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MatipとSakho、Gomezは負傷離脱、Iloriはオリンピック代表入り、Skrtelは放出、Toureは契約解除。
早くも暗雲立ち込めるCBのポジションに対し、AugsburgからRagnar Klavanを獲得することが決まりました。


移籍金は420万ポンドと見られており、背番号はSakhoが背負っていた17番を受け継ぎました。
契約期間は明らかとなっていませんが、3年と報じているメディアが大半です。これはけしてスポット的な補強ではないということを意味しているのだと思います。


Klavanは昨シーズンのEuropa LeagueでAugsburgと対戦した時にも出場していましたが、正直なところ彼に関するイメージは全く残っていません(苦笑)

ということで2/26にAnfieldで行われた試合を見返してみましたが、良い意味で無難な選手だなぁという印象でしたね。

Sturridgeに全速力で寄せて行ってワンタッチでアッサリかわされるなど軽いプレーは2度ほどありましたが、一方でカウンターの芽を潰す(波状攻撃のような形になったところで2連続クリア)場面もありましたし、試合中密着マークする機会が多かったSturridgeやOrigiは結局彼に封じ込められてしまいましたからね。
後は前線へのパス供給に関してはほぼノーミスだったと思います(しっかり数えていませんでした)。


さらに追加でAugsburg対Dortmundの試合も前半だけ見ました。
Dortmundのパス回しにチームが苦しみ右へ左へと振られるなか、彼だけは比較的しっかりと対応出来ていたのが好印象です。


1試合半(?)しか見ていないので全てが分かったわけではありませんが、特別なスキルは無いものの足元の問題もなさそうですし、堅実なプレーをしてくれるタイプのように見えました。

また、オランダとドイツで11年間過ごした経験はLiverpoolでもモノを言うだろうと思いますし、若い選手が多いチームですから上手くサポートしてもらえたら嬉しいですね。

あとは左利きというところも買い要素だと思います。
既存のCBにはSakho以外に左利きがおらず、Sakho不在時は右利きの誰かがその穴を埋めなければなりませんでした。
これまではLovrenが入ることが多かったと思いますが、彼がミスする時は左CBの時が多かった印象がありますので(汗)、そこを防ぐことが出来るだけでもKlavan獲得の価値があるのではないかと思います。

MFでキャリアをスタートさせ、その後左SBを経て今のCBに落ち着いたそうです。
このユーティリティ性もチームにとっては大きいと思います。
Morenoがまたヘマでもやらかそうもんなら(失礼)すぐKlavanにポジションを譲ることになるかも知れませんね。


国内コンペティションしか無い今シーズンでどれだけチャンスが与えられるかは分かりませんが、レギュラーメンバーを喰うくらいの活躍を期待しています。
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