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1月3日17:00(現地時間)にLFC TVにて公開されたGerrardのインタビューです。
彼の表情なんか見てると、やっぱり何とか慰留出来なかったのかなぁと思いますネ…。



Gerrardのインタビュー。
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― 今年の夏にLiverpool FCを退団すると発表してから1日が経ちましたが、今の心境はいかがですか?

少し奇妙な気がしますネ。間違いなく僕や家族にとっては感情的な24時間でしたが、まだこれから半年は残っていますし、やるべきことは沢山ありますからそこに集中するつもりです。涙を流したり感傷に浸る時間はシーズンが終わってからでも十分にありますよ。この24時間は辛いものでしたし、これまでずっと思いもしなかったような辛いこともいくつかやらなければなりませんでした。だけどそれがいま現実のものとなって、少し奇妙な気がしますネ。


― このような大きな決断をするにあたって、あなたの心にはどんなものが過りましたか?

何よりもまず家族が第一ということを考えていますよ。そして自分とグラブのことを1つのものとして考えています。あらゆる物事にとって最善なことは何かという辛い決断をしなければなりませんでしたネ。現実に僕は今年の夏には35歳になります。長い間ここにいましたし、8歳の時からずっとこのトレーニンググラウンドに通っていました。いつかそれが終わることは常に考えていましたし、それが感情的な決断を伴うことになるとも理解していました。その決断が今回のものなんです。みんなからはそれに対する意見がさまざま出るでしょうが、僕にとってはこの夏が何か別のことにトライするに相応しいタイミングだと考えています。このクラブとこの街を離れ、しばらく外から眺めて、またここに戻って来る機会があれば良いと考えていますよ。



― 「これが自分がすべきことだ」という考えが浮かんだ瞬間というものはあったのでしょうか?

ありましたよ。今回の決断が心に浮かんだ瞬間はいくつかありましたが、きっかけとなった会話や瞬間というのは、少し前に僕やチームのために試合数をコントロールする時が来たという会話を監督とした時ですネ。それがみんなにとって当然のことだと僕は理解していますが、これほど長い期間、先発メンバーに入りチームの大黒柱としてプレーして来た身としては受け入れるのが厳しい会話でしたネ。でも僕はそれを受け入れていますし、先発であろうがベンチスタートだろうがこれまで同様全力を尽くすつもりですよ。ですが、しばらく外へ出ようという決断に僕を揺るがせたのはその会話でしたネ。



― それは厳しい現実だったのでしょうか?それともいつか来るものと理解していたのでしょうか?

いずれ来るものとは考えていましたよ。僕は人間でロボットではありません。24歳でもない。24歳のころにBrendanに会っていたら良かったなと思いますよ。そうすれば彼とたくさんのタイトルについて話が出来ていたでしょうから。でも現実にBrendanがこのクラブに来たのは僕が32歳の時でしたから。10年前にこの関係を始められなかったのが残念でなりません。いずれ今回のような会話をする日が来るだろうとは考えていましたが、受け入れるには辛い会話でしたし、この決断のきっかけとなった瞬間ではありました。この半年から1年の間いろいろなことがありましたが、それが決め手となる会話でしたネ。



― ご家族が最優先であると先ほど仰っていましたが、奥様やご家族とはどんな会話をしたのでしょうか?

娘たちは熱烈なフットボールファンというわけではありませんが、彼女たちに話すのは辛かったですネ。彼女たちはどちらかと言えば女の子らしい生活をしていますが、父親がこれ以上Liverpoolでプレーすることはないと伝えたのは彼女たちにとって少しきつかったと思います。家族みな感情的になり、僕も辛くなりましたネ。ですがそれと同時に今回のことは楽しみでもあります。家族や僕自身にとって素晴らしい機会となるのですから。まぁそうだとしても辛い決断でしたネ。



― ですがご家族には物凄い冒険をさせてあげることになりますネ。

もちろんですよ。ですが今は個人的にもチームがより逞しく今シーズンを終えること、そしてチームのために何かをもたらすことが僕にとっては重要です。そしてファンを元気づけたいです。彼らは僕らと同様に辛い6か月を過ごして来ましたからネ。僕はいま集中していますし、2日前監督と話をした時には退団のことを気に掛けないで欲しいと伝えました。シーズン終了まで僕はここにいて、最後の一蹴りまで戦い続けますよ。タイトルを獲得して、チームをトップ4に留めたいです。半年後のことを考えれば、もちろん僕は新たな素晴らしい機会に向かっていることでしょう。この街で僕は育ち、外に出たことが無いんですから。これまでとは変わってしまいますが、楽しみにしていますよ。



― あなたを尊敬するチームメイトたちにも伝えなければならなかったと思いますが、彼らの反応はいかがでしたか?

昨日は少しショックを受けていたと思います。まるでクラブ全体の悪いニュースのように取られてしまいましたよ。ですが僕はそう取ってもらいたくありません。Leicester戦後の発表を僕は望みましたが、それは試合への影響が出ないようにしたかったからです。ですが人生は続いて行くものですし、退団の話は普通にあることです。僕たちは互いにハードワークし続けるだけですよ。彼らに対する僕の想いは伝えてありますが、彼らが僕に対して何を想ってくれているのかを知ることが出来たのは僕にとって良かったです。嬉しかったですネ。でも僕たちは男なんだしやるべきことをやらなければなりません。いま僕たちにとってのチャレンジは前進を続けることで、僕はそれが出来ると信じていますよ。



― 私はあなたはずっと前にご自分の決断を受け入れていたのだから感情的になることは全くないと思っていたのですが、まだ全く消化出来ていないように見えますネ…。

まだ消化出来ていませんし、シーズン終了まではそうでしょうネ。ファンや選手、スタッフ、メディア、ずっと一緒に仕事をして来た人たちからもらった支援のメッセージには驚かされました。それを受けて僕は感傷的になり始めてしまいました。ですが僕は強くなってその感情を押さえなければなりません。僕はまだチームを去ったわけではなく、僕やチームにとって非常に重要な6か月がまだ残っているんですからネ。だから僕は強くなってプレーし続ける必要がありますし、数日後には自分のパフォーマンスに集中しなければなりません。



― そういう反響には目を通しましたか?

今は出来ませんよ。テレビのチャンネルも変えてばかりです。メッセージなどには返信したりしていますが辛いですネ。これほど大きなことになるとは思いもしませんでしたが、僕は進まなければなりません。



― いくつかあなたへのメッセージを預かっていますが読んでも良いですか?

いやいや、聞きたくはありませんよ。



― いくつか著名な方のものだけでもいかがですか?

いや、泣いてしまいそうですから…。ここにいる大切な人たちはサポーターであり、彼らはどのフットボールクラブにとっても大切な存在です。幸運にも僕は世界最高のサポーターたちの前でプレーしています。これは今までそして恐らく今後も僕が見て行くであろうものですから、そこから離れるのは辛いことです。



― あなたはずっとLiverpoolのレジェンドとして語られて来ましたが、それについてはどう受け止めていますか?

とても嬉しいですし、光栄に思います。その一員として名を連ねさせてもらえるのは僕や家族にとって素晴らしいことですよ。僕たちはみんな大のLiverpoolファンですし、長きに渡ってクラブを支えて来ましたし、今後もずっと続けて行こうとしているんですからネ。僕が尊敬するレジェンドたちと名を連ねさせてもらえるのは本当に素晴らしいことです。特に僕の父や兄弟にとってはネ。



― そこについては感傷的になっても良いのではないですか?このクラブはあなたの人生のとても大きな部分になったわけですが、同時にあなたは私たちやサポーターたちの人生の大きな部分にもなったわけで…。

素晴らしい関係ですよネ。とても強い…。そういう関係を築くことが出来た僕は世界一幸せだと思いますよ。



― Steven GerrardとLiverpoolは手を取って協力していく仲になるでしょう。あなたは先日、いつかこのフットボールクラブに戻って役に立ちたいと言っていました。それは今回の退団に関わらず、常にあなたにとっての長期的なプランだったのでしょうか?

それは希望しています。自分が役に立てると感じたらクラブに戻って来て手伝いますよ。この先何があろうとももちろん僕はこのクラブのファンであり続けます。ですがよく考えなければならないことだとは思っていますよ。あまりに長い間このようなクラブの一員となり、自分なりに貢献して来たと思いますし、ずっと同じ場所に留まっていたいと願うと思います。僕はただ選手であるSteven Gerrardとして復帰してただお飾りのようになりたくはありませんよ。どんな立場であれクラブを支える役割を担いたいと思います。その時にクラブの経営陣と話をして、僕がチームを支援したり子供たちが選手になれるよう手助けをする役割を与えてくれるのであれば、もちろん僕は検討させてもらいますよ。だってあなたが言ったようにこのクラブは僕の人生にとって大きな部分となっているのですからネ。



― どこに移籍するのか、あなたはあまり話したくないように思いますが、ファンは知りたがっていますし、みんな知りたいと願うでしょう。決定はしているのですか?

それは理解していますし、だから今回発表をしたんです。僕は1月の間ずっと「Gerrardは残留するのか?移籍するのか?」という話題で紙面を賑わせたくありませんでしたし、Brendanや選手がメディアからの質問攻めに引きずり回されたくは無かったんです。それはフェアではないと思いますし、他の人に対する敬意を払いたいと僕は常に考えています。移籍することは監督には可能な限り早く話をしました。Leicester戦の後での発表を希望した理由はLeicester戦とWimbledon戦の間にはそうするのに十分な時間があるし、一晩寝て忘れて他の試合に集中出来ると思ったからです。今サポーターに向けて言えることは移籍先はアメリカになるということくらいです。僕はアメリカでプレーします。ですが僕はまだどのチームとも連絡をとっていないんです。近付いてはいますし、分かり次第すぐに発表はさせてもらいますよ。細々したことをやる必要がありますからネ。その後はタイトル獲得に向けてトライするので、少しの間Steven Gerrardの件は忘れてもらおうと思っています。



― Steven、あなたのことをみんながそんなにすぐに忘れられるとは思いませんよ。これから大切な数か月が残っていますネ。多くの試合がある…。理想のシナリオはどんなものでしょうか?

現実的に考えて、トップ4でフィニッシュ出来るチャンスはまだあると考えています。それがクラブにとっては最重要事項であると言うことは明白ですよ。開幕からの自分たちの出来からすればそれは偉大な成果と言えるでしょう。だけど自己中心的な視点からすれば、僕にとっては常にトロフィーやメダルこそが最重要です。それこそがみんなの記憶に残るものであり、クラブの全てだと言えますからネ。成功と歴史こそがクラブの全てですよ。このクラブでデビューを果たせば、その素晴らしい歴史に加えるべきトロフィーを獲得し続けるプレッシャーと責任が自分の肩に懸かって来ます。僕はずっとそういう環境で生きて来ましたし、これからの6か月もそれは同じです。だからベストを尽くして1つでも2つでも多くのトロフィーを加えたいと思います。



― Melwoodの自分のロッカーの荷物を最後にまとめ、車に乗ってゲートを出る時、あなたはどんな感情になると思いますか?想像出来ますか?

今は出来ませんよ。だけど辛いものにはなるでしょうネ。最後の2週間は恐らくこの24時間がそうだったようにとても辛くなるでしょう。だけど僕はこれまで成し遂げて来たことをとても誇らしく思っていますし、出来ればこのチームと一緒にこれからシーズン終了まで新たなチャプターを描きたいと願っています。ですが最後の試合、最後のトレーニングセッションは拷問のようになるでしょうネ。さよならを告げるのはとても辛いから…。でも出来れば「さよなら」ではなく「また会おう」と言える方が良いですネ。



― 多くのサポーターたちは相当悲しんでいます。彼らに対するメッセージを頂けますか?

メッセージを贈るのは難しいのですが、僕も同じ感情になっています。まだ少し時間はありますし、Wembleyや大きなスタジアムで彼らのためにトロフィーを持って歩くことに勝るものはないと思いますネ。



― 最後は答えてもらわなくても結構ですが、Stevenが尊敬するMargaret Aspinalさんから「彼はこの街にとってフットボーラー以上の存在でした」と言う言葉を頂いています。

…言葉になりませんネ。

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