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特に移籍当初はGerrardやAlonso、Mascheranoといったワールドクラスの選手に挟まれ、また不慣れなポジションでの起用でファンからの批判を浴びることもあって本当に苦しかったと思います。
それを乗り越えての10年。いつの間にか批判は敬意に変わり、誰もが愛する選手へと変わりました。
ハイライトは何といっても2010-11シーズンでしょう。
これまで続けて来られた肉体改造に成功し、筋肉の鎧で身を固めた彼は出足鋭いディフェンスで中盤を制圧し、リーグトップクラスのDMFとしての活躍を見せてくれました。
振り返れば彼が本格的なDMFとして開眼したのはこの年だったように思います。
なかなかレギュラー定着とまでは行かず、常にポジション争いを強いられる立場ではありましたが、常にLiverpoolのために尽くしてくれていた素晴らしい選手でした。
ずっとこの関係が続くものと思っていましたそんな彼との関係もついに終わりを迎えることとなってしまいました。
移籍先はLazio。移籍金は500万ポンドと見られています。
この決断を祝福したい気持ちはもちろんありますが、同時にLiverpoolで戦う彼の姿を見ることが出来ない寂しさもあり、何とも言えない複雑な心境ですね。
香港でプレシーズンを送る選手たちからビデオメッセージも送られています。
これはLucasがピッチ外でもチームのために貢献してくれていたことを示すものであり、その感謝を示したものでした。
いまだかつてこれほどまでに特別な扱いを受けた選手がいたでしょうか?
いやいや、本当に寂しいですね(涙)
最後にLucasが自身のInstagramにファンに向けたメッセージを送ってくれていますのでそのご紹介を。
Lucasのメッセージ。
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10年前に初めてLiverpoolへやって来た時、僕には3つの大きな望みがありました。
まず最初にチームで自分のポジションを掴むこと。これは上手くやることが出来ました。
次にユニフォームの価値を自分の手で証明したいということ。これが達成出来ているかどうかは僕よりも高い目標を設定している他の人に決めてもらいたいですね。
そして最後はこの素晴らしいクラブを去る時期が来た時は希望を持って未来へ向かい、最適なタイミングでそれを実行するということ。
そのタイミングはLazioでの新たなキャリアに向けた準備をしている今やって来ました。Anfieldでの日々に終わりが来るというのは悲しいことですが、クラブやサポーターとのこれ以上ないほどに深まった関係が少なくとも慰めとなってくれるでしょう。
このクラブは世界最高のクラブですし、ここで残りのキャリアを過ごすことだけを僕は常に考えていました。ですがこれまでの出場機会の少なさからして、出来るだけ多くのプレー機会を望むのであれば他のクラブへ移籍する必要があるんだと思いました。
僕がLiverpoolを愛していたようにあなたもクラブや街のことを愛していれば、今回のような決断をするのは簡単ではないでしょう。僕にとって最も簡単な決断は、ここにずっと残ることだったと思います。プレー機会がほとんど与えられないとしてもね。ですがそれは僕がフットボーラーとして、そして競技者として信念を持って来た物に反することになると思います。
だから僕はLazioに行くことにしたのです。Liverpoolを退団する悲しさにイタリアの偉大なクラブの一員となるんだという興奮を伴った決断になります。
イタリア行きを決意する前に、僕の置かれている状況についてJurgen Kloppと話をしました。その時の彼の応対ぶりは、選手に対する敬意を改めて示してくれていましたね。彼やLiverpoolで指導を受けた全ての監督…特にそうでなくてもおかしくない状況でも僕を信頼してくれた監督には感謝していますよ。
今のプライオリティはLiverpoolの時と同じくLazioに貢献するんだという信念を持って僕のキャリアの新たなチャプターに向かうことです。
この街に住むことが出来て幸運でした。訪れた場所は他のどことも違いましたし、ここで結婚をして、幸運にも2人の素晴らしい子供にも恵まれました。だから今何があろうとLiverpoolは常に僕たちの心の中にありますし、それはどこに行こうと変わりません。
また多くのワールドクラスの選手たちと共にプレーする幸運にも恵まれましたし、彼らと共にクラブに貢献するために情熱を捧げあって来ました。
また多くのワールドクラスの選手たちと共にプレーする幸運にも恵まれましたし、彼らと共にクラブに貢献するために情熱を捧げあって来ました。
ピッチの外ではLFC Foundationの理事に就任する栄誉に恵まれ、地域コミュニティと直に触れ合いました。先日Liverpoolでの10周年を祝った際には、Foundationが救った子供たちが僕をScouserと呼んでくれている話を聞きました。
ここにいる間は望むほどのトロフィーを手に出来た訳ではなかったかも知れません。ですがみなさんがこうして僕のことを話題にしてくれるということは、メダルを手に入れることと同じくらい意味のあることなんです。
同じことは金曜日に僕が送ったビデオにも当てはまります。その中に多くの若いファンがWigan Athletic戦の間に僕の名前を歌ってくれている場面がありましたが、そう言ったサポートや情熱を受ける選手になったことはとても誇らしく思わせてくれます。
だからLiverpool FCやサポーターは僕の心の中で常に特別な存在であり続けるでしょう。それに加えて、この街の人たちの個性やユーモア、品格、誠実さも僕の中に永遠にあり続けるでしょうね。
全てのLiverpoolファンに心の底から感謝しています。家族も僕自身もみんなからのサポートやこの偉大なクラブに在籍出来たことを感謝しています。実際に退団する時が来たら寂しくなるとは思いますが。
今言えることは、僕の新しいクラブ、古いクラブにとって新たなシーズンが素晴らしい1年になることを願っているということです。
今言えることは、僕の新しいクラブ、古いクラブにとって新たなシーズンが素晴らしい1年になることを願っているということです。
YNWA. JFT96
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趣味: Liverpool
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Liverpoolをさりげなく愛しています。
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