropa League準々決勝Dortmund戦での同点ゴールの場面。
実はあの3点目はSakhoのゴールよりもLovrenが手とお尻を使って1人で2人の選手を止めてSakhoをフリーにした姿にシビれたんですが(笑)
まぁでもあのSakhoの得点のおかげでスタジアムは一体となることが出来たと思いますし、その後決勝まで進む勢いを付けてくれたようにも思います。

新天地のPalaceは監督が変わった影響もあってか出遅れてしまいましたが、何気に良い選手が揃っているチームなのでそれぞれが噛み合った時に一気に波に乗りそうですね。
3月末の対戦はヤバイかも？

Sakhoのコメント。
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昨シーズンの挑戦は楽しかったですよ。困難ではありましたが、美しい挑戦でした。だからこの夏、僕はPaleceへの移籍がベストな選択だと考えたのです。

ここには友人もいますから、このクラブの一員となれたことをとても嬉しく思います。ChristianやWilf、Bakary、Yohan Cabayeたち、そしてJason Pancheonとも連絡を取り続けています。昨シーズンの僕たちは本当に良い雰囲気を持っていましたから、今でも互いに連絡を取っているんです。

(怪我の回復具合は)とても良いと感じていますし、100％のレベルに戻すために本当にハードなトレーニングを消化して来ました。今でもケアは受けていますが、トレーニングは再開しています。試合への復帰はいつ頃になるかドクターやフィジオと共に観察していきますよ。

またPalaceファンのためにプレーすることにとてもワクワクしています。ですがフットボールでは過去のことは過去のことで、今日と明日のことを考える必要があります。

昨シーズンの僕たちは良い仕事をしましたが、それをまた証明して良い目標を持たなければなりません。

僕たち全員の力を合わせれば、素晴らしいシーズンになりますよ。

僕たちには経験が豊富で優秀な監督もいると思います。新しいフットボール・メンタリティを持っている監督ですし、僕たちには素晴らしいチームがあります。だからハードワークするだけで僕はすぐに全てが良くなると考えています。

PSGで何年か戦って来ましたが、そこでプレーしたことには誇りを持っています。それはLiverpoolでも同様でした。今日は僕にとって新たなストーリーの始まりです。Palaceのために再び戦い、同じレベルの誇りを持ちたいです。どのチームのシャツを着ようとも僕は100％を捧げますし、ここで僕のベストを見せるつもりですよ。

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