14ヶ月の努力のおかげ

Kloppのコメント。
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─　Champions Leagueグループステージ進出の意義について

(両手でピースサインを出して)やったぁー！
言える言葉は何でもありますよ。クラブもチームも、みんなこの日のために14ヶ月間仕事をして来ました。
「たかがChampions Leagueに出るだけだ」とか「ただのChampions Leagueだ」と言う人が中にはいることは知っています。ですが我々は持てる力を全て注いで、この大会への参加を望んで来たのです。
選手たちが何度か際立ったプレーをしていましたね。今回のような試合、特にHoffenheimのような相手と戦う時はいくつか問題を抱えることもあります。 フットボールとはそういうものです。ですがグループステージへの出場資格を得たことを私は本当に喜んでいますよ。

─　シーズンをスタートさせたLiverpoolの1番の魅力について

実際に我々が自分たち自身に期待していること、そして皆さんが我々に期待していることは試合に勝つことです。
我々には優秀な選手が揃っています。Roberto Firmino…今日の彼は素晴らしいプレーをしてくれましたが、相手がディフェンス出来ないような時間帯を何度も作り出してくれましたね。
彼はスピードのあるウィングの2人に相手と1対1になれるチャンスを与えていましたし、2人もそこで素晴らしいプレーを見せてくれました。
我々は何度か本当に素晴らしいプレーをしていましたよ。ですが今回の試合の問題は、前半に我々が試合をしっかり支配していたことでした。とても良かったですし、とても危険で、とても冷静にやれていました。得点をさらに重ねることが出来ていたかも知れませんね。

また我々は試合にインテンシティを感じることが出来ましたから、結果を楽観していました。
Hoffenheimに対しては賛辞を送りたいですね。彼らはプレーを止めず、結果に落ち込むこともありませんでした。この素晴らしいスタジアムで良いプレーをするためにやって来てそれを実行したのです。

彼らは少しシステム変更を行い、我々はそれに早く対応しなければなりませんでした。これからは完璧に対応しようと思います。雰囲気も素晴らしかったですね。私にとっては選手たちと話をする上では騒がし過ぎるくらいでしたよ。ですからハーフタイム中に少し慣れる必要がありましたね。そのおかげで後半はより試合をコントロールすることが出来ました。
ずっとは出来なかった時でもある程度はコントロールしていたのではないかと思います。もっと早く得点出来たかも知れませんが問題はありませんね。

─　トーナメントでRedsは何を達成出来るかについて

分かりません。我々がどこまで行けるかを考えるのはあまり重要だとは思いませんね。
グループステージの時はそこを突破してベスト16に進出したいと望みますし、そこに進めばその次へ進みたいと望みます。そういうものですよ。
多くのことが可能ですが、それらの試合への準備がしっかり出来ていても不可能なことだってあります。
今はそこに関われることにとても興奮していますよ。私個人としては正確には分かりませんが、出場は2～3年前になります。そこでの戦いはいつも好きでしたし、今もそうですよ。選手たちもそうですし、観客だってそうでしょう。Anfieldで我々は素晴らしいヨーロッパの夜を過ごすことになるでしょう。その時はあらゆるものが素晴らしく感じられるでしょうね。



─　Canのパフォーマンスについて

彼は素晴らしい選手ですよ。最高のプレーだったと思います。
最初のゴールは見事でした。Sadioからの素晴らしいアシストがあって、よくは分かりませんが恐らくはニアポストでディフレクションがあったんじゃないかと思います。ですがEmreは素晴らしかったですし、相手ペナルティボックス内に多くの選手を入れ続けたことも有効でしたね。

Emreはこの2日間ほどコンディションが悪く、昨日やっとわずかなトレーニングを始められたところだったのです。今朝のトレーニングで彼に状態を確認しましたが、彼は「100%プレー出来る」と言ってくれました。そしてその通りプレーしてくれました。この試合での60分間ほどのプレーで彼は最高のプレーを見せてくれましたから、今日のスタンディングオベーションを受けるに相応しかったと思いますね。

─　彼の出場した時間帯に生まれた3点目以上に良いチームゴールがあったかどうかについて

良かったチームゴール…分かりませんね。恐らくと言うことであれば、我々は良いゴールをいくつか決めましたがどれも非常に素晴らしいゴールだったと思います。
序盤は激しい雷雨のような試合でした。
アウェイで2-1で勝っていれば、次の試合は下がり目に行って様子を見てカウンターを仕掛けてくると相手はイメージするだろうと思います。
だから我々は違うプレーをすることに意味があると考えたのです。ハイプレスを掛けるようにしたのですが、これがとても上手く行きましたね。
我々が繋いだパスの全て、競り勝ったボールの全てが本当に素晴らしかったと思います。
普通は早い段階で3-0にでもなれば少しはブレークを挟もうとするものです。私は好きではありませんが、それが普通です。このブレークの間にJulian Nagelsmannは別のストライカーを投入し、センターバックを1人外してシステムを変更しました。それによってさらに失点を重ねる可能性だってあった訳ですから、それだけでももう勇敢な采配だったと思いますし、そこで少し運を掴みましたよね。

我々にも何度か運がありました。だからこの試合はクレイジーな試合でしたし、9-7で終わっていた可能性もありますね。ですがそれでも我々はグループステージに進出することが出来たのです。そこに進むに相応しかったのだと思います。

─　3点目が決まった時に観客席に向かって「これがフットボールだ！」と叫んだことについて

だってそれを目の当たりにしたんですから！これが頻繁に出来れば私は満足するでしょうね。今はとても満足していますよ。ああいうプレーが出来ることを我々は見せたのです。毎試合は期待出来ませんがトライしていきますよ。

─　Champions League出場は補強計画にどんな影響があるかについて

移籍市場には大きな影響があるでしょうね。我々が出場を繰り返して行けば特にそうでしょう。
試合前に話したと思いますが、今いる選手に劣る選手とは話をする必要が無くなるんですから、特にそういう選手と話をする時は彼らは都度Champions Leagueのことに触れるだろうと思います。今以上の選手を探すのは困難ですから。
異なる考えを持っている人がいるのは分かっています。ですが我々にはたくさんの仕事がありますし、さらに優秀な選手をこのポジションやあのポジションで20人探すのは簡単なことではありませんよ。ですが彼らと話をする時に彼らはChampions Leagueでのプレーに興味を持っていると言うでしょう。クラブは素晴らしいですし、監督もさほど悪くはありませんし、スタッフも同じく悪くは無いんですからね。
今いる選手と契約延長しようとする時だって「Champions Leagueでプレーしたい」と選手たちは言うでしょう。私は「それを一緒にやるのが君の仕事なんだから、我々が仕事をしてくれるのかとかChampions Leagueでプレー出来ないんじゃないかなんて聞かないでくれ。一緒に目指すんだから」といつも思うんですけどね。

今回のChampions League出場決定はこのチームが成し遂げたことであり、だから私はとても満足しているのです。14ヶ月の努力のおかげでそれを達成したんです。素晴らしいことですよ！

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3点目が入った時のKloppの咆哮は凄かったですね。

自陣から7本のパスを繋いで決めたゴールは、選手の動きも含めてフットボールの理想的なゴールでしたから、ああいうリアクションを取りたくなる気持ちも分かります。
相手ゴール裏からの映像を見てもらうと凄さがより分かりますし、相手からすれば止めようにも止められないゴールだったと感じます。

前回出場時はグループリーグで同組に入ったReal Madridにコテンパンにやられてしまいましたが、このゴールのようなプレーが出来るのならばヨーロッパの一線級のチームと戦っても良い試合が出来るだろうと思いますね。


ところで「14か月の努力」と監督は仰ってますが、これはつまり途中でRogersの後を引き継いだ2015-16シーズンは含めていないと言うことですね？…まぁそうか。