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正副キャプテンを故障で欠く中、どういう試合を見せてくれるか。
しかも相手は前回PK2発で沈められたWest Brom。彼らはシーズン序盤に強豪相手に惜敗を続け、そしてこのところの4試合では2勝2分。決して簡単な相手ではありません。
前回の対戦ではLiverpool自身が不甲斐ない試合運びをしてしまい、PK2発の逆転負けを喫してしまいましたから、ここは強い勝ち方をしてもらいたいところ。
それから今日はStoke戦で足首を痛めたSuarezには休みが与えられるだろうと思っていました。
ここまで休みをほとんど与えられていないので良い休養になるだろうと…まぁ正副キャプテンにエースまで欠場という選択は怖すぎますけどネ。
しかし今日も彼は得点こそ無かったものの攻撃の核として十分な活躍をしてくれました。もしかするとこの人はフットボールをすることこそが休養になるんじゃないかと思わされます(汗)
前回の対戦ではほとんど走れず、酷い試合をしたのですが今日は選手とボールが良く動いていましたネ。まぁ精度の方はいつもの通りなんですが。
そしてそんな中、いきなりPKを手にします。
Suarezがエリア内でボールをキープしていたところを倒されました。半ばボールを失いかけているような状況で相手に腰を入れられていましたので、取らない審判は取らないでしょうネェという印象。
最近ダイバー呼ばわりされているSuarez(今回は違う)でしたが簡単にPKを与えてもらえて、「あぁまだ審判はSuarezのことをそういう意識で見ていないのネ」と思いました(苦笑)
一方のHodgsonは「それはないでしょ」と言いたげな苦笑い。激怒しても良さそうな疑わしさのあるPKでしたが、このあたりが彼の人間性なんでしょうか?
そのPKの方は蹴るまでに少し時間を取られていたので「外すんじゃないかなぁ」と少し心配しましたが、Adamがキッチリと決めてくれましたネ。
審判によって恵まれた先制点。
しかも開始9分という最高の時間帯での先制に、チームは落ち着いて試合を運ぶことができるようになりました。
…というよりはリードしていることもあってあまり無理をせずに相手なりにプレーしていたという方が正しい表現かも知れません。
Liverpoolがあまりガッツリ相手を押し込まなかったこともあってか、35分を過ぎるあたりからWest Bromが積極的に前線でプレスを掛けるようになりました。
そして彼らにとって最大の見せ場、Liverpoolにとっては最も危ない場面がやって来ます。
前半39分。Liverpoolは相手のプレスをいなしながらディフェンスラインでボールを回していたのですが、Enriqueがそのプレッシャーから抜け出そうと、Downingにパスを出して彼自身も前線に上がろうとしました。ボールを受けた時点で相手のプレスを受けていたDowningはダイレクトでEnriqueにボールを返したのですが、Enriqueがボールの処理をミスってボールを奪われてしまいました。そのボールはOdemwingieを経由して穴のあいた左サイドを走るTchoyiへ渡り、ゴール前まで進出したOdemwingieへ。
足が一歩及ばずシュートは打たれませんでしたが、足に当たっていれば1点ものでした。
あの場面はかなりWest Bromの選手が前掛かりになっていましたので、リードしている状況や時間帯なども考えてクリアで良かったと思いますし、もちろんDowningは「通せる」と思ってのパスだったのでしょうが、僕的には軽率に見えましたネ。
しかしつくづく思うのですが、なんでHodgsonはこういうフットボールをLiverpoolでやろうとしなかったのかなぁ…。
そして前半終了間際に嬉しい追加点が入ります。
相手DFがプレッシャーを受けて蹴り出したボールがLucasに渡り、Lucasはすぐさま右サイドを走るSuarezへ。Suarezは自分のところにCBが寄って来るのを見計らって中央でフリーになったCarrollへ。Carrollが少し処理をもたついたところDFとGKに間を詰められましたが何とか左足を出してゴール。
39分のピンチからほどなくの追加点だったので、これには本当にホッとしましたネ。
今日はこの得点の場面以外にもSuarezとCarrollのコンビで4、5回ゴールを脅かしました。
Suarezがサイドに流れてCarrollを活かすプレーは上手かったです。このまま連係を高めてくれればと期待しています。
後半に入ってからもLiverpoolが優勢に試合を運びました。West Bromの前線からのプレスは続きましたが、彼らのプレスのレベルはさほど高くなく比較的余裕を持ってかわすことが出来ていました。逆にWest Bromの方が消耗しちゃうんじゃないかと心配しましたが、終盤まで頑張って追いかけていましたネ。
Liverpoolの方は70分過ぎからかなり雑になってしまいました。
前線にボールを上手く運べなくなっていましたネ。特にSuarezがいなくなってからはほとんど形らしい形が作れず、Downingのシュートがポストを叩いた場面くらい。
ちょっと疲れているような印象もありましたし、まぁ2-0の終盤ですから「まずは守備」という意識が働くのは仕方ないと言えば仕方ないでしょうか。Stoke戦もありましたから多くを望んじゃイカンのでしょうネ。
もう1ランクも2ランクも上の試合を期待したいのですが、Stoke戦があったことや早い時間に先制点を挙げられたことなど、様々な状況を考えれば上出来の試合だったと思います。
ただネ、Cityがああいう試合を見せていると、つい「Liverpoolも…」と期待してしまうんですよネ(苦笑)
そう。
今日のHendersonは右サイドに入ったこれまでの試合の中で一番良く見えました。
彼自身がサイドからクロスを入れるような場面はあまりないのですが、ボールを受けたら上手くタメを作ってJohnsonのオーバーラップを誘発していましたし、自陣深い位置までしっかりと戻って守備をするなど目立ちはしないのですが良くやってくれました。こういう生き方もあるよなと思いますネ。
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West Bromwich Albion 0 - 2 Liverpool
29 Oct 2011, 17:30 Barclays Premier League(10)
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Ben Foster Pepe Reina
Steven Reid Glen Johnson
Jonas Olsson Martin Skrtel
Gareth McAuley Daniel Agger
Billy Jones Jose Enrique
Chris Brunt Jordan Henderson
Paul Scharner Charlie Adam
Youssouf Mulumbu Lucas Leiva
Jerome Thomas Stewart Downing
Peter Odemwingie Luis Suarez
Somen Tchoyi Andy Carroll
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SUBS:
James Morrison Maxi Rodriguez
Marton Fulop Sebastian Coates
Graham Dorrans Dirk Kuyt
Nicky Shorey Jay Spearing
Zoltan Gera Alexander Doni
Craig Dawson John Flanagan
Simon Cox Craig Bellamy
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GOALS:
Adam(9 PK)
Carrolll(45)
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SUBSTITUTIONS:
Morrison(Scharner 58) Bellamy(Suarez 81)
Dorrans(Mulumbu 62)
Cox(Tchoyi 71)
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REFEREE:
Lee Mason
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BOOKED:
Olsson(35)
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SENTOFF:
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VENUE:
The Hawthorns
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MANAGERS:
Roy Hodgson Kenny Dalglish
ただ、レッズに来る時期を間違った…攻めるべきはGillettとHicks、そしてなにより彼を批判した我々ファンなのかもしれません。
内容もと言いたい所ではありますが、LilywhitesとGunnersがきになる結果を残してきています。おそらく昨シーズン同様争う相手だと思うので、取りこぼし少なく行きたいですね…
Hodgsonについては今WBAで見せているフットボールをLiverpoolでやってくれたらもう少し良い結果を残せただろうなぁと非常に残念に思いますネ。
Liverpoolでの失敗を受けてスタイルを変えたのか、はたまた彼の引き出しの奥底にしまってあったのかは分かりませんが…。
まだ順位を云々言うのは早いのですが、やはり毎年のライバルであるTottenhamやArsenalの動きは気になりますネ。
Arsenalなんて惨憺たるシーズンインでしたから昨シーズン同じ思いをした身としては同情したくなるほどでしたが(苦笑)、United戦、Norwich戦で足踏みしている間にすぐ近くまで迫られてしまいました。
そしてTottenhamは随分逞しいチームになったなぁと…(汗)
4位に入るためにはシーズン75ポイントくらい積み上げなければなりません。
残り28試合で57ポイント。1試合平均2ポイント以上積み上げられればならないので、今のペース(1試合平均1.8ポイント)で行っていると落とす計算になります。
取りこぼしをせず3ポイントを積み上げること。
オフェンスはどうしても好不調の波が出やすいものだと思います。そのためにもまずは堅実なディフェンスが必要だと思いますネ。
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