BalotelliはAC Milanへ

昨シーズンの後半からすでに戦力外扱いされていた感のあったBalotelliの移籍先が決定しました。

1年間のローンでAC Milanへ行くこととなり、移籍金等はいろいろな情報がありますが、恐らくローン費用なし、週給9万ポンドはその大半をLiverpoolが持つという情報が有力なような気がします。


そして本人とMilanの間でも契約条件というのがあるらしく、その内容が

・変な髪型にしない
・AC Milanの選手として相応しい格好をする
・SNSでクラブのイメージを損なうような投稿をしない
・禁煙する
・時間厳守
・ナイトクラブに顔を出さない

というまるで中学生の校則レベルの条件で笑えます。
果たしてBalotelliがこんな難しい条件を1年間守れるのか…そこには笑えない結末が待っているような気がしてなりません(苦笑)
というかMilan側もこんな条件が無意味であることくらい分かってて提示してますよネ！？

Balotelliを僅か1年…というか昨シーズンも半稼働くらいでしたから、実質1年に満たない期間で放出してしまうと言うのはとても残念ですネ。
彼の意外性に期待し、どこかのタイミングでチームにハマってくれないかと願っていましたが、結局それは起こりませんでした。


それもそのはず。
「心を入れ替える」と言っていたBalotelliでしたが、実際はそうではなかったようですから…。
Echo紙でJames Pearce氏がBalotelliのLiverpoolでの悪(珍)事を書き連ねていて、結局Rodgersから見限られてしまったようです。
ちなみにどんなことがあったかを書き出しておきます。

・ハムストリングを痛めたと言って練習を切り上げiPhone6を購入。ハムストリングの痛みはその後奇跡的な回復
・Melwoodで喫煙した
・何か月も一緒に過ごしたにも関わらずJoe Allenが誰かを分かっていなかった
・Basel戦の前夜、宿泊先のホテルに仲間を招き入れ明け方まで過ごしていた(当然翌日のパフォーマンスは最悪)
・AFC Wimbledon戦後のクールダウンを拒否した

…とまぁ信じられないことばかりですが、どこかBalotelliらしくて僕的には憎めないんですよネ(苦笑)


「出来の悪い子ほどかわいい」とは言いますが、僕にとってのBalotelliはまさにそれで、この1年いろいろなことが起こるにつけ彼のことを好きになって行く自分がいました。

もちろんフットボールで活躍してくれるのが一番なんでしょうけど、彼はフットボールが全てではないようですし、そんなヤツに「頑張れ」とか「応援してるぞ」とか言っても意味が無いように思うんですよネ。


毎日面白おかしく過ごしてくれればそれで良い。
くれぐれもMihajlovic先生には見つからないように。

彼にはそんな風な言葉の方が相応しい気がします(笑)