JohnsonはStokeへ

今夏をもって契約満了による退団が決定していたJohnsonがStokeに移籍することとなりました。
2年契約で1年の延長オプション付きだそうです。
まずは2009-10シーズンの入団以来6年に渡って活躍してくれたJohnsonの旅立ちに心からの感謝と声援を送りたいと思います。


この6年でBenitez、Hodgson、Dalglish、Rodgersと4人の監督のもとを渡り歩き、本来の右SBだけでなく、欠員が出た時には左SB、3バックではCBを務めるなど貢献度の非常に高い選手でした。

そして得意のカットインからのシュート(これはなかなか入りませんでしたが(苦笑))やパスなど、長所である攻撃センスを如何なく発揮してくれましたし、まだ駆け出しのSterlingの後ろで彼のオフェンス能力を引き出すような気の利いたフリーランニングやパス出しなど随所に良いところを見せてくれましたネ。

最も記憶に残るのは2011年のChelsea戦での終了間際の決勝ゴールかな。
Adamの意表を突くロングフィードに反応して右サイドを駆け抜けたJohnsonが流し込んでくれましたネ。応援するこちらが「え！そんなとこにいたの！？」とビックリしてしまうような素晴らしいシーンでした。

一方のディフェンスについては批判されることもしばしばありましたが、僕としてはそういう「穴」も含めて好きな選手でしたネ(笑)


在籍中はちょうどクラブの低迷期と重なってしまい、彼自身やるせない思いをしながらプレーしていたこともあったのではないかと思いますが、不思議とこの人からは不満らしい不満がほとんど聞こえて来ませんでしたネ。
彼が望めばもっと良いチームにも行けただろうと思いますが、きっとGerrardやCarragherといった生え抜きの選手と同じようにクラブに対する忠誠心を持ってくれていた選手だったのでしょうネ。



移籍先のStokeは一時の放り込みスタイルから脱却してボールを回すチームへと変貌しつつあります。
その中にあってJohnsonのようなアタッキング能力の高いSBは、チームをもう一段レベルアップさせるでしょう。

Adamやこれまた僕が大好きなCrouchなどがいるチーム。
あの赤い縦縞のユニフォームも凄く似合いそうですし、来シーズンのStokeでの活躍が楽しみになって来ましたネ！