Fulham事件の結末

Fulham戦でのSuarezの中指事件とSpearingがレッドカードを受けた際にしたLiverpoolの抗議に対する処分が決定しました。

FAのステートメント。
==============================

Liverpool Football Clubは2011年12月5日のFulham戦での選手たちの規律ある行動を欠いたことにより、FAより20,000ポンドの罰金および今後の彼らの行動に対する警告を受けるものとする。

クラブはJay Spearingの出場停止に関する処分は認めたものの、審判への違反行為に対する標準的な20,000ポンドの罰金は受け入れなかった。
しかし独立規律委員会の公聴会において、本日(12月28日(水))その罰金が課されることとなった。

一方、Liverpoolの選手であるLuis Suarezは同試合に関わる不正行為に対するFAの処分を認め、即時適用される1試合の出場停止を受けることになる。
またSuarezは20,000ポンドの罰金および彼がFulham戦終了後にFulhamファンに向けたジェスチャーの結果として彼の今後の行動に対して警告を受けるものとする。

==============================


…ということで何とか年内に処分が決定しました。

まずSuarezに対してはNewcastle戦の出場停止＋20,000ポンドの罰金。
これは言い訳のしようも無く、しっかり反省してもらいサッサと処分を消化してもらえればと思います。
これとは別に彼の8試合の出場停止が控えるLiverpoolにとっては、彼抜きの試合をテストする機会となりますので我々もしっかりチェックしたいですネ。
きっと上手く行くと思っていますが。



ただ、もう一方の何だかよく分からない事件に対する処分はどうしても納得が行きません。
あの時Kevin Friendは選手たちの抗議に「怯えた」と報告書で上げたらしいのですが、抗議を受けた時のやりとりが具体的にどういうものだったのかを明らかにしてもらいたいですし、それを公にした上で今後同様の抗議があった場合は同じ処分を下してもらわなければなりません。

そしてKevin Friendに対しては審判の職を辞してもらいたいです。
もちろん選手が審判に抗議することは褒められたことではありませんが、それに対して「怯えた」と言ってしまうのであれば、試合を正常にコントロール出来る人物とは言えません。

…こんな審判に裁かれたのが災難だったかな。

頼むから辞めてくれ。