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5年ぶりのChampions Leagueの舞台は敢えなくグループリーグ敗退となってしまいました。
まず先発メンバーについてですが、Toure、Moreno、Lallana、Coutinhoに代えてLovren、Enrique、Allen、Gerrardを起用しました。
システムは4-3-3を採用し、LucasとAllenを並べ、ホールの位置にGerrard。そしてこれは少し驚きましたが、Hendersonを左サイドの高い位置に置くという布陣でスタートしました。
勝利が絶対条件の試合でLucasとAllenを中盤の底に並べ、Hendersonを本職ではないポジションに置く。どちらかと言うと「ディフェンシブな戦いがしたいのかな」もしくは「相手の出方を窺おうとしているのかな」と思わせる布陣のように見えましたネ。
外野の人間が選手起用やゲームプランの真意を掴むことは出来ませんが、積極策で相手に挑んで欲しいと感じました。
試合の方は終始Baselのプラン通りに進められてしまったという印象が残りましたネ。
スタート直後こそ期待させるシーンがあったものの、その後は「アンタらこういうの苦手なんでしょ?」と言わんばかりに前線からプレスを掛けて来るBaselに攻めん気を挫かれ、ボールの押し上げにもたついてしまいました。前に運ぼうとしてはセンターサークル手前で行き場を失い、最終ラインに戻す作業を繰り返してしまいましたネ。
24分の失点もBaselのプレスに苦しみ、追い込まれてボールロストしたところからスタート。低い位置でボールを失ったLiverpoolに状況を整理する余裕などなく、その後何本か繋がれたパスに身体を寄せることすら出来ませんでしたネ。ボールだけを一生懸命に追い掛ける悪い時のディフェンスが出てしまいました。
そして最後はエリア外からFreiの地を這うミドル。それほど強烈というワケでは無かったにもかかわらず、Mignoletがほとんど反応出来ずボールがサイドネットを揺らすのを見送るしかなかったのが物凄く印象に残りました。
どうしても逆転勝利を収めなければならないLiverpoolは後半開始からEnriqueとLambertに代えてMorenoとMarkovicを投入。
Markovicはスピードに乗ったドリブルで変化を付けてくれていましたが、格闘技で言うところのサミングという反則で一発レッド…僅か15分でピッチを退くことになりました。プレーでは良い感触を本人も得ていたでしょうから勿体なかったですネ。
Liverpoolが相手ゴールに攻め込めるようになったのは70分を過ぎてから。
この時間帯を境にBaselは徐々にこれまでのハイプレスを止め、自陣に入って来たところで相手を潰すディフェンスにシフトして行きましたネ。1点のアドバンテージがある彼らにとってはそれで良く、残り20分で2点取られなければ良いという考えだったのでしょう。
彼らが自陣に引いたお蔭でLiverpolはBaselゴールに迫ることが出来ましたが、それでも一歩足りない印象が拭えませんでした。Markovicがピッチに残っていればもう少し違った展開になったのかも知れませんが…。
その後もLiverpoolはあまり効果的な試合運びは出来ませんでしたが、選手たちは逆転勝利を信じて最後まで必死のプレーを見せてくれていましたネ。
タイムアップが迫る頃には流石のHendersonも足が上がってしまっていましたし、人数が少ないながらもそれを感じさせないプレーを1人1人してくれていたと思います。
結局はGerrardの美しいFKゴールで一矢報いるのが精一杯でしたが、最後まで諦めずに走り回る姿には感動させてもらいました。
10年前のOlympiakos戦と同じように何とか、何とか乗り越えてもらいたかったですネ。
この結果、グループリーグは1勝2分3敗の3位で敗退。Europa Leagueに回ることになりました。
振り返れば現時点の実力をよく表した6試合だったように思います。
特に今回まざまざと見せつけられたReal Madridとの差。試合を見終わった後は悔しくて、羨ましくて仕方がありませんでした。
6試合で5得点9失点。とても胸を張れる数字ではありませんし、どの試合内容を見ても相手を圧倒したと思える試合はありませんでしたネ。
Rodgersの采配、国内リーグ戦も踏まえた選手起用の仕方なども思うところはありますが、彼とてまだまだ若くこれからの監督です。
今大会を通じてチームが何を感じ、これから何をなしていくか。
彼らの今後に期待したいですネ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 1 - 1 Basel
9 Nov 2014 , 19:45 , Champions League Group Statge(6)
------------------------------------------------------
Simon Mignolet Tomas Vaclik
Glen Johnson Fabian Schar
Martin Skrtel Marek Suchy
Dejan Lovren Behrang Safari
Jose Enrique Taulant Xhaka
Lucas Leiva Mohamed El-Nenny
Jordan Henderson Fabian Frei
Joe Allen Shkelzen Gashi
Steven Gerrard Luca Zuffi
Raheem Sterling Marco Streller
Rickie Lambert Derlis Gonzalez
------------------------------------------------------
SUBS:
Brad Jones Germano Vailati
Mamadou Sakho Philipp Degen
Philippe Coutinho Walter Samuel
Alberto Moreno Matias Delgado
Adam Lallana Marcelo Diaz
Emre Can Ahmed Hamoudi
Lazar Markovic Breel Embolo
------------------------------------------------------
GOALS:
Gerrard(81) Frei(24)
------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Markovic(Lambert 46) Embolo(Streller 74)
Moreno(Enrique 46) Diaz(El-Nenny 83)
Coutinho(Lucas 73) Samuel(Zuffi 88)
------------------------------------------------------
REFEREE:
Bjorn Kuipers
------------------------------------------------------
BOOKED:
Lucas(47) Schar(80)
Lovren(66)
Moreno(77)
------------------------------------------------------
SENTOFF:
Markovic(60)
------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
------------------------------------------------------
MANAGERS:
Brendan Rodgers Paulo Sousa
スタート直後こそ期待させるシーンがあったものの、その後は「アンタらこういうの苦手なんでしょ?」と言わんばかりに前線からプレスを掛けて来るBaselに攻めん気を挫かれ、ボールの押し上げにもたついてしまいました。前に運ぼうとしてはセンターサークル手前で行き場を失い、最終ラインに戻す作業を繰り返してしまいましたネ。
24分の失点もBaselのプレスに苦しみ、追い込まれてボールロストしたところからスタート。低い位置でボールを失ったLiverpoolに状況を整理する余裕などなく、その後何本か繋がれたパスに身体を寄せることすら出来ませんでしたネ。ボールだけを一生懸命に追い掛ける悪い時のディフェンスが出てしまいました。
そして最後はエリア外からFreiの地を這うミドル。それほど強烈というワケでは無かったにもかかわらず、Mignoletがほとんど反応出来ずボールがサイドネットを揺らすのを見送るしかなかったのが物凄く印象に残りました。
どうしても逆転勝利を収めなければならないLiverpoolは後半開始からEnriqueとLambertに代えてMorenoとMarkovicを投入。
Markovicはスピードに乗ったドリブルで変化を付けてくれていましたが、格闘技で言うところのサミングという反則で一発レッド…僅か15分でピッチを退くことになりました。プレーでは良い感触を本人も得ていたでしょうから勿体なかったですネ。
Liverpoolが相手ゴールに攻め込めるようになったのは70分を過ぎてから。
この時間帯を境にBaselは徐々にこれまでのハイプレスを止め、自陣に入って来たところで相手を潰すディフェンスにシフトして行きましたネ。1点のアドバンテージがある彼らにとってはそれで良く、残り20分で2点取られなければ良いという考えだったのでしょう。
彼らが自陣に引いたお蔭でLiverpolはBaselゴールに迫ることが出来ましたが、それでも一歩足りない印象が拭えませんでした。Markovicがピッチに残っていればもう少し違った展開になったのかも知れませんが…。
その後もLiverpoolはあまり効果的な試合運びは出来ませんでしたが、選手たちは逆転勝利を信じて最後まで必死のプレーを見せてくれていましたネ。
タイムアップが迫る頃には流石のHendersonも足が上がってしまっていましたし、人数が少ないながらもそれを感じさせないプレーを1人1人してくれていたと思います。
結局はGerrardの美しいFKゴールで一矢報いるのが精一杯でしたが、最後まで諦めずに走り回る姿には感動させてもらいました。
10年前のOlympiakos戦と同じように何とか、何とか乗り越えてもらいたかったですネ。
この結果、グループリーグは1勝2分3敗の3位で敗退。Europa Leagueに回ることになりました。
振り返れば現時点の実力をよく表した6試合だったように思います。
特に今回まざまざと見せつけられたReal Madridとの差。試合を見終わった後は悔しくて、羨ましくて仕方がありませんでした。
6試合で5得点9失点。とても胸を張れる数字ではありませんし、どの試合内容を見ても相手を圧倒したと思える試合はありませんでしたネ。
Rodgersの采配、国内リーグ戦も踏まえた選手起用の仕方なども思うところはありますが、彼とてまだまだ若くこれからの監督です。
今大会を通じてチームが何を感じ、これから何をなしていくか。
彼らの今後に期待したいですネ。
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Liverpool 1 - 1 Basel
9 Nov 2014 , 19:45 , Champions League Group Statge(6)
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Simon Mignolet Tomas Vaclik
Glen Johnson Fabian Schar
Martin Skrtel Marek Suchy
Dejan Lovren Behrang Safari
Jose Enrique Taulant Xhaka
Lucas Leiva Mohamed El-Nenny
Jordan Henderson Fabian Frei
Joe Allen Shkelzen Gashi
Steven Gerrard Luca Zuffi
Raheem Sterling Marco Streller
Rickie Lambert Derlis Gonzalez
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SUBS:
Brad Jones Germano Vailati
Mamadou Sakho Philipp Degen
Philippe Coutinho Walter Samuel
Alberto Moreno Matias Delgado
Adam Lallana Marcelo Diaz
Emre Can Ahmed Hamoudi
Lazar Markovic Breel Embolo
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GOALS:
Gerrard(81) Frei(24)
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SUBSTITUTIONS:
Markovic(Lambert 46) Embolo(Streller 74)
Moreno(Enrique 46) Diaz(El-Nenny 83)
Coutinho(Lucas 73) Samuel(Zuffi 88)
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REFEREE:
Bjorn Kuipers
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Lucas(47) Schar(80)
Lovren(66)
Moreno(77)
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Markovic(60)
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