ヘッドレス・チキン

Aggerのコメント。
=============================

(Swansea戦について)
良い状態からはかけ離れていましたし、前週からどれほどの落差があったか僕には分かりませんよ。
不可解ではありましたが、それがフットボールなのです。

説明出来ませんネ。
ボールを追いかけてあたふたと走り回っているように見える場面もありました。
彼ら(Swansea)は良いプレーをしたのですから称賛を贈らなければなりません。あのプレーが僕たちのパフォーマンスを悪くしたのです。
本当に、本当に僕たちは酷かったですネ。

僕たちはボールを持ってもすぐに失ってしまいました。全くシャープさがありませんでしたネ。プレスも上手く行きませんでしたよ。
本当に落胆させられることが多かったです。特に前週問題無くプレーした後でしたからネ。

僕たちは自分たちに出来ることは分かっているのです。

(ホームで3戦連続ドローで、6戦中2勝しかしていない)
記録がそれを物語っていますよ。
良い状況からは全くかけ離れていますネ。全員が腹を立て、落胆していたと思います。


(昇格チームに対して過去11戦で3勝しかしておらず、これはLiverpoolの新加入選手が溶け込むのに時間が掛かるからだという矛盾した言い分について)
それは言い訳にはなりませんよ。僕たちはどんなチームを相手にしようともこういう試合に勝たなければならないのです。
僕たちはLiverpool FCなんです。ホームゲームは勝たなければなりませんよ。


(トップ4入りの可能性について)
こういうプレーをしていたら、達成出来ないでしょうネ。
僕たちはもう1段、2段レベルを上げなければなりません。間違いなくもっと良いプレーをしなければなりませんネ。

=============================


Swansea戦で選手たちはボールを追いまわしてあたふた走り回っていたとのこと。
これをAggerは「ヘッドレス・チキン」と言っていましたが、首をはねられた鶏がその後もバタバタと動とくころからこういう表現がされるようです。

首をはねられても動けるとは何たるバイタリティ…ということではなく(苦笑)、何を考えるでもなくボールをただ追い回していただけだったということで間違いないでしょう。



失点に関して今期のLiverpoolはそれほど多くを許しているワケではありませんでした。
退場者2人を出して4失点を喫したTottenham戦を度外視すれば他の10試合で6失点というのはなかなか良い数字だと思います。…数字だけはネ。


ただ今シーズンは、センターライン付近で相手のボールホルダーに対して寄せて行っているのに、周りの選手がそれに呼応して動いておらず簡単にパスを回されてしまうという場面を何度も見せられています。
ここは大いに不満なのですが、どの位置からプレスを掛けるのかは僕が決めることではありませんし、ディフェンス関してはそれである程度の結果を残しているのですから「これが彼らのやり方なんだろう」と受け入れるよう努めていました。

しかしAggerから改めてこういう言葉を聞かされるとやはり疑問を持たざるを得なくなりますし、やっぱり選手たちの思うようには行っていないのかと思わざるを得ません。
彼が指摘したSwansea戦は曲がりなりにもクリーンシートを達成した試合ですから、その言葉の意味はさらに重く聞こえてしまいますネ。


少しショックを受けました。
いや…そうだろうなぁとは感じていたんですけどネ(苦笑)