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SterlingのManchester Cityへの移籍が決定しました。

移籍金は20歳の選手としては異例の4,500万ポンド+インセンティブ400万ポンドの合計4,900万ポンドとなりました。
なんでもイングランド出身選手史上最高の移籍金(それまではCarrollの3,500万ポンド)となったようで、果たして彼にそこまでの金額が付いて良いものだろうかとの思いも過ります。
ですがいろいろな事情があるにせよCityにとってはそれに見合う価値があると考えた上での金額提示なのでしょうし、その評価を得たSterlingは最高の誉れとして受け止めて良いと思います。

あとはその期待に応える活躍を見せるだけ。
まだ若く粗削りなところもある選手ですが、まだまだこれからの選手であり、良い教育を受けて順調に育てばきっと金額に見合う選手になれると期待しています。

気掛かりなのは異例の移籍金の高さによってスタートから厳しい評価の眼に晒されることでしょう。
そのプレッシャーに本人はもちろんのこと、クラブ自身が耐えることが出来るかどうかが問題ですネ。
少なくともLiverpoolでSterlingが見せていたパフォーマンスではとても4,900万ポンドに見合わないと感じますし、他所のチームに行けばベンチスタートでも不思議はないレベルだと思います。その価値に見合う選手になるにはまだ時間が掛かると思いますので、Cityには「結果が出なければ即売却」ではなく、じっくりと彼を育てる気骨を見せてもらいたいですネ。

一方のLiverpool。
ビジネス的な側面から見ると非常に上手くやったと思います。

報道では移籍金は法外とも取れる5,000万ポンドに設定されていたようで、3,000万、4,000万と2度提示された金額に応じずにほぼ目標額で売却した辺りはさすがでしたネ。
ArsenalやUnited、Chelsea、そしてReal Madridからも関心が寄せられていましたが、結局金額提示があったのはCityだけだったようですし、競合相手のいない取引…しかも取引対象である選手自身が移籍を志願していると言う圧倒的不利な状況の中、よくここまで金額を吊り上げることが出来たなと感心しています。



ただ今回の一連の動きはあまり賢明ではなかったように感じます。

なぜSterling陣営があそこまで強固に移籍を望むようになったのか。
17歳の若さでトップチームデビューを果たした彼が、デビューから僅か3シーズンで自分をトップチームに定着させてくれた監督に不満を持ち、移籍を志願するというのは異常事態だと思います。
もちろん彼本人と代理人の傍若無人ぶりも目に余るものがありましたが、練習やアジアツアーへの参加を拒否するほど強固な姿勢で移籍を志願するに至った原因はやはりクラブ側にもあったのだろうと感じますネ。


特にRodgersが会見で「彼に対してクラブが提示した週給は信じられないような額である」と極めて個人的な情報を明かしてしまったのは問題でした。
これでSterlingには高額週給でも首を縦に振らない「守銭奴」のレッテルが貼られ、味方であるはずのサポーターからも批判を浴びることになってしまいました。

その後SterlingはBBCへの無断取材対応に臨み、クラブから提示された条件に応じなかった旨、そしてそれは増額を要求してのものではない旨を伝えましたが、彼としては自分の思いをオープンにすることで自分を守ろうとしたに過ぎなかったのではないでしょうか?
やり方は褒められたものではありませんでしたが、恐らくはこの時点でクラブとの信頼関係は損なわれてしまっていたのでしょうし、彼としては大人しくしているワケにはいかなかったのでしょう。

その後代理人が「Sterlingはたとえ週給90万ポンドでも契約は更新しない」と過激な発言をしたのも、Sterlingに貼られた「守銭奴」と言う謂れなきレッテルを剥がしたい一心だったのだと思います。

次第に泥仕合の様相を呈して来た契約問題に、Carragherを始めとしたOBが加担してさらに泥の上塗りをしてしまう始末。
見ていて本当に情けなかったですネ。



かくいう僕も一連のSterlingサイドの言動には苦々しく、時に腹立たしく思うこともありました。
ですが冷静に事の成り行きを振り返ってみると、彼は契約延長について当初はもっと純粋な気持ちを持っていたんだろうなとも感じるんですよネ。

起用法への不満もあったと聞きますし、チームとして結果が出ないことへの苛立ちなど高額を提示されたからと言ってホイホイと契約に応じられない理由はあったのだろうと思います。
こういう時に忠誠心を見せてくれる選手ももちろんいますが、それをみなに求めるのも酷だと思いますしネ。

Sterlingサイドがもう少し大人びた言動をしてくれていればこれほどまでに問題は大きくならなかったのかも知れません。
ですが週給騒動はLiverpoolサイドが発端だと思いますし、メディアに上手く対応出来ていればお互いの信頼を損なうことなく冷静な交渉が出来ただろうと思います。
自分にも非がある中で相手方に大人びた対応を求めるのも愚かでしかありませんよネ。


この件について「Rodgersが悪い」と言うつもりはサラサラありません。
やはり普段からクラブと代理人も含む選手本人は互いに良好な関係を築く努力をしておかなければならず、時に金属的なものになりがちな契約交渉は日頃からのお互いの信頼関係によって成り立たせるべきものなのだと感じます。

それが今回は疎かになってしまったのではないでしょうか?



いずれにせよ、Kopにとって新たなヒーローとなり得たSterlingは誤解を残したまま新たなクラブへと旅立ってしまいました。
のちのちSterlingの暴露話が出てまた虚しい思いをさせられるのではないかと少し心配です(苦笑)

ただ契約に関してはズルズルと引っ張り続けることなくプレシーズン開始に合わせて決まりましたから、Sterling、Liverpool、Cityの3者ともに良かったと思います。

Liverpoolで成長していく姿をもっと見ていたかったところですが、これからはEtihadで思う存分暴れ回って、名実ともにイングランドを代表する選手に成長してもらいたいですネ。
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