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2024/05/17 (Fri)

Tranmere戦で選手たちが重苦しい動きを見せる最中、こちらも重苦しかったSakhoのドーピング問題に対し、ついに結論が出ました。

結果としてはSakho側の弁護人、WADAの研究員の意見陳述を受けた上でUEFAがSakhoに対する疑いを取り下げることとなりSakhoは無罪放免となりました。
当初僕は「さすがに判定が覆ることは無いか」と考え、今後を心配していましたが、杞憂に終わって本当に良かったと思います。

結局は禁止薬物リストに誤りがあったということなのでしょうが、Sakho側が何のアクションもしなければそのまま長期出場停止処分が下っていたのかと思うとゾッとしますネ。
どういう経緯で今回のようなことが起こったのか。詳細は公表されませんがそこには選手のキャリアが掛かっているのですから、完璧なものであってもらわなければなりません。

初回の裁定によってクラブではEuropa League決勝、そして代表ではEuro2016決勝という2つの大舞台に立てなくなってしまったのは本当に可哀想でした。

Sakho本人もこの鬱憤を晴らしたいでしょうし、新シーズンの大爆発に期待しています！

2016/07/09 (Sat) 2016-17 Comment(2)

COMMENT

無題

今回の騒動は不可解です。
これは単純にUEFAのミスだったのでしょうか。
だとすればUEFAから謝罪も賠償もないのでしょうか。
こんな終わり方、まったく納得いきません！

悪即斬さん 2016/07/10(Sun)04:26:40 Edit

悪即斬さん

コメントありがとうございます。

この件に関しては前回の投稿でもご紹介しましたが、UEFAのドーピングリストはWADAのそれに準拠したものであるためUEFAのミスと言うことでは無いでしょう。
今回WADAの研究員にヒアリングをしたと言うのはそういうことかと思います。

恐らくUEFAとしてはWADAのリストに則った物質の検査で陽性反応が出たことをもって初回の処分を下したのでしょう。

驚くべきはスポーツ界におけるアンチドーピングのトップに君臨するWADAの禁止薬物リストに綻びがあったと言うことと、そのリストを選手側弁護人の訴えにより間違ったものであるとあっさり認めてしまったことです。
僕はこの件は法廷闘争にまで発展するんじゃないかと言うくらいに身構えていましたから、ちょっと拍子抜けしました(苦笑)
そういう意味では納得がいきません(笑)

まぁ謝罪・賠償云々については僕らが求めるようなことでもありませんし、LiverpoolとSakhoが納得していればそれで良いのではないでしょうか？
気に食わなければ訴訟と言うことになるのでしょうし。

[ from Rush : 2016/07/10 12:45 ]

無題

いつも楽しく拝見させていただいています
日本でオリンピックで使用されるWADAの基準を超えることができていると言えそうなメーカーは
味の素アミノバイタルと明治ザバスだけとの話もありとても厳しい基準です
解釈の違いで多少のグレーゾーンが生まれる法律と違い
ドーピング物質は疑いない「数値」で判断されるものだと思っていましたので驚きです
サコーがリストにある成分を摂取してしまったのは事実ですので100%災難だったとは言えませんが
ドーピングに当たらない成分をリストに載せていたWADAの責任の方が重いでしょう
サコーには今回の経験をバネにして来シーズンを送って欲しいです

オオユキさん 2016/07/10(Sun)23:31:14 Edit

オオユキさん

コメントありがとうございます。

WADAのリストは膨大ですよネ。しかもそれが何度となくアップデートされて行く訳ですから。
改めて「スポーツ選手であること」の苦労を感じます。

過去にも今回のようなことがあったのかは分かりませんが、厳格であると思っていたWADAの禁止薬物リストが覆されることがあろうとは考えても見ませんでした。
今回のような件が起こってしまうと、彼らが掲げるリストの信頼性が揺らぐことになりますし、スポーツ選手のキャリアに付くべきでない傷を付けることにもなりかねません。
同じように脂肪燃焼系サプリを服用して引っ掛かったToureはどうだったんだろう？などと考えてしまいますからネ。
彼らの責任は非常に重く、再発防止に向けた取り組みをしっかりとしてもらいたいです。

ただ仰る通り、誤りであったとは言えサプリメントを使用した時点でリストに記載されていた薬物を摂取してしまったSakhoにも責任はあると感じます。
前回投稿でも書いたように摂取する前にWADAの誤りを指摘出来ていたのであれば素晴らしかったと思うのですが…。
今回は「セーフ」と言うことで良かったとは思いますが、正直なところSakho側のアプローチには釈然としないものを感じます。

[ from Rush : 2016/07/11 08:40 ]

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