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いきなりデビュー戦を迎えたSuarez。
そしてその初陣でいきなりキーパーと1対1になるビッグチャンス。
キーパーをかわして蹴ったボールは、正直ミスキックにも見えましたし…相手が完全に戻って弾いたんですがそれがポストに当たって入ってしまいましたし…オウンゴールと見なされてもおかしくない形でしたし…。
まるで神様がプレゼントしてくれたようなファーストゴールでしたが1対1の状況を作り出した飛び出しは見事で、11月の噛みつき処分(笑)以降もしっかり準備をしてたんだなぁと思わせてくれました。
まぁStoke戦ではなくNAC戦に向けてだったのでしょうが(爆)
ゴール以外にもトリッキーなパスを何度か見せてくれて、フットボールを純粋に楽しませてくれそうな選手です。
これからどんどん調子を上げてくれるのかと思うとホントにワクワクしますネ。
エル・ピストレロ。
なんだか呂律が回らないニックネームですが(笑)、新たなアイドルが銃口を向ければいつでもどこからでも相手をしとめられる…そんな印象を持たせてくれました。
笑顔がこれまた素敵なんだワ。
Torres退団で暗くなりかけた道筋に一気に光が差し込んだように思えましたネ。
そして今日も守備陣の奮闘が光りました。
危ないシーンは終了間際の1本くらい。集中力があって慌てる場面は無かったと思いますし、Skrtelが積極的に前にも出て相手を早めに潰すなどとても頼もしい姿を見せてくれました。
よく高さのあるStokeを無失点で凌いでくれましたネ。
これでWolves、Fulham、Stokeの3戦連続でクリーンシート達成。
これは選手たちにとって間違いなく自信となるでしょうし、これでようやく強いLiverpoolを取り戻すことが出来るんじゃないかと思いました。
しかし試合内容は手放しで喜べたわけではありません。いや「喜べなかった」というより「よく分からなかった」という方が相応しいのかも知れません。
まず今日のフォーメーション的に言うと何だったのでしょう。
3-5-2?それとも4-3-2-1?はたまた5-3-2?
ラインの作り方を見てるとSkrtelを右サイドに出した4バックに見えましたけれど…。
ここのところ右SBの守備の脆さを突かれる場面もありましたし、Stokeのパワープレーを考えればそう捉えるのが妥当なように思います。
…で、4-3-2-1を前提に考えると、今度は左SHが誰だったのかがサッパリ分からなくなってしまったんですよネ(汗)
中盤を構成したのはGerrard、Meireles、Lucas、そしてAurelioでした。メンバーだけで見るとAurelioかと思うのですが、 どちらかというと今日の彼は中盤の底でボール捌きに徹していたように見られ、SHとしての動きはほとんどありませんでした。
試合を見ていると、要所要所でこの4人がSHの役割を埋めているように思えましたネ。
左SH不在の時間帯もかなり多く、Johnsonが高い位置に張り出している場面もよく見られました。
Dalglishがどういう指示をしたのかは分かりませんが、いつも通りAurelioにSHを任せたのであれば彼は忠実にその役割に専念したでしょう。
…ということは現実に目にしたように4人で役割を分担したのか、それとも誰か他の選手に任せていたけれどその選手が中央に入りすぎていたか…Gerrardとか。
Suarezが入るまでずっとその状態は続き、まるで期待の新人のためにわざわざ場所を空けておいたかのようでした。
左SHがいなかった間に3つの問題が発生したように思いました。
1つピッチをワイドに使ったプレーが出来なかったこと。オフェンスは右サイド寄りになっていました。
もう1つは前にボールの預けどころが無いJohnsonの効果的なオーバーラップがいっさい見られなかったこと。上がりっぱなしのSBはそれほど怖くありません。しかもそれが右利きのJohnsonなら尚更かな。
そして最後が前節まで見せていた3CMFの良い連携が崩れてしまったこと。前節までは3人が自由の中にも規律の存在を感じさせるような素晴らしい動きを見 せてくれていたように見えていましたが、今日は言わば4CMFのような形になってしまい、規律が乱れたように見えました。
前線に仕掛けても、スペースを突くというよりはスペースの無いところを強引にこじ開けようとしている場面が多かったですし、3人が自由にポジションを入れ替えながらスペースを作り出す動きがなかなか出来なかったように見えました。
相手を効果的に崩せなかったのはStokeの頑張りと見る向きもあるかも知れませんが、僕の目線からは「もっとやり方があったんじゃないか」と…言わば自滅のように見えました。
あぁ…。どうしてこういうめでたい門出を素直に祝えないのか…。純粋じゃないなぁ…(苦笑)
今日の左SHは誰だったのか…すごく気になって仕方のない試合でした。でも今の気分は凄くポジティブですよ。
さて次は日曜日にChelsea戦。
是非TorresにはLiverpoolを相手にデビューを飾ってもらいたいですネ。
現実は甘くないんだよというところを見せてやりたいです。逆に見せられたりして(爆)
お互い意地の見せ合いになるでしょうし、そういう試合を見せてくれれば彼の移籍もポジティブに捉えられるよねーと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Liverpool 2 - 0 Stoke City
2 Feb 2011 20:00 , Barclays Premier League(25)
-------------------------------------------------------------------
Pepe Reina Asmir Begovic
Martin Skrtel Andy Wilkinson
Sotirios Kyrgiakos Abdoulaye Faye
Daniel Agger Robert Huth
Glen Johnson Danny Higginbotham
Martin Kelly Jermaine Pennant
Lucas Leiva Marc Wilson
Fabio Aurelio Salif Diao
Steven Gerrard Dean Whitehead
Raul Meireles Jon Walters
Dirk Kuyt John Carew
-------------------------------------------------------------------
SUBS:
Luis Suarez Danny Collins
Maxi Rodriguez Glenn Whelan
Danny Wilson Kenwyne Jones
Jamie Carragher Richardo Fuller
David Ngog Rory Delap
Jonjo Shelvey Thomas Sorensen
Peter Gulacsi Matthew Etherington
-------------------------------------------------------------------
GOALS:
Meireles(47)
Suarez(79)
-------------------------------------------------------------------
SUBSTITUTIONS:
Suarez(Aurelio 63) Delap(Diao 61)
Shelvey(Meireles 75) Collins(Faye 65)
Fuller(Wilson 66)
-------------------------------------------------------------------
REFEREE:
Anthony Taylor
-------------------------------------------------------------------
BOOKED:
Johnson(55) Huth(41)
Diao(46)
Carew(50)
-------------------------------------------------------------------
SENTOFF:
-------------------------------------------------------------------
VENUE:
Anfield
-------------------------------------------------------------------
MANAGERS:
Kenny Dalglish Tony Pulis
危ないシーンは終了間際の1本くらい。集中力があって慌てる場面は無かったと思いますし、Skrtelが積極的に前にも出て相手を早めに潰すなどとても頼もしい姿を見せてくれました。
よく高さのあるStokeを無失点で凌いでくれましたネ。
これでWolves、Fulham、Stokeの3戦連続でクリーンシート達成。
これは選手たちにとって間違いなく自信となるでしょうし、これでようやく強いLiverpoolを取り戻すことが出来るんじゃないかと思いました。
しかし試合内容は手放しで喜べたわけではありません。いや「喜べなかった」というより「よく分からなかった」という方が相応しいのかも知れません。
まず今日のフォーメーション的に言うと何だったのでしょう。
3-5-2?それとも4-3-2-1?はたまた5-3-2?
ラインの作り方を見てるとSkrtelを右サイドに出した4バックに見えましたけれど…。
ここのところ右SBの守備の脆さを突かれる場面もありましたし、Stokeのパワープレーを考えればそう捉えるのが妥当なように思います。
…で、4-3-2-1を前提に考えると、今度は左SHが誰だったのかがサッパリ分からなくなってしまったんですよネ(汗)
中盤を構成したのはGerrard、Meireles、Lucas、そしてAurelioでした。メンバーだけで見るとAurelioかと思うのですが、 どちらかというと今日の彼は中盤の底でボール捌きに徹していたように見られ、SHとしての動きはほとんどありませんでした。
試合を見ていると、要所要所でこの4人がSHの役割を埋めているように思えましたネ。
左SH不在の時間帯もかなり多く、Johnsonが高い位置に張り出している場面もよく見られました。
Dalglishがどういう指示をしたのかは分かりませんが、いつも通りAurelioにSHを任せたのであれば彼は忠実にその役割に専念したでしょう。
…ということは現実に目にしたように4人で役割を分担したのか、それとも誰か他の選手に任せていたけれどその選手が中央に入りすぎていたか…Gerrardとか。
Suarezが入るまでずっとその状態は続き、まるで期待の新人のためにわざわざ場所を空けておいたかのようでした。
左SHがいなかった間に3つの問題が発生したように思いました。
1つピッチをワイドに使ったプレーが出来なかったこと。オフェンスは右サイド寄りになっていました。
もう1つは前にボールの預けどころが無いJohnsonの効果的なオーバーラップがいっさい見られなかったこと。上がりっぱなしのSBはそれほど怖くありません。しかもそれが右利きのJohnsonなら尚更かな。
そして最後が前節まで見せていた3CMFの良い連携が崩れてしまったこと。前節までは3人が自由の中にも規律の存在を感じさせるような素晴らしい動きを見 せてくれていたように見えていましたが、今日は言わば4CMFのような形になってしまい、規律が乱れたように見えました。
前線に仕掛けても、スペースを突くというよりはスペースの無いところを強引にこじ開けようとしている場面が多かったですし、3人が自由にポジションを入れ替えながらスペースを作り出す動きがなかなか出来なかったように見えました。
相手を効果的に崩せなかったのはStokeの頑張りと見る向きもあるかも知れませんが、僕の目線からは「もっとやり方があったんじゃないか」と…言わば自滅のように見えました。
あぁ…。どうしてこういうめでたい門出を素直に祝えないのか…。純粋じゃないなぁ…(苦笑)
今日の左SHは誰だったのか…すごく気になって仕方のない試合でした。でも今の気分は凄くポジティブですよ。
さて次は日曜日にChelsea戦。
是非TorresにはLiverpoolを相手にデビューを飾ってもらいたいですネ。
現実は甘くないんだよというところを見せてやりたいです。逆に見せられたりして(爆)
お互い意地の見せ合いになるでしょうし、そういう試合を見せてくれれば彼の移籍もポジティブに捉えられるよねーと思います。
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Liverpool 2 - 0 Stoke City
2 Feb 2011 20:00 , Barclays Premier League(25)
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Pepe Reina Asmir Begovic
Martin Skrtel Andy Wilkinson
Sotirios Kyrgiakos Abdoulaye Faye
Daniel Agger Robert Huth
Glen Johnson Danny Higginbotham
Martin Kelly Jermaine Pennant
Lucas Leiva Marc Wilson
Fabio Aurelio Salif Diao
Steven Gerrard Dean Whitehead
Raul Meireles Jon Walters
Dirk Kuyt John Carew
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SUBS:
Luis Suarez Danny Collins
Maxi Rodriguez Glenn Whelan
Danny Wilson Kenwyne Jones
Jamie Carragher Richardo Fuller
David Ngog Rory Delap
Jonjo Shelvey Thomas Sorensen
Peter Gulacsi Matthew Etherington
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GOALS:
Meireles(47)
Suarez(79)
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SUBSTITUTIONS:
Suarez(Aurelio 63) Delap(Diao 61)
Shelvey(Meireles 75) Collins(Faye 65)
Fuller(Wilson 66)
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REFEREE:
Anthony Taylor
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BOOKED:
Johnson(55) Huth(41)
Diao(46)
Carew(50)
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SENTOFF:
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Anfield
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COMMENT
フォーメーションに関して
初めてまして。いつもブログ拝見しています。
ストーク戦のシステムなのですが、3-4-2-1ではないかと思われますがどうでしょうか。3バックが結構ワイドにひらいていたのでわかりにくかったですよね。しかし見る限りその3バックの前にCMでルーカスとアウレリオ、WBのような形で左にジョンソン、右にケリー、その4人の前にメイレレスとジェラード、1トップにカイトではないかと。ただ状況に応じて、3バックにも4バックにも5バックにも見える形ではありましたが、基本はこれでいいと思われます。
ながながと失礼しました。
ストーク戦のシステムなのですが、3-4-2-1ではないかと思われますがどうでしょうか。3バックが結構ワイドにひらいていたのでわかりにくかったですよね。しかし見る限りその3バックの前にCMでルーカスとアウレリオ、WBのような形で左にジョンソン、右にケリー、その4人の前にメイレレスとジェラード、1トップにカイトではないかと。ただ状況に応じて、3バックにも4バックにも5バックにも見える形ではありましたが、基本はこれでいいと思われます。
ながながと失礼しました。
dedehihiさん
初めまして。コメントありがとうございます。
丁寧に解説して頂き本当にありがとうございます。大変参考になりました。
僕も3バックかも知れない…とこの記事を書いた最中もアップした後も凄く悩んでいました(実は今も(爆))。ただそうなると4バック以上に合点がいかないことが多くなるんですよネ(汗)
新しい記事でその辺りを書き出してみますので、もしよろしければ一緒に悩んで下さい(笑)
丁寧に解説して頂き本当にありがとうございます。大変参考になりました。
僕も3バックかも知れない…とこの記事を書いた最中もアップした後も凄く悩んでいました(実は今も(爆))。ただそうなると4バック以上に合点がいかないことが多くなるんですよネ(汗)
新しい記事でその辺りを書き出してみますので、もしよろしければ一緒に悩んで下さい(笑)
無題
スアレス、まさかの、プレミアで実力ぱっと証明できちゃいそうですね。彼にキャロルに、とトーレスの抜けた穴を埋めるのは大丈夫そうですね。それにこれから、って選手でもあるわけですし、これからのリバプールの復興、成長が恐ろしいですw
BUBIMIRさん
コメントありがとうございます&お久しぶりです。
なかなかそちらにお邪魔出来ず申し訳ありません。ちらちら(笑)拝見させてもらっていますが、こちらもなかなか忙しくて自分のブログを維持するので手一杯。コメントを残すまでには至らず…です。
今、LiverpoolサポーターがTorresが退団した後もポジティブに考えられているのは2人の補強によるところが大きいですネ。しかもデビュー戦初ゴールまで決めちゃった暁にはいやがおうにも明るくなります。
Suarez…いきなりやらかしてくれちゃいました(笑)
名刺代わりとしては最高の1発でした。
僕はSuarezは苦労すると思っていたんですけどネ。何せブランクもある中でリーグが変わるワケですから。
まぁ高ぶる気持ちを抑えて冷静に考えれば、あの1点だけでは評価出来ませんし、長くLiverpoolでプレーする間にもいろんなことが起こるでしょう。
それでも面白い選手ですしこれからが本当に楽しみになりましたネ。
なかなかそちらにお邪魔出来ず申し訳ありません。ちらちら(笑)拝見させてもらっていますが、こちらもなかなか忙しくて自分のブログを維持するので手一杯。コメントを残すまでには至らず…です。
今、LiverpoolサポーターがTorresが退団した後もポジティブに考えられているのは2人の補強によるところが大きいですネ。しかもデビュー戦初ゴールまで決めちゃった暁にはいやがおうにも明るくなります。
Suarez…いきなりやらかしてくれちゃいました(笑)
名刺代わりとしては最高の1発でした。
僕はSuarezは苦労すると思っていたんですけどネ。何せブランクもある中でリーグが変わるワケですから。
まぁ高ぶる気持ちを抑えて冷静に考えれば、あの1点だけでは評価出来ませんし、長くLiverpoolでプレーする間にもいろんなことが起こるでしょう。
それでも面白い選手ですしこれからが本当に楽しみになりましたネ。
Profile
HN: ian rush
性別: 男
趣味: Liverpool
自己紹介:
Liverpoolをさりげなく愛しています。
Liverpool Time
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