新コーチ決定

2人のコーチの解任が報じられてから1カ月。後任人事としてHyypiaやZenden、Ayestaranなど目を引くような名前が挙がりましたが、ようやく公式サイトで正式発表がありました。

Rodgersの懐刀としてアシスタントコーチを務めたPascoeに替わって、先日までU19イングランド代表監督を務めていたO'Driscoll氏が就任することとなりました。
一方、同じく解任されたMarshの後任は特に置かず、代わりにアカデミーのコーチを務めているLijndersが育成担当コーチとして就任することになりました。

CoatesはSunderlandへ

正直残念で仕方がありませんが、CoatesのSunderlandへの完全移籍が決まりました。
契約期間は4年で移籍金は400万ポンドと見られています。


2011年のCopa Americaでの活躍は素晴らしく、大会終了から程なくして彼の獲得が決まった時はとてもワクワクしましたが、結局はなかなかチャンスを掴むことが出来ませんでしたネ。

CarragherやSkrtelやAggerに割って入るには経験が足りませんでしたし、何より入団から1年後にやって来たRodgersから評価を得られなかったのが厳しかったですネ。


昨シーズンはSunderlandで1年間ローン生活を送っていましたが、シーズン終盤に来てようやくコンスタントに出場出来るようになりました。あそこもPoyetからAdvocaatに監督が変わりましたが、今度は信頼を勝ち取ることが出来ましたネ。
それが今回の完全移籍に繋がったのでしょう。


Liverpoolのユニフォーム姿を見ることが出来なくなるのは非常に残念ですが、Sunderlandであれば今後も彼のプレーを見ることは出来ますネ。レギュラーの座を明け渡すことのないよう怪我に気を付けて頑張ってもらいたいです。

彼の成長を楽しみに、今後も見守って行きたいですネ。

Clyne獲得

Southamptonから右サイドバックのClyneの獲得が決定しました。
移籍金は1,250万ポンド、契約期間は5年と見られています。

Unitedも狙っていたとのことで少し心配していましたが、コメントを聞く限り彼は早くからLiverpool行きを決めてくれていたようです。この辺りはLallanaのアシストがあったのかも知れませんネ。

それにしても今夏は何故か補強リストがUnitedと被りまくってますネ(汗)Depay、Firmino、そしてClyne。今後も続くのでしょうか？

Firmino獲得

Hoffenheimからブラジル代表のFirminoの獲得が決まりました。
まだワークパーミットの取得、メディカルチェック等が残っていますが、全ては現在開催中のCopa America終了後となるでしょう。
移籍金は噂ではインセンティブ込みの2,900万ポンドと見られており、Liverpool史上最高額となる3,500万ポンドで獲得したCarrollに次ぐ2番目の高額移籍金となる模様です。


ポジション的にはトップ下が良いのでしょうが、プレーを見る限り、Liverpoolでなら前線のどこで使っても合いそうな気がしますネ。
また移籍騒動の渦中にあるSterlingとタイプは違いますが、彼の抜ける穴を十二分に埋められる選手になれるのではないかと感じます。

Bogdan獲得

まだ6月中旬だと言うのに早くも3人目の補強が決定しました。

今度はBoltonからGKのBogdanを獲得。
Milner、Ingsに続き、こちらもフリーでの獲得ということで移籍金はゼロ。 メディカルチェックをクリアすれば晴れてLiverpoolの一員となります。


Bogdanのことはほとんど知りません(汗)
今シーズンのFA Cupで好守連発。逆を突いたBoriniのシュートに反応したシーンはよく覚えていますが、持ち味だとか欠点のようなものは全く分かりません。

契約満了で退団が決定したJonesと比べてどうなのかと言うことが問題で、彼以上でなければ獲得する意味がありません…とは言い過ぎですが、FA Cupの時のパフォーマンスを常に見せられると嬉しいですネ。


ポジションを争うMignoletもまだ「絶対的な存在」にはなりきれておらず、これからのパフォーマンス次第ではBogdanにも立場逆転のチャンスは十分にあるでしょう。
来るからには野心を持って、しっかり準備してプレシーズンから猛アピールして欲しいですネ。