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前半から退場者を出して10人となった相手に対して2-2のドロー。

落胆を隠すことの出来ない結果ではありますが、試合を通してNewcastleは4-4のラインを崩すことなくしっかりと守っていましたし、Liverpoolは止せば良いのにそのブロックを真正面から強引にこじ開けようとするばかりでしたから仕方のない結果と言えるのかも知れませんネ。


今日はJohnsonが戦列復帰。彼の復帰に合わせて4-3-3に戻すのかと思いきや3-5-2を継続。
Enriqueが膝の怪我によって離脱したことを受けてか、結果が出ているフォーメーションを変えるべきではないと判断したのかは分かりませんが、Johnsonを右WBに置いた3-5-2も見ておきたかったのでこれはこれで良かったです。

そしてEnriqueに代わって、これまたこの試合で戦列復帰を果たしたCissokhoがリーグ戦初先発。Cissokhoはワイドに開いてボールを受けてくれましたが、周囲のサポートが逆サイドのJohnsonほど得られなかったせいであまりインパクトを残すことが出来ませんでした。87分にカウンターを喰らった場面でRemyとの1対1を止めてくれたのは物凄く助かりましたが(苦笑)
まぁ周囲が上手く絡んでくれなかったのは、まだまだ時間が不足しているだけだと思いますので今後に期待したいですネ。

またLucasは2戦連続欠場。こちらは第2子(女の子)の出産立ち合いのため休暇が与えられたそうで、その代役は2戦連続でHendersonが務めました。



一方のNewcastleはColocciniやTaylorなど負傷で主力を欠いていました。
好調なアタッカー陣を揃える今のLiverpoolであれば容易に得点出来るのではないかという期待感が高まりましたが、現実はそう甘くありませんでしたネ(苦笑)
Newcastleはラインをコンパクトに保ってしっかり守っており、主力不在を全く感じさせませんでした。



Liverpoolの動きは局所的には鋭さを見せたものの、全体を通して見ると少し重苦しさを感じました。
特にSturridgeやSuarezはボールを受けにサイドに流れる動きが少なく、Newcastleの4バックの合間を出入りするばかり。
これによってボールはセンターに集中してしまいましたし、選手でごった返すゴール前をパスやドリブルで強引に突破を図る場面が何度も見られました。そして相手の網に難なく掛かってしまう…この繰り返しでしたネ。
それでも4分のGerrardの攻撃参加からJohnsonへのラストパスまでの流れなど何度か良い形は作っていましたし、同じ中央突破を図るにしても様々なバリエーションを見せてくれていました。
そこは評価したいところですけれどネ。
ですが、こんな針に糸を通すような作業に腐心するよりも他に良いやり方があったのではないかという印象が残りましたネ。


どうもLiverpoolは、例えば今回のようにリードを許す流れになったりした時に自らこういう展開に陥ってしまうように思います。
早く追い付きたい、逆転したいという思いが選手たちに焦りをもたらしているからかも知れませんが、ゴールへの欲求が結果的に「中央ゴリ押し」に繋がってしまうように感じます。こういう展開になって良い結果を得られたことはほとんどないのでは?
良い時のLiverpoolはもっとピッチをワイドに使い、サイドから攻撃を組み立てることの出来るチームだと思うんですけどネ。


これが今回勝ち切れなかった理由だろうと思います。

Enriqueの不在がひとつ大きく響いたのかも知れませんが、前線の選手がもっと積極的にCissokhoを絡めてワイドなフットボールをしてくれれば、例え結果が伴わなくてもその方が良かったように思います。この試合ではCissokhoからコレジャナイ感が半端なく漂っていましたが、それは彼自身の能力というよりも彼を上手く活かせないチームに問題があったかなと…。


実際2点目の場面はMosesがサイドに流れつつボールを受けて相手DFを中央から引き剥がしたことで生まれました。
サイドを上手く使いながら中央にスペースを作って行くスタイルこそ、今のチームが最も力を発揮出来るように感じます。

劣性に立たされても焦らず、自分達の力を信じて戦って欲しいですネ。



どうも野暮ったさを感じるオフェンスから抜けられなかったLiverpoolでしたが、Alberto投入と同時に4バックにシステム変更してから少し良くなったように思いました。
4バックと言っても両サイドはかなり高い位置にポジションを取っており、その分厚みがありワイドな攻撃が出来たように思います。
もっと早い時間帯からこういうシステム変更が出来ていれば違った結果が得られていたかもしれませんネ(苦笑)

Albertoも決定的な仕事こそ無かったものの、いろんなところに動いてボールを捌いてくれました。そのお陰で攻撃に良いリズムが生まれましたネ。
アイデアとセンスを持った良い選手だと思いますし、どんどんチャンスを与えて実戦の中で育てて欲しいです。



一方のディフェンス。
最終ラインを崩されるような場面はありませんでしたが、これはYanga-Mbiwaの退場によってNewcastleが前線を1枚削らざるを得なかったことが要因でもあるでしょう。
Remyのスピードには少し手を焼いたものの、Skrtelらは全体的には良く守っていたと思いますネ。


ただ失点の場面ではどちらもLiverpoolの緩慢さが目に付いてしまいましたネ。
1点目はCabayeのミドルが素晴らしかったことをまず称えなければなりませんが、あれだけ余裕を持たせてしまえばそれなりのシュートは打てるでしょう。
Sakhoが危険を感知してポジションを捨てて飛び出して来ましたが「時すでに遅し」でした。
問題は彼らがサイドチェンジでCabayeにボールを渡すところから彼がシュートに至るまでの7秒間であり、ボールを受けてドリブルを開始したCabayeに対してMosesが行くのかCissokhoが行くのかがハッキリしませんでした。…というかCissokhoがちょっとCabayeと距離を取り過ぎたことが大きかったですネ。サイドの上がりを気にしていたのは分かりますが、サイドにパスが出ることが前提で守っているようにしか見えませんでした… (涙)

2点目はリスタートと同時にファーサイドに回り込んだDummettを誰もケアしていないのが一番の問題。
誰かと言えばCissokhoが対応しなければならなかったと思います。
あとはその手前でWilliamsonと競り合ったSkrtelも、とりあえず「Williamsonだけ潰せば良い」とでも考えているかのような緩さ。彼がボールの落下点の競り合いに参加したせいでToureはきちんとボールに触れなくなったようにも見えました。ここでSkrtelがもっとボールに対して責任を持ってくれていればそのまま裏に抜けてDummettに渡ることは無かったかも知れません。

Rodgers就任以降、セットプレーからの失点がなかなか改善されません。監督には何とか解決してもらいたい問題ではありますが、それよりも選手1人1人のボールに対する責任、人に対する厳しさが無くてはどうにもならないように感じますネ。



さて、次節は難敵WBAをホームに迎えます。
昨シーズンはカップ戦こそ勝利を収めたものの、リーグ戦では2戦合計0-5のダブルを食らった相手。
ディフェンスの堅いチームであり、今回のような戦い方が通用する相手とは到底思えません。

今回は代表戦明けで疲労があっただろうと思いますし、その中で自分たちが本来やるべきフットボールが出来なかったのは痛かったと思います。

本来のフットボールが出来ればWBA戦でも良い結果が得られると思いますし、そこで弾みを付けてArsenal戦に向かうことが出来ると最高ですネ。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Newcastle United 2 - 2 Liverpool
19 Oct 2013 , 12:45 , Barclays Premier League(8)
--------------------------------------------------------------
Tim Krul                           Simon Mignolet
Mathiew Debuchy                    Kolo Toure
Mapou Yanga-Mbiwa                  Martin Skrtel
Mike Williamson                    Mamadou Sakho
Davide Santon                      Glen Johnson
Yohan Cabaye                       Jordan Henderson
Cheick Tiote                       Steven Gerrard
Yoan Gouffran                      Aly Cissokho
Moussa Sissoko                     Victor Moses
Loic Remy                          Daniel Sturridge
Hatem Ben Arfa                     Luis Suarez
--------------------------------------------------------------
SUBS:
Vurnon Anita                       Brad Jones
Papiss Cisse                       Daniel Agger
Rob Elliot                         Luis Alberto
Shola Ameobi                       Joe Allen
Gabriel Obertan                    Raheem Sterling
Sammy Ameobi                       Martin Kelly
Paul Dummett                       Jon Flanagan
--------------------------------------------------------------
GOALS:
Cabaye(23)                         Gerrard(42 PK)
Dummett(56)                        Sturridge(72)
--------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Dummett(Sissoko 45)                Alberto(Sakho 63)
Anita(Cabaye 78)                   Sterling(Johnson 83)
Sa.Ameobi(Ben Arfa 78)
--------------------------------------------------------------
REFEREE:
Andre Marriner
--------------------------------------------------------------
BOOKED:
Gouffran(68)                       Gerrard(45+2)
Debuchy(86)                        Toure(71)
                                   Sturridge(84)
--------------------------------------------------------------
SENTOFF:
Yamga-Mbiwa(40)
--------------------------------------------------------------
VENUE:
St James' Park
--------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Alan Pardew                        Brendan Rodgers
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