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Gerrardの行き先はLA Galaxyに決定しました。

すでにGalaxyのHPでは彼の獲得が紹介されています。契約内容は公表はされていませんが、今年7月から1年半の契約と見られています。
1年半となっているのはMLSが欧州とは違う春秋制を採用しているから。
ちなみに昨年末に現役引退を発表した元ArsenalのHenryもMLSのオフシーズンを利用して短期ローンでArsenalに復帰していましたし、その前にはBeckhamもAC Milanにローンに出ていましたネ。

まぁ本人とクラブ次第ですが、Gerrardにもそんな可能性があったりするのかも知れませんネ。


そしてなぜLA Galaxyに決めたのか。
これについてはGerrardがLFC TVの取材に答えてくれていますのでそちらを和訳せさせてもらいました。

Gerrardのコメント。
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(なぜLA Galaxyを選んだのか)
彼らの僕を獲得したいという望みはとても積極的でしたし、彼らとの話し合いもとてもポジティブなものでしたよ。
基本的に彼らは僕が聞きたいことに応えてくれました。クラブにある勝者のメンタリティについてや、将来の目標について応えてくれました。それが僕の今のキャリアに合うと思ったのです。新しい挑戦をするに相応しいタイミングだと思いましたし、僕の人生においても新鮮で刺激的な挑戦になると思いましたネ。

LA Galaxyが所在する場所というのもとても楽しみなところで、家族にとっても慣れ親しんだ場所を出て新たなことにトライするには良いと考えています。

僕は根っからのScouserで、Liverpoolの街が好きですし自分のルーツを誇りに思っているんです。ですが人生は1度しか無いんですから、新たなことに挑戦し、新たな経験をすることが大事な事だと考えていますよ。それに子供たちを慣れ親しんだ場所から外に出して人生経験を積ませてあげるのも大事な事だと思います。きっとそれは彼女たちを人として成長させてくれるでしょうネ。

今回の新たな挑戦は最高なものになるでしょうし、とても楽しみにしていますよ。

僕はアメリカ合衆国でも最も成功を収めたチームに移籍します。彼らの試合をたくさん見ましたし、所属していた選手の中には何人か知っている選手もいますネ。
選手として自分はこれから数年はまだ良いパフォーマンスが出来ると感じているんです。だからチームに勝つために必要な勝者のメンタリティを植え付けたいと考えています。チームのみんなもこれから勝ちたいと願っていますよ。

選手たちには勝者のメンタリティがあります。彼らは何年にも渡ってそれを証明していますよ。ですがBruce Arena監督やその上の人たちと話をして、彼らはとても積極的であることが分かりましたし、これからの成功を望んでいます。その上で僕を必要としてくれたんですし、それが僕がここでキャリアを全うしたいと考えたきっかけですよ。



(LA GalaxyにはかつてのチームメイトであるRobbie Keaneが所属している)
彼との再会が待ち切れませんよ。彼は友人ですし、良い関係を築けています。Liverpoolで共に過ごした時は楽しかったですし、彼とはプレーの波長が合うので僕が所属している間は彼もいて欲しいと願っています。
他のチームメイトとも団結して正しい方向に向かって行けると確信していますよ。



(Liverpoolファンに向けて)
数日前にLiverpoolファンに伝えたのは彼らから多くの恩恵を受けて来たということです。そんな彼らを長きに渡って代表してこれたことは光栄なことでした。シーズン終了までその思いを持ち続けて戦います。彼らには今シーズン成功をもたらすために僕が全力を尽くすことを約束します。そしてきっと戻って来ます。そしてこれがメッセージです。僕とLiverpoolの関係はこの夏で終わらないと言うこと。永遠に終わりませんよ。

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やはり家族のことも考え、生活環境としても良いロサンゼルスを選んだ面があるようです。
イギリスとは違って温暖な気候ですし、健康的な生活を送ることが出来そうですネ。


… ここから徐々に僕の妄想が始まります …

それにしても、改めて思いますがGerrardの中で相当な葛藤があったのでしょうネ。

Liverpoolでのキャリアに拘るか。
それともフットボーラーとして少しでも多くプレー出来る道を歩むか。

これがまだまだ先々のある若者であれば別でしょうが、残り数年と言う自覚がある中でその残された時間をどう締め括るかは容易く決められるものでは無かったでしょう。

退団のきっかけとなった「試合数の制限」について、実際にRodgersがどういうニュアンスで言ったのかは分かりませんが、もし「他の選手とポジションを争ってもらう」とでも伝えていれば彼は喜んでそれを受け入れ、チームに残っていたのでなはないかと思います。
「試合数を制限する」と言われるのとは全く性質が異なりますからネ。
だからと言ってRodgersが悪いと言うつもりはありません。
きっとGerrardに真摯に向き合ってくれたからこそ、こういう結末になったのでしょう。


今回のコメントを見ていると彼からはプレーに対する意欲、そしてそれをこなし切る自信が窺えました。
Echoのインタビューで彼が言っていたように、ここ数年は股関節や鼠径部の痛みに苦しめられることなくフルシーズン戦ってくれていました。
さらには昨年のWorld Cupを最後に代表を引退しました。
自分なりに年齢やコンディション面を考え、Liverpoolに全てを捧げる準備は整ったと実感していたのではないでしょうか?

そんなさなかの「試合数の制限」の話。
これは彼にとって相当ショッキングだったでしょうネ。


… 妄想は一層深みに(苦笑) …

少し時間を遡りますが、Suarezという核を失っても「ある程度戦える」自信を持って開幕を迎えたであろうGerrardにとって、この半年はまさに地獄だっただろうなと思います。

試合を消化しても一向に上がらないチーム力。
宿願のリーグタイトル獲得はおろかライバルチームから水を開けられる一方の現状に、あと数年しか残されていない自分の姿を描きにくくなった面があったのではないでしょうか?

彼は自分を犠牲にしてまでもLiverpoolのために尽くして来た男。
たとえタイトル獲得の願いが叶わなくとも、これまで同様チームに全てを捧げることでライバルチームに立ち向かい、肉薄し、そしてファンを沸かせることが出来ると考えて当然だと思います。

ですが…ですがその全てを捧げる場(ピッチ)が制限されてしまうのであれば自分の考える貢献すら出来ない。それではここにいる意味が見い出せない。
そう考えたのではないでしょうか?


… 現実に戻ります …

長々と妄想してしまい申し訳ありませんでしたが(苦笑)、GerrardがLiverpoolを離れる決断をした背景についてあれこれと考えていたら「Liverpoolで引退してもらいたかったのに」という僕の一方的な思いは消えて無くなってしまいましたネ。
むしろ新たな挑戦に向かう彼が羨ましく思えて来ました。

あと何年現役を続けるのかは分かりませんが、これからは少し自分のことを中心に考えてフットボールに打ち込むことが出来るようになるかも知れませんネ。


残り半年。
何試合彼のプレーを見ることが出来るかは分かりませんが、彼のLiverpoolでの集大成としてしっかり見届けたいです。
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