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これまで様々な試合を見て来ましたが、これほど残酷な試合もなかなか無いでしょう。
この日素晴らしいパフォーマンスで再三に渡ってLiverpoolのチャンスを潰したPickfordにとっては不運としか言いようがありませんね。


今回はMerseyside derby。
その先発メンバーですが、PSG戦からの変更は3箇所。Lovren、Henderson、Milnerに代わって、Trent、Fabinho、Shaqiriが出場しました。


最近強くなったと噂のEverton。
ここ数年激しさだけが見所となりつつあったMerseyside derbyでしたが久々に互いのフットボールをぶつけ合う好ゲームが観れたように感じました。
相手のディフェンスはタイトで組織的でしたし、オフェンスも小気味良く意図が感じられるパスワークを用いてLiverpoolゴールに迫ることが出来ており、なかなか良い雰囲気を漂わせていましたね。
Evertonのことはほとんど知らないので正確には言えませんが、昨シーズンの良い補強に加え、今シーズンはGomesやDigne、Mina、Bernaldなどを補強したことによってチームの質は向上したのでしょうし、今のところチームの若返りもスムーズに行っているのでしょうね。
シーズン後半辺りからさらに厄介な存在になりそうで正直怖いです(苦笑)

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Kloppのコメント。
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─ 試合の感想について

試合後のインタビューをもう20回受けて20回説明しましたよ。もちろんそれでも気分は良くなりませんね。
我々にとって非常に重要な試合でしたし、特にラインナップを見ればスタートがこうなるであろうことは明らかでした。相手が取ったアプローチは完全にリスクを取っていましたよ。特に序盤は出来る限りのことをやろうとしますからね。相手の持つクオリティに対応するのはとても厳しかったです。それでもAliは2度セーブしてくれました。1度はセーブでもう1つの場面はクリアしてくれましたね。
ですがその後1点目を取られてしまいました。Bernatの右足でのシュートは止めることが出来そうではありましたが、決められてしまいましたね。
2点目はカウンターアタックから決められたもので、セカンドボールを奪われたものでもありました。ですから非常に大きな脅威になりましたよ。

混戦模様のグループC。
Champions Leagueグループステージもいよいよ佳境を迎えます。
今回迎える相手はこのグループ最大のライバルと言って良いであろうParis Saint-Germain。
前回対戦はAnfieldで4-3で勝利を収めました。結果的にはギリギリの勝利ではありましたが、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたね。


今日の先発ですが、Watford戦からの変更は2箇所。
Trent、Shaqiriに代えてGomez、Milnerを起用しました。


試合の方ですが、この試合でLiverpoolに勝って最終節に自力突破の可能性を残しておきたいParis Saint-Germainの圧力に苦しめられてしまいましたね。

とにかく攻守に渡って集中力が高く、試合を通してほとんどLiverpoolらしいプレーをさせてもらえませんでした。
Liverpool自慢のフロントスリーもPSGの寄せの速さに潰され、終わってみればシュートは8本しか打たせてもらえず、枠内シュートに至っては1本という惨憺たる結果となりました。



Kloppのコメント。
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─ 後半に見せた違いについて

前半も懸命な努力はしていましたが今日は難しかったですね。多分そういう話はすべきではないのでしょうが、今日のような試合に向けた準備がいかに難しいかは説明すべきことだと思います。
あなた方が常に完璧を望むことは分かっていますが、我々がこの試合に向けてきちんとしたセッションを消化することが出来たのは1回だけでした。例えばブラジル人選手やRobboら選手たちが帰って来たのは木曜日でしたからね。
その1回のセッションはWatfordのセットプレーに対する細かな要求でした。選手たちが決められたプレーをしたことやその周りでどんなプレーをしたか、そしてボールを弾き出し、相手選手をブロックした場面をご覧いただけたと思いますが難しかったですよ。
自分たちのセットプレーに取り組む必要もありますし、相手の特定のクオリティに集中する必要もありますからね。

インターナショナルブレーク明けの試合。難敵Watford。
嫌な予感しかしない試合ではありましたが、結果的には3-0の勝利を収めることが出来ましたね。

今日の先発ですが、Fulham戦からの変更は2箇所。
Gomez、Fabinhoに代えてLovren、Hendersonが入りました。
Gomezは練習中に足首を痛めたとのことで、今回は大事を取って欠場しました。


試合の方ですが、結果とは裏腹に我慢の時間が続きましたね。

Watfordのタイトなディフェンスを前に前線はなかなかチャンスを掴むことが出来ませんでしたし、ボールを奪われてからの相手のパス回しの速さと的確さで何度も自陣までボールを運ばれてしまいました。
何とか水際で止めることは出来たものの危ない場面も何度かありましたし、DeeneyやDeulofeu、Pereyraなど足元の上手い選手が何人かいたので気が気ではありませんでしたね。
一瞬の判断ミスが即命取りとなる…そんな試合だったと思います。


一方のLiverpoolはボールポゼッションこそ高かったものの敵陣内に入ったところから密集したエリアの中を掻い潜ることが出来ず、持ち前のスピードを殺されてしまっていました。
ただこれはLiverpoolに不甲斐なさがあったというよりも、とにかくWatfordの積極的なディフェンスが素晴らしく、容易に攻略することは出来なかったという印象でしたね。

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